でたらめ山暮らし/ブログ版

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野垂れ死に向かう道

 このブログを始める以前の話ですが、実は脳卒中になった過去がありました。


 あの時は山から実家に住民票も移し、派遣でIT関係の仕事を始めた頃でした。
 山暮らしの方はある程度形になったから別荘に使うこととして、親も年だしここらで東京を拠点にして真面目に働こうかと、珍しく世間並みなことを考えたわけですね。


 そして新しい仕事にも慣れた頃に、職場で不可解な症状が出ました。
 突然左右の目の焦点がバラバラになって部屋が回転してる錯覚に襲われ驚きましたよ。上司に症状を告げてその場でしばらく休ませてもらったんですが、回復しそうにありません。
 幸い意識ははっきりしてるし普通に(たぶん)しゃべることはできるけど、PCの操作は全くダメ。本体はもちろんモニタの電源を切ることすらできないんですよ~。…電源ボタンを押してるつもりなのに、結果は画像調整とか関係ないボタンばかり押してしまい話になりません。

 そこではじめて「どうも脳卒中の症状みたいだなぁ?」と気がついたけどそのことは話さず、具合が悪いとだけ言って早退させてもらうことにしました。
 職場の人から「救急車を呼ぼうか?」って言われたけど騒ぎを起こしたくないんで断り、一応は歩けるんで(部屋の回転現象はおさまったし)自力で電車に乗って帰宅しましたよ。

 しかしどうやら右半身をやられたみたいでまっすぐ歩けなくて、それは自分でもわかりました。
 たぶん自販機で切符を買うことはできなかったと思いますが、プリペイドカードがあるんで何とか自動改札は通れましたよ。
 で、やっと帰宅して派遣会社に連絡しようとしたけどケータイがかけられない。番号押したつもりなのに、何度やってもiモードや設定画面等が開いてダメなんですよねぇ。
 親に心配かけたくないから「具合が悪い」としか言わなかったんで、頼むわけにいかないし。…仕方ないからとりあえず寝ることにしました。 

 で、1時間くらい寝て目が覚めたら、それまでの症状が消えて治ってましたよ。


 だけど自分でもさすがに「こりゃヤバいぞっ!」って思ったから、翌日から仕事を休んで病院に行きましたね。
 2日かけて精密検査をした結果は、やはり脳卒中(確か脳塞栓)でした…。
 医師からMRIの写真を見ながら説明を受けたけど、血管が詰まった結果回りの細胞が少し死んでる様子が写ってましたねぇ。ま、そのことより自分にも脳ミソがあることを実証されたことの方に驚きましたが …。

 話では「たまたま運がよいことに」血管の詰まりが自然にとれたんだそうです。
 症状の経過を話したら「なんで救急車を呼ばなかったんだぁ?」とメチャクチャ怒られましたけどねぇ…。
 ちなみに脳卒中って年寄りがかかるもんだと思ってたけど、実は30代からよくある病気なんだそうですよ。


 結局そのまま大事にも至らず(医師には内緒で)すぐに職場復帰したけど、あの出来事は私の意識に変化を起こしました。

 ・自分は座りながらPCとかで神経を使うより、体を動かす仕事の方が向いてる
 ・人間いつポックリ逝くかわからないから、生きてるうちに好きなことをした方が良い
 ・やっぱ都会生活は性に合わないや~っ

 ってことですね。
 だけど以上のことは初めて考えたことじゃなく、山暮らし中は普通に思ってることだったわけです。


 私は基本的に自分に都合の良い解釈をする性分だから、あの出来事ってのは 

 「"世間の価値観"とかに合わせ、自分を殺した人生を送ってもいいのかぁ~?」
 「"豊かな老後"とかを目指して、明日ポックリ死んでも後悔しないのかぁ~?」

 と、自分の体に問われたんだと今は考えることにしてますよ。


 というわけで、それから間もなく半年続けた仕事を辞めて山に戻ってしまいました。
 親には申し訳ないが、やっぱ私は好き勝手に生きたい「ろくでなし」でした f(^-^;


