でたらめ山暮らし/ブログ版

不思議な虹を見た

 今日も仕事に出ましたが、出先でおもしろい虹や雲を見ました。

 午後の休憩時間に相棒が「虹が出てるよ」と言うので見上げたのがこれです。

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 結構高い位置に出てますし、しかも逆アーチですよ。今日は良く晴れて「暑い〜っ」と言うほど気温も上がった日なので、雨上がりの虹とはずいぶん雰囲気が違いますねぇ。
 私は気象のマニアや専門家じゃないから、これが珍しいものかどうかわかりませんが、こんなの初めて見ました。
 
 さて仕事が終わって現場から帰る途中でも、変わった雲を見かけました。あいにく相棒が運転する車中なので、停めてもらっての撮影は気が引けてできませんでしたが…。
 それは虹色のサーチライトを下から当てた感じに垂直の虹が雲に映ってました。彩雲というのだそうですが、どうして雲の中に虹の帯ができるのか不思議です。しかも離れた場所に2本立ってましたし。

 あと、その付近の雲もおもしろかったです。中華まんの形で上を尖らせたようなのがたくさんありましたよ。ひつじ雲みたいに大がかりで規則正しいわけじゃなく、でたらめに散在してるんですよねぇ。


 そういや神経痛の人には気候や気圧等の変化で症状が出る方がいるようです。腰痛持ちの相棒は「今日は妙に腰が痛い」と言ってましたし、私も昨日から時々「ズキン」と来る頭痛があるんですよねぇ(ちなみに私は頭痛持ちではありません)。
 ここ数日は極端に寒暖の差があったり変な風が吹いたりと、なんかおかしな気候なんで、もしかしたらそのせいかもしれないと考えたりもしました。たぶん関係ないとは思うんですが…。


 というわけで、どうも体調がすぐれないから今日は早く寝ることにしますね。 …(^_^;


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さっさと部屋を暖める

 ここにきて人様の仕事もだいぶ忙しくなり、今月は20日出勤とサラリーマン並になってますねぇ (^-^;
 昨日は夜の9時で今日は8時の帰宅ですし、明日も遅くなりそうな気配ですよ。

 このような状態が続くと、山暮らしというより生活そのものがおろそかになってきます。
 

 正直仕事に出かけてる日は、悠長に薪ストーブを焚いてる暇がありません。
 鋳鉄製の薪ストーブは「熱しにくく冷めにくい」性質があり、火をつけてから部屋が暖まり始めるまで1時間以上かかります。1日中家にいる時は良いのですが、今日みたいな日はやっと暖まった頃は寝る時間になってますし…。

 さすがに最近は朝晩の冷え込みもそれなりで、暖房がないと少し苦痛です。そんな時に便利なのが石油ファンヒータですね。
 私が使ってるのは店舗や事業所で使われる大型のもので(例によって頂き物ですが)、真冬でも2階を含めた我が家全体を暖める能力があります。その代わり1斗(18リットルタンク)の灯油を1日で消費してしまいますが…。
 なので薪ストーブから熱が出るまでの間に、補助的暖房としての使用がメインです。また今の時期なら30分も焚けば室温が一気に7、8度も上がるからすぐに消してしまい、便利で燃料代もかからないわけです。

 ちなみに灯油や電気がお嫌いな方には「時計型の薪ストーブ」がお勧めですよ。
 薄い鉄板製なんで、すぐに熱が出て暖まります。「熱しやすく冷めやすい」という、鋳鉄とは正反対の性質なんですね。ただし寝てても朝まで部屋を暖めておくことはできませんけど(構造的な理由もあります)。
 私も一時期使ってたことがありますが、すぐに暖まる上に安いしゴミも気にせず焼けるしで便利でしたね。
 鋳鉄ストーブと併用してまた使いたいなぁ、と復活を狙ってるアイテムです。
 
 

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ログハウスの土台補修

 確か始めたのが7月だと思いましたが、相変わらず終わらない土台の補修作業です f(^o^;
 最初は簡単に考えてたのですが、かなりの手間と時間がかかりますよ〜。


 作業内容はこんな感じでやってます。

 ぱっと見は大したことなさそうですが…

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 ハンマー、鋸、鎌、ノミ等々の道具を駆使して腐った部分をえぐってゆくと酷いもんですね。手の入らない部分はバールやチェーンソーを突っ込んでかき出します。

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 ちなみに雨が直接当たる部分はこんな感じで腐って苔まで生えてますよ (^_^;

