でたらめ山暮らし/ブログ版

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過疎の山村で想ったこと

 本日仕事で出向いた現場は相当な山奥にありました(しかし最近は遠出が多いな)。
 
 山と川しか見えない(峡谷というのかな?)狭い国道を走り、たくさんのトンネルを抜けた途中から目立たない山道を登った先の一軒家です。
 ま、母親の実家も「落ち武者が隠れ住んだ」とされる歴史ある山奥ですが、それに匹敵する僻地でしたねぇ…。
 
 とても大きな、かつての本家や地主と思われる古い屋敷だけど今は婆ちゃんの独り暮らしです。
 今回は大々的にリフォームして昔ながらの良さを残しつつも、都会人でも生活できるような近代化がなされてましたね。
 「オレ独りしか居ないのに部屋が10以上もあるから困ってるよ~」と笑ってましたが、息子さんは都会に出て公務員をしてるそうです。


 婆ちゃんは「明るく元気でよくしゃべる働き者」という、典型的な日本女性だと思いました。
 個人的には「大和撫子」などというものは明治時代以降に一般女性へ押しつけられた価値観で、それ以前は武家や公家にしか通用しない、庶民には関係ない話じゃなかったのか?って根拠もなく考えてます。
 だから田舎の婆ちゃん達みたいに「思ったことを遠慮なく話し(もちろん場所をわきまえる常識の上で)、情に厚いおせっかい」ってのが、私の中にある「日本女性像」です。
 ただし、きっちりと働いてる中での振る舞いだからこそ美しいわけで、何もせずにワガママ言ってるのとは次元が違うはず…。


 休憩時には婆ちゃん手作りの煮物漬け物等をたくさん振る舞ってもらいました。どれも旬の自家製野菜をメインにしたものばかりです。
 「こんなもんしか無くてねぇ」と言ってたけど、こういうもんを昔から食してるからこそ元気に長生きできるんだと思いますよ~。
 
 ちなみに昼に出してもらった味噌汁は「自家製味噌」だとすぐにわかりました。
 今の我が家も自家製だし、子供の頃から(叔母が亡くなるまで)母の実家から手作り味噌を送ってもらい食べ慣れてましたからね。
 そんな話をしたら「婆ちゃんの味噌汁は美味しいっ、と孫が言ってくれるもんでねぇ」と笑顔で話してくれましたよ (^o^)

 昼食後に山の畑を見学しました。ベテラン百姓の作る畑はとても参考になります。
 特に今回は味噌用のダイズ畑に、来年のヒントを発見しました。


 平らな土地が全くといって無いほどの山間地で、この土地を開墾した先祖は大変な苦労をしたと考えます。
 起伏に富んだ地形の美しさに憧れますが、私みたいな初心者にはとても手が付けられる場所じゃないでしょう。
 …我が家はおおむね平坦な土地だったから「私でも何とかできたんだろうなぁ」と思いましたよ。


 そういや定年を控えた息子さん夫婦が退職後はこの家に戻って永住する予定だそうで、そのためのリフォームだったんですね。
 山の田舎を出て都会生活を送ったが、結局は故郷の良さを再認識して帰ってくる、ってことなのでしょうか?

 …もしも私が田舎で生まれ育ったなら、刺激のない環境と閉鎖的な人間関係に愛想を尽かして間違いなく都会に出て行ったことでしょう。
 でもたぶん性格的に、どのような生き方をしたとしても最後は田舎で山暮らしを選んだんじゃないかと思ってます。
 だから私の場合は、都会に生まれ育ったおかげで「二度手間」にならなくて済んだと考えてますよ …(^_^;


 …などと想いながらすごした過疎の山村は、一足早いコスモスの盛りでした。
 



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