 あれ以来、脳卒中の症状が全く出ないのは幸いです。
 そういや運が良いことに今まで入院するような怪我や病気をしたこともないし、骨折や捻挫の類も経験がありません。
 なので人生最大の大病といえば、現時点じゃあの時の「脳卒中」でしたよねぇ…。

 私は実家のことを別にすれば独身で自分の家族を持ってませんし、子孫を残すほど優秀な遺伝子も持ってないわけです。
 だから結局は「いつ野垂れ死ぬかもしれない」可能性を秘めながら「悲惨な老後」を目指して生きてゆくのがお似合いなんでしょうね (^o^)

 


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テーマ:ひとりごと - ジャンル:ライフ

コメント

脳卒中とは恐ろしいですね。
30代でも起こるんですね・・・汗
僕も年寄りの病気だと思ってました。
でも自然に治ったってのは凄く運が良いですね。
 今の僕は子供も妻も仕事もありませんから、
何も背負うものはありません。
でも僕は一人で老後を迎える覚悟までは無いんですよね。。。

  • 2009/02/16(月) 19:34:17 |
  • URL |
  • タカユキ #axJ3H2cE
  • [ 編集 ]

おはようございます。

PCで仕事しながらブログみさせていただきました。
また、明日ゆっくり見させていただきます。
ブログ応援させていただきます!
それでは失礼します。

  • 2009/02/17(火) 09:06:47 |
  • URL |
  • ★KEEP BLUE★ #-
  • [ 編集 ]

IT関係の仕事の職場って、労働時間が不規則で、すごく過酷な労働条件で心身を病む人が多いと聞いています。私の長男も大学生でIT関係を目指していますので、人事では無く感じました。
独身で家庭を持っていないので、「悲惨な老後」というのは、間違いだと思いますよ、家庭を持っていても幸せいっぱいの人なんて、ほとんどいないし、いろいろな家庭を見て思います。皆、たくさんの問題を抱えて苦しんでいますし、
親の介護をする方も、される方も不幸な家庭もたくさん見てきましたので・・・
ワタシは、子供達に世話にはならずに特別養護老人ホームに入るつもりです。
むてっぽーさんが不安になる気持ちは、分かりますが、全然問題ないですよ。
どうぞ、心穏やかに、今の暮らしを楽しんでくださいね。
自給自足的、田舎暮らしにあこがれるワタクシは、むてっぽーさんのブログ更新を、とても楽しみにしています。よろしくね!

  • 2009/02/18(水) 08:29:56 |
  • URL |
  • まる #-
  • [ 編集 ]

月別アーカイブ拝読

 初めまして、うみのじろうです。
 月別アーカイブを、全部読ませて頂きました。うまく表現できませんが、驚き、共感、感動、等々でした。こんなすばらしいブログを、無償で読ませて頂いてありがとうございます。
 むてっぽーさんは、決して「ろくでなし」ではありません。一番の親孝行は
むてっぽーさんが、幸せな人生を生き抜かれる事ではないでしょうか。
 私も、いずれ一人で田舎暮らしをしようと思っています。もう少しで年金がもらえるのと家賃収入で、生活費はなんとかなるのですが、引越し資金と身辺整理で数年後になりそうです。
 むてっぽーさんとは、ポリシーが違うと思いますが、私が心惹かれる方々をご紹介します。
http://tomtomphotos.com/?search=%B7%C3%CD%A6%A5%AA%A5%B8%A5%A3
http://www.youtube.com/watch?v=lWKth-FlbtY
 ご要望があれば、他にもあります。
 

  • 2009/02/18(水) 11:47:58 |
  • URL |
  • じろう #MP9QkYq6
  • [ 編集 ]

ブログを留守にしてる間にいろんなコメントを頂いてて驚きました。


>タカユキさま
毎度ありがとうございます。
確かに運が良かったですねぇ。後で考えれば、あのまま死んでたかもしれなかったわけですから…。
とにかく親より先に「あの世行き」はイケナイことだと思いましたよ。


