でたらめ山暮らし/ブログ版

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自分なりの自給自足を考えてみた

 相変わらず実家で引きこもり生活をしてますが、頭の中はそろそろ山に帰ってからのことを考えてまして、暇に任せては農業について調べてるところです。


 去年まで我が家の家庭菜園は肥料に堆肥を作り人糞を撒くのが基本でして、補助的に化成肥料を使うこともあるってスタイルでした。ちなみに農薬は使ったことがありません(使い方を知らないし)。
 私としては専業農家の手伝いをした(地元で米農家、北海道で野菜農家)経験から想うに、近代農法を否定する気は全くありません。
 しかし個人レベルの自給菜園なら、機械や消毒(農薬散布)と化成肥料は無くとも十分可能だと考えてます。


 無農薬の自然農法といえば去年亡くなった福岡正信さんが有名で、私も昔買った数冊の著書を持ってます。
 ま、奥が深すぎてあまり真剣に読んでないから多くは語れないけど、農業その他に関する相当な知識(若い頃は近代農法を指導してたとか)と独自の哲学を理解した上でないと難解かなぁ?というのが感想です。
 さらに氏の提唱する米麦の二毛作は雪国じゃ現状ほぼ不可能なんで、本の通りに実践はできません。

 水と肥料を極力抑える「永田農法」は、化成肥料に抵抗がなければ家庭菜園に比較的向いてると思いました。
 美味しいトマトの作り方を北海道の農家から教わった時に知り、最初は驚いたもんでしたよ。だけど身が割れにくく糖度の高くなる事実を自分でも確認したわけです。
 そういや最近は我が家の地元でも、トマトに雨を当てないように栽培するのが常識になってますよねぇ。

 ところで一番驚いたのが完全な無肥料栽培でした。
 数年(5年あれば結果が出るらしい)野菜を植えてると、近代農法と遜色ない収穫ができるようにすることが可能なんだそうです。理論的には説明できないが現実にとれるから不可思議ってことで、時間はかかるけど私も試してみたくなりましたよ~。

 あと近代農法のカテゴリーに入ると思うが、昔読んだ井原豊さんの米作り本も面白かったですね。
 収穫後に牛糞を入れるだけで田植え時の元肥は一切なし。中間に出穂期を狙って?化学肥料の硫安(チッソ分)を一発入れるだけ、って単純明快な農法という記憶だけど、もし私が農家になったとしたら是非試してみたいと思いましたねぇ。


 というわけで、他にもざっと調べたり乏しい記憶や知識で知った限りでも多種多様な農法があるわけで、私ごときが「どれが正しい」と結論づける気もありません。
 人間だって主食を米にする人(民族)もいれば麦や他の穀類を食べてる人もいる。肉食を好む人もベジタリアンもいるし、小食な人も大食漢もいるわけです。
 だから健康に寿命を全うできるなら、野菜(植物)だって何を食べて生きてもいいんじゃないかと考えてたりしますよ。

 ところで山林に無肥料でいきなり野菜を植えたらどうなるかは体験済みです。
 成長が遅い上に雑草には負けまくりで、カブがラディッシュ(二十日大根)くらいの大きさにしかならず、野草みたいに繊維質で固いものでした。味自体は甘みがあって美味しかったけど…。もちろん我が家の環境やその年の天候の影響もあるだろうから、一概に言えないわけです。
 様々な農法は沢山紹介されてるけど、結局は自分やその土地に合ったオリジナルを工夫する必要があるんじゃないか?ってのが現時点での結論というか、テーマですね。
 

 ちなみに私は山暮らしで呑気に楽しく食えればそれで良いわけでして、農業をそれほど真剣に学んだり研究する目的は、少なくとも現時点で無かったりします。

 個人的には生活してる自然環境や「土」への理解を深めながら、無理せず今までの延長線に「先人の得た経験や知識」を"応用"してゆけたら面白いじゃん、って考えてるレベル。
 それに我が家の家庭菜園だって一応は「自分の得た経験や知識」が生きてる土地だから、自分のやってきたことも大事にしてみたいんですよ。

 そして安易な結果を求めるより野菜を通してそれだけじゃない、もっといろんなことを野垂れ死にする前に少しでも知りたいわけです (^-^)







 で、最後に全くの余談なんですが、お付き合いのある専業農家(手伝ったことはない)の経営者と話したことです。
 その方は将来の日本のためには原則「小規模農家(通称"五反百姓")」は消えてもらうべき、という意見を語られてました。
 確かに経済中心の視点で効率効果を考えるなら、極めて合理的正論だとは思われます。

