でたらめ山暮らし/ブログ版

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昔話 23 小屋組と突然の大雪

 ログ建設の続きですが、骨組みができたのでいよいよ屋根工事です。


 まずは棟木や母屋に垂木という勾配の材木を渡します。
 材料には安価なSPF(ツーバイフォー)材を使用しましたが、一本じゃ長さが足りない(18尺)から途中でつないでます。
 ちなみにSPF材は長さの単位を"フィート"で表すけど、日本の家屋で使われる"尺"とほぼ同じ(フィートの方が少しだけ長い)なんで違和感なく使えますよ。
 ツーバイフォー(2×4)住宅の屋根には2×6や2×8材を使用されてるのをよく見ますが、我が家の小屋組は和風建築で束や母屋できっちり支えてるから2×4材で問題ないと思います。現実に3mを超える積雪にビクともしませんからね。



 写真は垂木を渡し始めた頃ですが、これ以降屋根が完成するまでの写真がありません。
 この時期は人様の仕事も忙しい上に、雪が降るまでに何とか屋根を貼り終えたい切羽詰まった状況でして、もう呑気に写真を撮ってる場合じゃなかったんです。
 そしてこれ以降はあまり写真を撮る習慣がなくなってしまいました…。


 垂木が終わったらその上に野路板とよばれる屋根の下地板を貼ってゆきます。
 仕事が早いから構造用合板(ラーチ)を使ったけど、大工さんの話じゃ野路板に合板は耐久性に難がある(特に日光で高温になるトタン屋根の場合)から単板を使った方が良いそうですが、後の祭りでした。
 ま、今のとこ問題ないから将来屋根を張り替えるときにチェックすればいいかな?って感じです。

 ちなみに野路板を固定するのに珍しく釘を使いましたね。
 簡単にやり直せるように我が家はインパクトドライバーでビス止めが工事の原則なんですが、後で剥がす予定もない作業だから釘打ちした方が早くて安上がりなわけです。

 それと危険防止のため原則屋根に上らず、内側から上半身を乗り出して野路板を貼ってゆくようにしました。
 私は正直高いところが苦手なんですよねぇ…。
 それでもてっぺんにある最後の一枚だけは屋根に上る必要があるんで、安全帯にしがみつくようにおっかなびっくりの作業でした。
 どこにもつかまらずに立ってられる勾配は5寸(1m進んで50cm上がる割合)くらいが限界ですが、我が家は基本7寸勾配です。屋根のてっぺんは地上から6mくらいの高さで相当な恐怖を体験しましたよ~ (^_^;


 次は野路板の上にアスファルトフェルト(ルーフィング)とよばれる防水紙を敷いてタッカーで止めてゆきます。
 ここまで来れば当分は雨の心配をしなくてすむのですが、雨じゃなくて初雪が降ってしまいました。しかも一晩で50㎝という時期的に反則技の積雪ですよぉ~。
 ついでに当時乗ってた車は「雪に無敵」と言われた2ストジムニーだったのですが、林道の吹きだまりにハマって動けなくなり、山に閉じこめられてしまいました。
 これには参りましたねぇ…。


 ま、幸いなことに時期尚早な大雪は数日で問題ないレベルに消えてくれたから大事に至らず良かったです。
 しかし私の気持ちはこの雪で大いに焦りましたよ。

 アスファルトフェルトはトタンみたいに雪が滑り落ちないから、屋根の上は雪がてんこ盛りです。
 それを眺めながら例年より冬が早いことを実感したし、「次の大雪が来るまでに最短で屋根を終わらせる方法を考え直さなければ」と作戦の練り直しを迫られたわけです。

 理想と希望に予算の兼ね合い、そして私自身の技術と作業能力という現実をふまえた上で限られた工期にどう終わらせるか?
 今想えば、あの頃がログ建設の作業で一番切羽詰まった時期でしたねぇ…。
 
 
 

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