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今年は今までで最も遅い、5月の中旬前後に植え付けたジャガイモです。
しかも昨年は開墾してサツマイモを植えただけの痩せた土地なのに、病虫害対策の実験として元肥をほとんど入れてない(堆肥をひとつまみだけ)ので最初から収量はあきらめてます。
だけど貧弱ながらも成長の早さには感心しますね。

写真は男爵ですが、もうつぼみが出てきましたよ~ (^o^)
で、今日の夕方はジャガイモの手入れをしました。
土寄せ作業なんですが、あまりに貧弱だから心配で化成肥料(イネ用ですが)も一つまみだけ入れときました。写真では青々してるように見えるが、実際は葉の色が例年より薄くて弱っちく見えるんですよねぇ…。
で、本日一番の目的はテントウムシ対策です。
おなじみのナナホシテントウは悪さをしないけど、ニジュウヤホシテントウはナス科の葉や実を食い荒らす「いわゆる害虫」です。
昨年はそのニジュウヤホシテントウが大発生して、ジャガイモの収量が3割くらい減ってしまいました(発生時期が遅かったんで収穫はできましたが)。
そして今年は今まで最も早く姿を見せてるんで、警戒警報発令中!なわけです。
奴等は葉の裏に卵を産み付けるのですが、大体の傾向として地面に近くて食害のある葉を探せば見つかります。
もちろん上の方や食害のない葉に産み付ける例外はあるけど、すべての葉を丹念に見てる余裕はありませんよ。

卵を見つけたら、その部分を切り取って穴を掘り埋めてしまいます。
さらに成虫もはたき落として土寄せと一緒に生き埋めです。
…ま、あまり殺生はしたくないんだけど、貧乏な私の食生活もかかってますから仕方ありませんよ。
見ると1株おき位の割合で産み付けてるから、これらが全部孵化したら大変なことになるでしょう。
それに奴等を大発生させた元々の責任は私にあるんだから、自分で蒔いた種を刈り取るって気持ちもあるわけです。
もしも「自然農法」で理想的な畑を実現できたなら、このようなことは起こらないのだろうし、現に本やネット情報ではそのような実例が示されてますね。
しかし現時点の我が家では、このまま放置すると被害を受ける現実は経験済みで、綺麗事ばかりを言ってられません…。
ちなみにニジュウヤホシテントウへ対する、個人的怒りや恨みの気持ちはありません。
しかし他のナス科野菜には許せるレベルの害だが(あの程度なら放置共存できるんだけどなぁ)、ジャガイモの葉は大好物なのか食い尽くして枯らしてしまう勢いの奴なんで、こちらも対抗手段を考えないといけません。
つまりこれは「ジャガイモの利権」をめぐる、私とテントウムシの抗争なわけですよ …(^_^;
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テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用