でたらめ山暮らし/ブログ版

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自然農法のための化学肥料

 今年の家庭菜園ですが、まだまだ課題が多いものの個人的には好結果だったと思ってます。
 とりあえず夏以降は野菜を買わずに済んだし、友人に分けたり実家に送るほどの収穫でしたからねぇ。


 一応は自然農法的なことを目指してて、おおむね無肥料栽培でも収穫できたらいいなぁ、と思ってます。
 「おおむね無肥料」と書いたのは、我が家のトイレは汲み取り式(簡易水洗)だし、秋には大量の落ち葉が積もります。そこらへんの処分もあるんで晩秋は落ち葉を、春には人糞を撒いて片付けついでに肥料にする生活サイクルが良いかな?とか考えてるわけです。


 もともと山暮らしを始める前は農薬や化学肥料に否定的でしたが、実はある程度の収穫が出来るようになったのは「化学肥料」のおかげでした。

 また、農家の知人(稲作)を10年くらい手伝い、北海道の大規模農家(畑作)のアルバイトもした経験から少しは農業の勉強もしてみましたよ。偉そうに語れるほどの知識や経験はないけど、今は農家の人と話が出来る程度の基礎的なことはわかるし、課題や問題も多いでしょうが「近代農法」がとても合理的であるとの認識はあります。


 例えば硫安というチッソ(窒素)肥料がありますが、これを施して改善されるなら「チッソ分の不足」とわかります(それ以前に葉の色を見れば見当つきますけど)。逆に病気が出たり突然虫に食われるようなら「窒素過多」となるわけです(一概には言えませんが)。
 そうなれば「チッソ分の多い有機肥料」を調べたり模索できるわけで、少量の化学肥料を補助的に使ってみることで問題点を整理して考察する役に立ちます。
 またチッソ、リン酸、カリという三大要素を施してダメなら、他の微量要素かそれ以外の原因を考えてみるって具合です。

 ま、我が家の場合は三大要素すべてが不足してるという結果でして、特にリン酸分ですね。
 なのでリン酸分の多い「鶏糞(ニワトリの糞)」をメインに、チッソは刈り取った青草、カリは薪ストーブの灰と米糠あたりを配合して堆肥を積んでみるわけです。…ちなみに鶏糞を使うのは「一番安いっ」てのが理由です。

 人糞や堆肥をたっぷり入れて作った今年のジャガイモでしたが、跡地には現在ダイコン等の冬野菜を植えてます。
 これらは灰を撒いたくらいで基本無肥料でやってるのですが、肥料食いのジャガイモの後にどれほどの養分が残ってるか確認する意味もあります。ここには来春キュウリ等のウリ科を植える予定なんで、ダイコンの生育を見ながら来年の施肥量を考察しようと思ってるわけです(今のところ十分なチッソとカリ分はある、という判断です)。


 そういや過去に我が家を訪ねてきた方で、無農薬有機や自然農法を崇拝してる?人(自分で作ってないけど)がいました。
 私が「チッソ、リン酸…」と話し始めたら、「そんな知識は必要ないっ!」と頭から否定されてまいしたねぇ (^_^;
 近代農法を「悪魔の教え」みたいに考えてるのでしょうが(私もかつてはそうでした)、自然農法に向かう上でも学ぶべきことは多いと思いますよ~っ。
 近代農法の知識と化学肥料のおかげで、有機肥料だけとか無肥料でも済むやり方が模索できてるわけですから。
 
 
 私自身は最近、野菜作りって結局は植物とのコミュニケーションが大切だと感じてます。
 確かに日本語は通じないし世間話をする間柄でもないんだけど、奴らなりに私のしたことを体で表現し返答してくるわけです。
 それらを理解するためには、ある程度の農業知識は必要だと感じてます。アメリカ人と関わって相手を知りたければ英語を学ぶのがとりあえずの近道、みたいなもんかなぁ…。

 
 というわけで野菜たちの言い分を出来る範囲で理解するように努め、来年も家庭菜園をやってゆく予定です。
 私にとっての「化学肥料」って、野菜と会話をするために役立つ、ひとつのアイテムなんですよ。
 そして最終的には無肥料やそれに近い状態でも、野菜達が喜んで育ってくれる環境を作ってみたいんですよねぇ…。


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テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用

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