 私は自分の意見を述べられる身分じゃないから、話を伺ってから控えめに「だけどもし、石油と肥料が輸入できなくなったら、どうすればいいのでしょう?」と質問したのみです…(ちょうど石油と肥料が高騰した時期でしたしね)。

 大規模農家育成は既定路線ですが、もしも五反百姓の温存(および希望者への譲渡制度も含む)を訴える候補者がいたならば、私はその人に一票を投じることでしょう。
 五反程度の面積なら、すべて手作業で耕作してきた歴史がありますからね…。

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テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用

コメント

わたしも無肥料栽培には興味があります。でも今のところ自然農法地でも肥料を使います。でなければたいした収穫にならないことは歴然としてるからです。長い目でこの農法にかかわっていこうとおもっています。
 それからデタラメではない山暮らし、おもしろいです。

  • 2009/03/10(火) 09:04:33 |
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コメントありがとうございます

私も同感です。
中には始めから無肥料でいける野菜もありますが、そうはいかないのが大半ですよね。

去年サトイモで試した結果ですが、無肥料と少量の施肥をしたものでは収穫にはっきりと差が出ました。
肥沃でない土地で結果を急ぐなら、やはりある程度の肥料分は必用と実感した次第です。

それでも無肥料栽培の興味はつきないから、今年開墾する予定の一区画を試験用地に当ててみようと考えてるところです。

  • 2009/03/10(火) 22:14:15 |
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  • むてっぽー #g3xRiuA6
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時代は、農業!かも・・・

ワタシも、農業経験は、無いのですが・・・
いずれは、宮崎でやろうと思っていますので(基本は、自給自足ですが、アワヨクバ販売したいし、収入に結び付けたいし、もっと欲張れば、この時代、就職先を見つけにくいであろう大学生の二人の息子の将来に役立てればいいな~なんて・・・)

家庭菜園のブログや、鶏小屋掲示板などを何年間も拝見して勉強していますので、
自然農法の福岡正信さんや永田農法などには 、とても興味があります。
でも、農家の方のブログなどで
収穫が、
すご~く天候に左右されるし、
病害虫や農薬や肥料の関係などを研究し、苦労されて栽培し、手間ひまを掛けて、出荷されているのに
大阪の八百屋さんでは、とても安価で売られている野菜を見て、
ウワァーッツ!自分が育てた野菜なら、こんな値段では、絶対に売りたくないな~と、いつも思いながら買っています。
すごく難しそうですね。

  • 2009/03/10(火) 23:43:52 |
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  • まる #-
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畑いじりをする中高年です。

トマトとか、特には大豆などは無肥料でいけるようです。大豆の後作にとうもろこしを作付けすると輪作的に良いと聴きますが、大豆が地中に養分を作ることが関係しているのでしょうね。それでもとうもろこしは基肥、追肥と施します。そうしない穂は太くならないし、実の粒数も違ってくるようです。でも実際、無肥料で育つことも聴きますから、わたしはまだ自然農法を始めてまだ2年ですが、太陽エネルギーを蓄えていく畑地の可能性を楽しみにみているのですよ。
 これからもよろしく。

  • 2009/03/11(水) 09:58:56 |
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  • seed #-
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コメントありがとうございます

>まるさま
確かに売られてる野菜を見ると消費者の立場ではうれしい限りですが、育て収穫する立場で見るとがっかりします。
農家の知人から「地場野菜の売り場を紹介してやる」と言われたけど、少量の余剰野菜を持ち込む程度じゃ手間と車の燃料代で赤字ですからねぇ。

過去にニンジンが高騰して笑いが止まらなかったり、暴落してキャベツ畑を泣きながら潰したりする姿などを見ると「野菜農家ってギャンブル性があるなぁ」と思ったりしました。
どうやら現状じゃ知人にお裾分けして、お礼にお酒をいただいた方が効率よさそうです(笑)


>seedさま
私も大豆と落花生は昨年ほぼ無肥料でまずまずの収穫でした。鳥獣害に注意すれば痩せ地でも作りやすそうですね。
肥料食いのトウモロコシは追肥が面倒だから堆肥を積んだ回りに植えて調子よかったのですが、タヌキとカラス(と思われる)に全部食われてしまいましたよ(苦笑)。今年は網をかけて対策せねばです。

今年も輪作を考えながら植えるわけですが、トマトとシシトウの一部が連作で(後で気がついた)何ともなかったから、あえて連作箇所をつくって様子を見てみようなんてことも考えてます。
いろいろ興味や課題が山積ですが、のんびり取り組んでゆこうと思います。

  • 2009/03/12(木) 21:23:01 |
  • URL |
  • むてっぽー #g3xRiuA6
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