でたらめ山暮らし/ブログ版

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五反百姓よ永遠に…

 今日は仕事で山間地の農家をたずね、話をする機会がありましたよ。
 
 たぶん戦争の記憶があると思われる年配者で、茅葺きの古民家に住み牛も飼っています。
 …軽トラや農機具がある以外は昔ながらの生活を続けてる印象でしたね(もちろん代々の地元農家です)。

 牛糞堆肥と最小限の低農薬で作るコメは、農協に出荷する倍の価格で売れるそうですよ~。
 個性的だけど大声で自己主張するタイプではなく、穏やか控えめで思慮深い方でした。
 一方奥さん(婆ちゃんですが)は明るく元気な方で、とにかく小まめに仕事を見つけては動き回る典型的な「働き者の日本女性」って感じですね (^o^)


 ところで稲作状況について尋ねたら例年よりかなり遅れてるそうで、低温長雨でイモチ病も発生してしまい、やむなく消毒(農薬散布)をしたとのことでした。
 話を聞く限りでは、全国的な作柄も楽観できる状況じゃないみたいに思いましたよ。


 で、お茶飲みしながら思いつくままにいろんな話をしました。
 控えめでトゲのない言葉を選びながらも、自身の生活や経験を元に世の中を鋭く分析して語ってくださいました。

 細かい内容は書きませんが、私と意見の一致したことの中に「大規模農家の育成より既存の五反百姓の維持」がありました(50町歩を耕作する一戸の農家を育成するより、百戸の五反百姓を維持させた方が良いって考えです)。
 「日本の歴史や国民性からみて、アメリカ型の大規模農は無理」と語ってました。
 これについては前にブログでも(私としては珍しく)自分の意見を書きましたね。
 そして中山間地の「五反百姓」を維持するには、もう希望する「ヨソ者」を積極的に受け入れるしか方法がないと思いますし、それも同意見でした。
 

 そういや私が接して聞いた範囲ですが「山間地の過疎化は何とかしなきゃいけない最重要課題だ~」と、どなたも問題意識を持ってるようでした。
 だけど「土地の若者が出て行くのは困るが、ヨソ者を入れることだけは絶対にお断りっ!」という主張の方ばかりでしたよ (^_^;
 …意見を言える身分じゃありませんが、もし私がその土地に生まれ育ったとしたら、やはり愛想を尽かして出て行ったことでしょうねぇ。


 最後に本日うかがった話で「予言」されたことを書き留めておきます。
 「抜本的な農政改革をしない限り、この山間地の大半は5年後に茅と葦の荒れ地になってるだろう」
 「期待の大規模農業も10年後には諸事情から機能しなくなって、社会問題になってるだろう」
 …とのことでした。

 予言が当たらないことを祈ります。
 だけど今の無力な私にできることは、せいぜい我が家にイモやカボチャを植える事くらいですかねぇ…。

  


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テーマ:ひとりごと - ジャンル:ライフ

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