今回の出稼ぎ先は我が家から比較的近いし、今のところ雪も大したことないから休日にちょくちょく帰ってます。
ただ少々変則的な勤務で、土日に必ず休めるわけじゃないんで10日くらいおきに2~3泊しに行く感じですね。
前回帰ったときは寒波が去った後で積雪が心配だったけど問題ありませんでした。
でもたぶん30㎝くらい積もったんじゃないかな? その後に暖かい風が吹いて一気に消えたんじゃないかと思いましたよ。
ところで暖房用の割木や廃材はすべて燃やしてしまったので翌日は朝から薪割り。
残念ながら油圧の薪割り機とか持ってないので斧とチェーンソーの手作業です …(^_^;
とりあえず3日分くらい割ったらイヤになったんで終わりにしました。普段からやってれば足腰が鍛えられて体力が付きますけどねぇ。
ちょうど地元の友人も休日だったので泊まりに来て3人でのんびり過ごしました。
寒いし不便な面はあるけど、やっぱ我が家に戻ると落ち着くし安心しますね。
あ、私よりウサギの方が正直でわかりやすい。帰って来たときの目の輝きが違うしケージから出すと部屋を走り回って全く戻る気配がないですよぉ …(^_^)
現在の出稼ぎ生活は都会的で快適です。
電気ガス水道のライフラインは当然だし、風呂はボタン押すだけの自動で10分後くらいで入れる。トイレはウォシュレットだしリモコンのエアコン暖房と至れり尽くせりなのですが、これを当然とか当たり前の常識と考えてしまう感覚は危険だと思ってしまう心配症なんだよなぁ…。
我が家の場合は不完全で危ういもんだが電気とネット以外のライフラインを自分で何とかしてるから何があってもなんとかできる安心感はあります。
電気だって引く前は発電機(交流)とバッテリー(直流)の組み合わせでなんとかやってたわけだし…。
そういや今回の帰宅時に玄関扉の鍵が壊れてしまいましたよ。とりあえず応急処置はしておきましたが。
で、近所のホームセンターで見たら同じ形式のが2500円であったので春までに交換するか、別の施錠方式を考えようかと思ったところです。
ちなみにエアコン暖房は空気が乾燥しすぎるので加湿機を使い、喫煙者なので空気清浄機も動かしてます。
我が家の場合冬は雪で湿度が90%とかになるから薪ストーブで適度除湿するわけだし、無駄に広くて部屋も吹き抜けだからタバコの煙など気にしたこともありませんでした(なにより借家じゃなく自宅ですしね)。
余談ですが時々人様の言う「安心、安全」って、いったい何なんだろう?って想いますよ。
個人的には諸行無常の現世にそんなものは無い!ってのが現時点での個人的結論なんですが…。
とはいえ少なくとも財産や社会的地位ではないと考えてて、「馬鹿」「ロクデナシ」「変わり者」と言われ続けてもこれだけは山暮らし当初から変わらないことではありますね。
まあ、自分自身「理想や完璧」にはほど遠く自分でも認めるロクデナシ生活ではあるけど、自分の手の内に生活を創ってゆくことが世間的な「安心、安全」に近づく一歩なのかなぁ?って気はしますが、どうなんでしょうねぇ…。
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テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ
いつもの家庭菜園ネタ… かな?