>★KEEP BLUE★さま
コメントありがとうございます。
気まぐれな書き捨てブログではありますが、今後ともよろしくお願いします。


>まるさま
コメントありがとうございます。
私が経験したIT関係の仕事は神経がすり減って(特に人間関係)ストレスが溜まりました。土方の現場で親方に怒鳴られてた方が百倍気楽だったと思いました。
確かに完璧に幸せで問題皆無な家庭や人生なんて無いのかもしれません。私もそうですが出来る範囲でボチボチ片付けてゆくしかないみたいですね。

ところで農村の家庭を見て感心するのは、爺ちゃん婆ちゃんにも家族として大切な役割があり、年寄りの経験や知恵が生きてることです。
私の親は最近テレビを見ながら「日本の良さが壊れてしまった…」って話してます。何も出来ない私ですがその意見には同感してしまいます。


>じろうさま
コメントありがとうございます。
好意的な意見を頂けると私も少しは気が楽になります。
結局あの件で実感したのは、都会で安定したサラリーマン生活よりも、山でタヌキやウサギ達に囲まれて生きてる方が「私は幸せ」ということでした。
田舎暮らしを計画されてるそうですが、気に入った土地が見つかるといいですね。

リンク先の沖縄(八重山)は昔2ヶ月近く旅したことがあります。良い思い出ばかりで是非また訪ねてみたい土地の一つです。
もっとも観光よりも島酒ばかり飲んで遊んだ記憶が大半なのですが…。

  • 2009/02/18(水) 22:29:22 |
  • URL |
  • むてっぽー #g3xRiuA6
  • [ 編集 ]

私も山暮らしを目標にしています。競売物件って厄介な人たちが絡んできて素人が手を出すものじゃないと思ってましたが、これなら大丈夫みたいですね。勉強になります。ところで東京の人が縁も縁もない地方の競売にどうして参加できたのですか。?物件との出会い、経緯をお聞かせ願えたらうれしく思います。

  • 2009/02/19(木) 15:39:24 |
  • URL |
  • 江田島平八 #-
  • [ 編集 ]

八重山旅行記

 むてっぽうーさんの「八重山旅行記」 書いてもらえると
うれしいです。私も、観光にはあまり関心はありません。
 むてっぽうーさんが、どんな体験をされたのか、知りたい
です。

  • 2009/02/20(金) 13:46:22 |
  • URL |
  • じろう #T3r6dOGU
  • [ 編集 ]

ありがとうございます

>江田島平八さま
 コメントありがとうございます。
 物件ですが、現在は全国の「裁判所の競売」や「国税局の公売」情報がインターネットで検索すると出てくるはずです。

 私の場合は「単に安いから」という理由であまり考えず現在の山林を選んだわけですが、家屋の場合は厄介な人種が関わってる場合もあるそうで(知人がそうでした)、実際に現場を調査してから裁判所と相談の上で入札されるのが賢明かと思います。
 また情報自体は自宅でも手に入りますが、入札と落札後の手続きは現地の裁判所にて行う必要がありました。

 その辺のことと私自身の競売体験は2007年11月19日のブログ(http://detarameyama.blog64.fc2.com/blog-entry-295.html)に書いたので、よろしかったら参照してください。

 
 
>じろうさま
 八重山旅行記ですか。
 私の旅は沖縄に限らず北海道や海外でもそうなんですが、近所へ買い出しに行き自炊して飲む以外は何もしないのが基本です。
 単に知らない土地で生活してるだけなので、毎年旅をしてるくせにブログで旅行記が書けない状態だったりしますよ(苦笑)。
 だけど沖縄は個人的にカルチャーショックを受けた土地だし、当時の写真を見つけたら思い出して何か面白そうなネタが書けるかもしれないと思いました。
 

  • 2009/02/22(日) 00:22:04 |
  • URL |
  • むてっぽー #g3xRiuA6
  • [ 編集 ]

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