上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
さて、今年のジャガイモから考えたことをあれこれと…。
冷涼な気候を好むジャガイモは気温30℃くらいで枯れてしまい収穫期となります。
すでにキタアカリ、はるか、インカのひとみ、等は枯れてしまい試し掘りをしました(暑くて熱中症になるから本格的な収穫はしてない)。
しかし今年はほとんど肥料を入れなかったため、予想どおりに小さなイモばかりでしたよ。
ま、独り暮らしにはちょうど良い大きさだと言い訳をしておきましょう (^_^;
葉を食い荒らすテントウムシの発生に差があるか試してみたわけですが、その結果は肥料の有無に関係ないことがわかりましたよ。
知人農家からも「肥料は関係ないから消毒しなきゃダメだよ」と言われてたんですが、自分でやってみて確かめないと気が済まないんですねぇ…。
ちなみにテントウムシ(ニジュウヤホシテントウ)に対していろいろやってみましたが、タバコの葉を水で抽出したのに洗剤を混ぜたやつを霧吹きでかけるのが(今のところ)一番効果的みたいです。…たぶんニコチンよりも洗剤の毒が効いてるんだと思いますけど。
でもやっぱアースジェットを一吹きするのが速効確実ですが、できればあまり使いたくないですよ~。
ところで梅雨明け以来、30℃越えの猛暑が続いてますね。
今までの経験上で言えば、こんな気候でジャガイモは枯れてしまうのですが、しぶとく新しい葉を出しながら生きてるのが男爵とメークイン。
メークインなんかいつ枯れてもおかしくないようなヨレヨレだったのに、相変わらず弱々しいがいつの間にかまともな葉を出してますよぉ~。
そして一番元気なのはシャドークイーンでして、テントウムシの攻撃に負けないペースで新しい葉を出し続けてます。

そういや男爵、メークイン、シャドークイーンのいずれも最近は市販の種芋を買わず、収穫したイモを種に植え続けてるやつでしたねぇ。
もしかしたら我が家の気候に合わせて、暑さに負けない品種に進化してるのか? などと考えてみましたよ…。
連作障害のある野菜は一応植える場所を毎年変えてるわけで、ジャガイモもそうです。
だけど翌年勝手に出てくるやつは放置して観察することにしてますよ。
で、今年の注目株ですが、

6月になってからトウモロコシ畑で勝手に出てきたジャガイモです。
昨年採り損ねて地中に残ったイモから発芽したんでしょう。
ところがこいつ、畳1枚分くらいの面積を這い回って日当たりの良い場所を見つけては茎を立ち上げてますよ~。
目立たない場所ではあるがテントウムシにも見つかって、卵から幼虫もかえってるんですが今のところは問題にしてませんねぇ(不思議と幼虫や成虫があまり増殖してない)。
しかも今頃になって呑気に花を咲かせてますよぉ…。

よくわからないんだけど、植物は適期を自分で判断して発芽したやつが健全に育って病虫害にも強い気がします。
そういや苗を植えて手間暇かけたトマトより、勝手に発芽してきたやつの方が結果的に収量が多くて、私的には少々不愉快なこともありました (^_^;
このジャガイモからどれほど収穫できるかわかりませんが、野生化したイモの発芽時期は私が植えたのより遅いのは確かです。
そして夏の暑さにも負けず寿命が長いのも、今まで見てきた事実なんですよねぇ…。
私はプロ農家じゃないから収量自体を上げることには関心がない。
自分が食うに困らないなら十分なんで、連中と私の都合で折衷案を模索できたら良いわけですし、今年のジャガイモを見てるとその辺のヒントがあるかもしれないと想いましたよ。
スポンサーサイト
テーマ:農 - ジャンル:ライフ