野菜を作る第一歩として、半野生化して毎年勝手に育つのを除き、
・畑に直接種蒔きする
・ポット等に育てた(もしくは市販の)苗を植え付ける
に大別できると思います。
我が家で苗作りをするのは鳥や動物に食害されやすいダイズ等のマメ類とトウモロコシ、それにキュウリやカボチャ類のウリ科とかかな。
水やりとか手間はかかるけど管理が楽だってのが理由ですが条件次第で直播きもしています。
トンネル支柱に網をかけて鳥やネズミ等の食害を防いでるんだけど、場所が石ころだらけで支柱を立てるのが結構な手間でした。
で、今年は角材を置いてに支柱の穴を開け組み立てる方式にしてみましたよ。
これだと解体や来年以降の設置が楽になるから良いアイデアだと思ったのですが…。
ところが最初は良かったんだけど、そのうちネズミ(手口からそう思われる)に荒らされるようになり、やがてマメ科の苗が全滅するほどになってしまった。
観察してみるとデコボコの地面に置いた角材の隙間を掘って侵入してる事がわかりましたよぉ。
正直それが判明したときはネズミ達に殺意を感じましたね。殺鼠剤(毒エサ)の使用も考えたほどです。
でもまあ冷静に考えてみれば連中に悪気は無いわけでして、単に本能で行動し生きているに過ぎないわけですよねぇ。
我が家に侵入してくるネズミたちも出入り口を発見して塞いだところで、人間みたいに怒ったり逆恨みして家に放火するとか復讐に来るわけじゃありませんし…。
そう思い黙って観察してると通りすがりに鼻をピクピクさせて私へあいさつみたいなことをして行くし、結構愛嬌があってペットになるくらい可愛い姿をしてるしで、悪さをしないなら出入りを許可してもいいかぁ?なんて思ってしまう存在ではありました。
とはいえ我が家でも前にネズミが屋内で繁殖して暴れ回った時期もあり、我慢の限度を超えたため殺鼠剤をまいて全滅させたこともありましたよ(数年したらまた進入されましたが)。
あと「ネズミホイホイ」を仕掛けたりして連中と戦争もしたが、なんか意図的に殺生することにはやっぱ抵抗がありましたよねぇ。
で、苗作りに関しては角材の下にコンパネを張り、侵入経路を塞ぐことで問題は解決しました。
ついでに我が家の屋内にも現在は全く侵入してきません。その理由は意外だったけどウサギと同居するようになってピタリとネズミが入ってこなくなりましたよ~。
ほぼ毎日ウサギをケージから出して屋内で遊ばせてるんだけど、それで部屋のあちこちに獣の匂いが付き警戒して侵入しないのは間違いないかと思います。
昔ネコと同居してたときもネズミが入ってこなくなったけど、それはわかる。
うーん、ウサギも補食される動物だけどネズミはさらに最も弱い哺乳類だからウサギの匂いにも警戒するんでしょうかねぇ… (^_^;
ま、そんなわけでウサギからは他にも色々と教わってるし、山の生き物たちと共存するヒントはきっと他にも沢山あるんだろうなぁ?なんて思った次第です (^_^)
「ビオトープ」という言葉をご存じでしょうか。
実は私も数年前に初めて知ったのですが簡単に言えば「生態系が機能する環境空間」ってことかな? ネットで検索すればいくらでも出てきます。
転じて人工的で小さなビオトープ環境をつくるってのが最近静かなブームとかで、まあ池を作って水棲生物を入れたり植物を植えたりとからしいんですが、私も少々興味はありました。
で、先日メダカやヌマエビ(地元で獲れたやつ)が我が家に来たので「ミニビオトープ的」な池を作ってみようと思ったわけです。
水槽は「舟」と呼ばれるモルタルやコンクリートを練るプラ容器です。
最近滅多に使わなくなったからと野外に置いとけば、カエルが住み着いたり鳥が水浴びしたりしてますねぇ。ついでにボウフラもわきますがメダカがいれば食べてくれるから大丈夫かな?
ついでにカラス等がいたずらしたりトンボが産卵しないよう防獣網をかけておきます。
底には赤玉土、畑の土、大小の石を適当に敷いて、買ってきたホテイアオイと水草のマツモを入れ流木みたいな木も家にあったからこれも浮かべてみました。
見ればメダカも元気に活動してるようだし、今のところ酸素不足にはなってないのかなぁ…?
でもそれだけじゃ物足りない気がしてセリとミツバも植えてみましたよ。
ちなみにセリは野菜売り場の水栽培品を植えてみたらどんどん増えて野生化したやつ、ミツバはそこらで普通に自生してる野草(山菜)でした。
こんな感じで何となくそれっぽくなってきたかなぁ?と思ってはいるけど課題はまだまだ多そうです。
今はメダカ5匹のヌマエビ10匹。現在面白くていろいろと調べてるんですが共生できる他の生き物(淡水の貝とか)も入れてみたい…。
うん、将来は網をかけないでも生き物たちが共存バランスが取れるようになったらいいなぁ。でもそれにはもっと大きな池にして湧き水も引けるように(地理的に我が家では不可能)等々の夢は広がりますが、まずは現実的な落としどころに持って行かなければですよねぇ。
というわけで小さなメダカとエビのおかげでまた日々の楽しみが増えました。
うん、山暮らしならではの小さな楽しみです …(^-^)
猛暑日が続き雨もほとんど降らない毎日ですが、我が家の野菜たちは元気で過去最高の収穫かもしれません (^o^)
一方私は人様から驚かれるほどの日焼け顔であります。紫外線が強すぎるのかなぁ…?
