でたらめ山暮らし/ブログ版

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写真で見る昔のこと4 基礎の穴掘り 土方仕事 その2

 基礎の穴掘りが終わった頃、バイト先のK工務店(土木)の住宅の基礎工事が終わりました。
 家の基礎がどのように出来上がってゆくのかを、実際に作業しながら見て、初めて知ることができました。何も知らずに我が家の工事を始めた私も、今想うと無鉄砲でしたけどね (^_^;


 その後はH商店という、石や砂利砂等の建設資材を扱う会社でアルバイトをしました。Yさんの親戚がここの役員で、個人的にも親しくしていただいた方です。なので「手伝いに来ないか~」と誘ってくれたのですね。
 我が家の基礎の石や砂利砂は、このH商店から仕入れたものです。通常は業者相手の商売ですが、そんないきさつから私のような個人相手にも資材を運んでもらえました。

 特に感謝してるのは「栗石」です。社長がある栗石の山を指さして「ここの石は自分で運ぶのなら代金はいらないから、好きなだけ持っていっていいよ」と言ってくださいました。
 たぶん形が少し良くない、いわゆるB級品だったんだと思いますが、「強度や使用には全く問題ない」との話でしたし、実際その通りでしたねぇ。

 当時は景気も良く人手不足でしたから、あちこちの業者や職人さんたちから呼んでいただきました。
 そして、ある程度の資金と生活費ができたら「自分の仕事がありますので」と言って離れることもできましたし、それでもまた声を掛けてもらえました。
 お金が無くなって訪ねていくと、「おう、ゼニが無くなったんか~?」と笑って、すぐに使ってくれましたねぇ… 

 良い時代で人様にも恵まれて、私は本当に運が良かったんだと、しみじみ想い出します。

 

 さて、基礎工事の続きですが、作業内容をざっと書いてみます。

 穴は平均50㎝くらい掘りました。
 この辺は北海道や高山地帯ほどの低温にならないし、すぐに雪が積もってしまうから地面の凍結を心配しなくてもいいんですよ。
 
 穴掘りが終わったら中に栗石(割栗とも言う)を並べ立てて、砂利をまき鎮圧します。鎮圧には借りてきた「ランマー」という土木作業の道具を使いました。
 石の隙間を砂利が埋めて地面にしっかりと食い込む訳です。この作業をいい加減にやると、後で家が傾いたりする原因になったりします。

Scan20081.jpg

 鉄筋は通常は「結束線」と呼ばれる細い針金で縛ってゆくのですが、Yさんのアイデアで溶接して組み立てました。もちろん電気も溶接機もない環境ですから、Yさん宅で作業をさせていただきました。このとき初めてアーク溶接を経験しましたね。

 とりあえず「捨てコンクリート」を打ちます。
 Yさんが知人からコンクリートミキサーを借りてきてくれて、でもエンジンがかからないもんですから耕耘機のエンジンをベルトでつないで使えるようにしてくれました。

Scan20216.jpg

 コンクリートを練るには大量の水が必要です。
 しかし当時の我が家は「風呂に入るのが半日仕事」という、貧弱な水事情でしたから、これもYさんから水槽と運搬用の水タンクを貸してもらいました。

 捨てコンを打ってから、遣り方から引いた糸で基礎の正確な位置や高さを決め、廃材で型枠を作り再度コンクリ打ちです。
 そして鉄筋に中古のヒューム管をかぶせて、コンクリートを流し込みます。そのときアンカーボルトの替わりに鉄筋を溶接したナットも埋め込みました。
 最後はまた、糸を基準に水平を見ながらモルタルを盛って正確な高さや水平を仕上げて(天場ならしと言います)完成です。

 Scan20085.jpg


 5月から始めた基礎工事も、完成したときは10月を過ぎていました。
 業者が施工しても(布基礎ですが)1~2ヶ月はかかる仕事ですし、Yさんのご指導協力もいただいたおかげで、バイトをしながらの素人工事にしては良いペースで、"とりあえずまともな"もんが作れた方だと思っています。


 でもやっぱ心配なので、お世話になった土木の親方に来てもらって、私の仕事を見てもらいました。
 「うーん、出来はひでぇもんだなぁ~。でもまぁ、強度だけは俺が保証してやるよ」と言っていただいて、ひと安心しました。
 おかげさまで今でも基礎は問題がなく、我が家と地面をしっかりと支えています (^-^)

Scan20082.jpg

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