でたらめ山暮らし/ブログ版

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過去の経緯について

 現在の状況をざっと書いてみましたが、ここに至るまでの経緯も簡単に述べてみます。


 競売物件を購入して山暮らしを始めようと思いましたが、土地には家もライフラインも車もありません。
 仕事を辞めたので時間だけはあるのですが、お金も含めてそれ以外のものが無いのです。
 あるのは通勤用に使っていた原付バイク(初代スーパーカブ)とキャンプ道具だけです。なのでカブにキャンプ道具を満載して「自分の山」に向かい出発しました。

 ま、過去にカブで信州や北海道へキャンプツーリングに出かけていますし、そこらのノウハウはあるから、とりあえず大丈夫だろう、ってな安易な発想でした。
 無い物ねだりをしていても始まりませんから、まずはできることからやってみるというのも、ひとつの方法ではありますけどね。


 というわけで最初の2年ほどはテント生活をしていました。
初めの年は30坪ほどを開墾して終わりました。道具は鍬、鎌、スコップ、ノコギリという手道具のみです。荒れ放題の土地だったので、大変だったけど楽しい経験でしたね。
 初めて自分の土地でたき火をしたときの快感は、今でも貴重な思い出です。

 2年目にふとしたことで、地元のYさんと知り合いました。(実名や個人情報をネットで明かすのはどうかと思うので、仮名にしておきます)
 元々は職人さんでしたが、当時は専業農家をしていて、農閑期には職人仕事も副業でやっていました。
 この方と知り合ったことで私の運が開けたのだと思います。間違いなく私の「山暮らし」最大の恩人ですね。土木建築と農業の初歩を教えていただきました。

 Yさんは貧乏な私を心配して、建設関係のアルバイトを紹介してくれました。
 テント生活じゃ不便だからと、廃材を分けてくれて6畳一間の小屋の作り方を指導してもらい、材料や道具の使い方の基本を教えてもらいました。先日、役目を終えて解体した小屋です。
 おかげ様で山暮らし2年目の晩秋に、テント生活を卒業できました。

 ところで当初この土地では、最終的に12畳くらいの家を建てて、別荘として使えるようになったら、この暮らしを終了させるつもりでいました。(建築の技術や知識も無いくせにです)
 そんな時Yさんがここの木を使い、一緒にログハウスを建ててみないかと提案してきました。
建て方は教えてやるし道具も貸してやる、農閑期なら週に3、4日は山に来られるから二人でやってみないか?というお話でした。
 それなら何も知らない私でも何とかなるかもしれないと思い(今思えば浅はかでしたが)、それじゃあ農繁期は私が農業を手伝いに行き、農閑期にログハウス造りを一緒にすると言うことで話がまとまりました。

 3年目からログハウス造りを始めました。
 予定地の木を伐採して遣り方を出したまでは良かったのですが、その頃からYさんは現在の奥さんとおつきあいを始め、また副業も忙しくなってきてしまったこともあり、ほとんど山に来られなくなってしまいました。
 なので時間があるときに来てもらい、作業の指導を受けたり手本を見せてもらって、あとは私がほとんどひとりで作業をする格好になりましたね。

 何とか基礎工事が終わり、以降に土台を組み終わる頃になると、Yさんは結婚も決まって家庭を持つことになり、また副業の方もさらに多忙となって、私の所には全く来られない状態になってしまいました。(ちなみに農業の手伝いには、その後何年も行っていました)

 さて困りました。元々Yさんを頼りに始めたログハウス造りですが、ここに来て全くの独りになってしまいましたよ。
 今までもほとんど独り作業ではありましたが、もう専属で教えてくれる人がいません。

 ただ、Yさんから建築の初歩的なことは教わっていましたし、アルバイトは大工、土木、左官、設備、資材屋さん等いろいろやっていたので相談相手はいます。 大いに未熟ながら、このまま続けてみようと決心をしました。
 当時は景気が良くて人手不足だったから、私みたいに何も知らない「よそ者」でもアルバイトは引っ張りだこだったんですねぇ。
良い時代でしたし、来たタイミングというか運が良かったんだと思います。
 それに、これのために山で殺生と自然破壊をさんざんやってきたわけですから、もう途中で投げ出すわけにはいきませんしね。
 
 その頃、基礎工事と平行してバイト先でもらってきた廃材を使い(釘以外は屋根も含めてすべて廃材でしたね)、全く独りの考えと作業で風呂小屋も建てていました。
 小さな小屋くらいなら自力で建てられるくらいには、成長していましたし、「要するにこれの十倍ほど、大きいやつを造ればいいんだろっ」という自信も少し芽生えていましたね。
 パソコンなんかでもそうですが、始めた頃は何を調べたら、聞いたらいいのかもわからないくらい無知な状態ですよね。そんな頃には知っている人に教えてもらうのが一番の近道です。
 おかげ様で家造りの方も、「何を自分で調べて、人に質問したらいいのか」くらいのことはわかるレベルになっていましたので、きっと大丈夫だろうと考えていました。

 今思えば根拠のない自信であり、考えも甘すぎましたね。
 ただ、何も知らなかったからやり続けて、とりあえず結果を出すことができたんだなぁ、とは思っています。
 あんな酷い目に遭うと知っていたら、きっとあの時点で投げ出していたことでしょう…。(^_^;


 当初は2、3年で終わらせるはずだった「山暮らし」でしたが、そのまま今に至っています。
結局は、ここの生活が一番性に合っているとわかってしまったので、やめられなくなってしまいました。
 今の時代、人目を気にせず好き勝手に生活できる場所なんて、無人島か山ん中くらいしか無いですからねぇ…。


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