でたらめ山暮らし/ブログ版

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古民家の蔵の扉と柿渋と…

 前に古民家の掃除や片づけをした話を書きましたが、その続きです。


 その屋敷では前の年に壊した蔵がありましたが、その扉を大事に保存してました。
 今回その扉をインテリア的に利用することになりまして、木工をする方に補修をお願いしたわけです。

 見ると総ケヤキ造りの重厚な品物ですよ。たぶん百数十年の時を経てますが、致命的に傷んだ箇所もなく堂々としたものです!
 もし「処分する」と言ってくれたなら、気の変わらないうちに私が速攻で頂いてきたでしょうね (^-^;

 見てると細かな補修をした後に昔ながらの天然塗料である「柿渋」を塗ってました。
 ちなみに柿渋とは未熟な渋柿を発酵させてつくる、防腐防虫効果にすぐれた塗料です。話によれば山で自然に生えてる柿が一番良いとか。
 我が家の近くには一昨年、クマが登って騒ぎになったカキの木がありますから、これを原料に作ってみたいよなぁ、と考えてみましたね。

 独特な臭気があり「臭いだろ?」と聞かれましたが、そんなことないですよ。
 我が家では先日、屋根裏の水槽の台座に防腐剤を塗りたくって、その臭気に参った後でしたから、この程度の臭いは不快な刺激もなく全くの許容範囲です。


 で、本日のテーマはこれです。


 蔵の扉にある鍵部分の金物細工なんですよね。
 縁起物の亀がありますが、この亀の目の部分がボタンになってまして、こいつを押すと甲羅がスライドして鍵穴が出てくるんですよぉ~!!

 たぶん鋳物と板金加工を組み合わせた細工と思うのですが「素晴らしい~っ」と感心するしかありませんね。 
 扉の総ケヤキといい、予算に糸目を付けない仕事だったんだろう?と思われますが、こんな仕事をもらえた職人さんはきっと「冥利に尽きた」だろうなぁ、と想像してしまいますよ。

 当時の職人は技術だけでなく「センスや遊び心」にも満ちていたんだろうなぁ、と不要な妄想を仕事中にしていました (^-^;


 今の時代にこのような仕事をする職人というより、そんな仕事を期待して依頼をする施主さんが存在するのだろうか?と考えてしまった出来事でした。
 
 
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テーマ:ナチュラルスタイル - ジャンル:ライフ

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