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続きを書かないままになってたトウモロコシ(以下トウキビと表記)の話です。
人にもお裾分けしたが食べきれないまま適期を過ぎてしまったし、虫や動物たちの被害も増えてきたからまとめて収穫しました。

写真は仕分け途中で右側は被害のないもの、左は被害にあったやつですね。
右は茹でて粒を外してから冷凍保存。しかし本数が多いし実も硬くなってるから我が家で一番大きい圧力鍋で(短時間で済む)二回に分けて茹でましたよ。
私はお馴染みの「茹でキビ」はあまり好きじゃないんですが(美味しいとは思うんだけど)、調理素材としては好きですね。
それなりに使っても来年の収穫まで利用できる量は確保できたと思ってます。
被害にあった実はこんな感じで乾燥させてます。

しかしトウキビって、人間以外の生き物にも人気みたいですねぇ…。
我が家は今のとこ他の野菜にアブラムシの被害はないのだけど、トウキビだけは例外ですよ~。
なので被害の大きいやつや質と形の良くない粒とかは、地面(タヌキ等)や餌台(鳥類)に置いてお裾分けです。

これらは「穀物」として扱うことを考えてまして、石臼が手に入れば粉に引いて利用したいし、とりあえずミルで挽いてみようかなって感じですね。
しかしポップコーンは乾燥しても丸いままだけど、スイートコーンはシワシワになってしまいますねぇ…。
ちなみに今年収穫したスイートコーンとポップコーン、それと観賞用として売られてたトウキビは来年また種を蒔いてみる予定です。
もちろんスイートコーン(他のもか?)はF1(一代交配種)だから、まともな収穫にならないのは承知してます。
何年もかかるだろうが(できないかもしれないが)私好みでこの土地に適した品種を選別固定できたらなぁ…などという希望をもってるんですよ (^o^)
ところでトウキビは「肥料食い」が有名な作物で、農家の婆ちゃんからは「いくら肥料を追加してもいい」と教わってました。
だけど今回は無肥料(昨年ジャガイモを作ったんでそれなりの肥料分は残ってるはずだが)で苗を植え付け、頃合いをみて一度だけ堆肥をマルチみたいに敷き詰めただけでしたよ(未熟堆肥なんで土に入れるのをためらっただけですが)。
それでも家庭菜園としてはまずまずの収穫だったから、ちょっと意外でした。
あと思うにトウキビって、でっかく育つ割に食べる部分は結構わずかだったりしますよねぇ。つまり人間が食べられない大量の有機物が発生するわけです。
昨年は収穫後のガラを持ち出して堆肥にしてしまったのですが(その場所は土が痩せて再び堆肥を入れてたりする)、今年は20㎝前後に切り刻んで畝に敷き詰めてみましたよ。
そういやトウキビを緑肥として利用する農法もあるそうですし、私の場合は山の落ち葉や枯れ枝みたいに順々に腐って土に還れば、そのうち無肥料でも大丈夫になるんじゃないか?と考え試してるところです。
面倒だから将来的には不耕起でやろうと思ってますしね。
それと長雨だった昨年ほどじゃないが、今年も受粉が上手くいかない個体が結構ありました。
それは細長い畝じゃなく正方形に近い植え方をすることで改善されるそうなので、来年は試してみようと思ってます。
ま、これからのことも楽しみだし、まともな水田が作れない我が家としてはイモ類やソバとかとともに「主食として自給できそうな?」作物として、いろいろ考えてるところですよ (^_^)
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テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用