さて、ここ数年は山の動植物の「時期」が変化してる話を時々書いてますが、やっぱ今年も例年とは違うパターンが見られますね。
例えばコスモスの花ですが、
もう先月下旬から花が次々と咲き始めてますよぉ。いつもなら9月になってからなんですけどねぇ…。
そういや毎年梅雨時に咲くツユクサの花も一昨年くらいから9月以降に咲くようになりました。ところが今年は今時期に咲いている不思議です。
コスモスやツユクサは仕事で行くあちこちの現場でも見かけるから我が家だけの現象じゃないみたいですね。
まあ、ネットで調べた開花時期によるとツユクサは5月から9月、コスモスは早咲き種(我が家のは秋に咲く品種)だと6月から咲くらしいので異常とまではいえないが個人的には異例というか違和感ありまくりです。
あと虫たちですがセミに関していえばヒグラシは5月下旬に先発隊が少々鳴いて、しばらく間を置いてから盆くらいから全盛となるのが毎年のことでした。子供の頃はヒグラシがやかましくなると「もうすぐ夏休みも終わるんだなぁ…」なんて想ったものです。
ところが昨年あたりから7月後半からいきなり真っ盛りで鳴いてるんですよねぇ。
そういや夜になるとすでに秋の虫たちの声が聞こえてますよ。
なんというか今年は梅雨以降の動植物の生育が加速されてるような。
我が家の家庭菜園もいつも以上にどんどん収穫できて、なんだか夏を急いでる感じがしてます。ま、今年はかなり手をかけて面倒見てるせいもあるのでしょうがねぇ…。
というわけで今年はもしかして秋の訪れが早いのかも?なんて気がしてますよ~。
植物は日照時間や気温に寒暖の差等を敏感に感じて開花したりするそうですね。たぶん虫たちもそうなんでしょう。
うーん、たぶん地球上で「人間」って生物が一番自然界のことに鈍感で無神経なのかもです …(^_^;
そういや今年の夏ですが、我が家は冷夏でしたね。
というのも電気が開通して以来初めて扇風機を使わずに越した夏だったからです。
確かにクソ熱い日も1週間くらいはあって「そろそろ扇風機を出すかぁ」と考えてるうちに猛暑が終わってしまいましたよ(笑)。
窓を何カ所か開けておけば涼しい風が抜けて熱帯夜にもならずって感じでした。
そして私の体感だけでなく家庭菜園にも影響が出ましたね。
冷夏なのでやはり熱帯系の植物、サツマイモにサトイモやオクラ等の生育が遅く収量も少なかったです。
一応自分が食べる程度は採れたけど、食い切れなくて実家や友人に押しつけるほどは出来なかったなぁ …(^_^;
まあ、他の野菜は例年並みだったので食うに困ることはなかったが、私は個人(経験)的に地球温暖化説を信用してないのでこれからは寒さに強い品種を選ぶようにしようかなぁ。
ちなみに温暖化理論ははあくまで学説(仮説)のひとつに過ぎず、逆に寒冷化説を唱える学者も多いと聞きます。
さて、冷夏のせいか知りませんが今年の山は生き物の数が極端に少なかった。
というか年々生き物が年々減ってることは前にも書いたけど今年は特にですよぉ。
そういや今年はカボチャが1個しか実らなかったわけで、受粉してくれる虫が少なかったせいでは?と。
うん、来年は雌花を見つけて人工授粉してみなきゃですっ (^_^;
で、虫が少ないからそれを食する鳥類や哺乳類も数が減少すると思うわけです。
今年は鳥の声もほとんど聞こえないし動物の気配もあまり感じないホントに静かな我が家周辺でしたよ…。
ところで最近は「地球が壊れてきてるのかも?」なんて話を友人知人達から時々聞きます。
でも経験的には年によって猛暑や冷夏に大雪小雪、雨や日照時間の多い少ない等々かなりの変化があるので私はいちいち「異常気象だぁ~っ」などと騒ぐ気はありません。
地震や火山が活性化したり極端な気候から飢饉や社会的混乱が起きた時代は史実から知ることができるし、昨今は地球の変動期に突入しただけといえるかもです。
ただ個人的には地球どころか宇宙規模での変異が起きてるように感じるのですが、それを書くと長くなるので後日の機会ってことで(トンデモ話ではなく自分の経験から想うことですから念のため)。
というわけですが、別に人の不安を煽ったり悲観的な話をするつもりはないんですよね。
諸行無常の世界に生きているのだから変化は当然のことと受け止めているだけです。
そしてできれば大きな目線から移り変わりを楽しむ気持ちで生活したいと思うのでしたっ (^-^)
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