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 余分な部分を切り取ってサンダー(グラインダー)で仕上げると見栄えも良くなしました。幸いここは丸太の芯までは腐ってはなかったですが、逆に芯が腐ってた場所もありました。

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 で、防蟻(防腐)剤を「これでもかぁ〜」と塗りまくりました。

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 隙間を埋めるにはログハウスに適した優秀なチンキング(充填)剤もあるようですが、貧乏人の私には高価でとても手が出ません。
 仕方ないのでモルタル(セメントに砂を混ぜたもの)を練りました。固めに練っておくと作業が楽ですね。

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 この辺の作業は、お金に困って行ってた土木や左官のバイト経験が生きてます。私の山暮らしに「貧乏」はとても役に立ったと今は思ってますよ (^o^)

 煉瓦ゴテや竹べら等を使い、モルタルを詰めた状態です。
 思ったのですが、なんだか歯医者さんみたいな気分で作業をしてましたね(笑)。

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 この後、着色した白セメントやコーキングで仕上げる予定ですから、この程度の出来で十分です。
 土台ログを全体的に補修仕上げする予定でしたが、出稼ぎも間近だし手間がかかりすぎて今年中にはとても無理です。とりあえずノッチ(丸太を組んだ部分)だけ最低限のことをしたら終了とします。


 私が「手造りログハウス」をお勧めしない理由はこんな所にもあります。仕事柄ログハウスでの仕事も時々あるんですが、プロが建てたもんでも似たような状況はお目にかかりますしねぇ…。

 自分で住んでて言うのもなんですが、原則日本の気候風土にログは合ってないと思いますよ。

とりあえず紅葉の季節

 やっとこの辺りも紅葉が始まってきたようです。

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 暖房するほど寒くなってきたな、と思ったら昨日今日は必要なかったりもするし(他の家ではしてるようですが)どうも中途半端な気温を行き来してますねぇ。
 この地域では例年なら紅葉真っ盛りの標高1000mあたりですら"ぼちぼち"の状態ですから、低山の我が家周辺はさっぱりです。花は相変わらずあちこちで咲いてるし、黄色いチョウチョが飛び回ってるこの頃です。

 でもまあ、一部の樹木は始まってきましたねぇ。
 気候的にはあれだけど「もう待ちきれなくなった」って感じに見えますけど…。

 しかし、ここまで暖かさを引っ張られると一気に冬が来そうな気もします。
 今年の冬はどうなるんでしょうか。
 前回みたいな記録的小雪か、それとも前々回みたいな記録的な豪雪になるのか…?。

 冬の出稼ぎ先が決まって、来月には山を降りてしまうので今回も「冬」を見ることはできませんけどね。

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本物の紅ショウガ?

 「市販の紅ショウガはニセ物で、赤梅酢に漬け込んだのが昔からの本物である」…初夏に梅干しを漬け込んでたときに思い出した言葉です。

 で、電気のない生活をしてた頃からの愛読書である「保存食の本」で調べてみました。…でもなんだか作り方が難しいですねぇ。
 「うーん、要するに梅酢で漬けたらいいんだろ?」というわけで、梅干しを仕込んだときに出た「赤梅酢」でショウガを漬け込んでおきました。
 レシピもクソもありません。刻んだショウガを瓶に入れ、梅酢を注いだだけですから。


 先日の夕飯で「たこ焼き」を作ったとき、紅ショウガが切れてることに気付きました。その時初めて冷蔵庫で忘れられてた自家製を思い出して使ってみました。たこ焼きの感想は「…市販の紅ショウガと変わらないみたい」ってだけのことでした。
 試しにそのまま食してみましたが、市販のと比べたら味や食感がすっきりあっさりしてる、って感じですね。個人的には生ショウガ本来の味や香りが残ってて美味しいと思いました。
 私はグルメ食通でないんでそれ以上のコメントはできませんが、特に問題のない出来ですよ。

 常温で保管してる10年前に漬けた梅干しが問題なく食べられるわけですから、梅酢の「保存料」としての能力は大きいんじゃないかと思います。今回の紅ショウガも漬けてから4ヶ月くらい過ぎてますけど、全く傷んだ様子がありませんしね。


 とにかく「紅ショウガ」を自家製で調達できるようになったのは「進歩」なのかとは思いました。
 ま、市販品を買った方が安くて手間いらずなのは現実ですが…。

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※もちろん本格的に仕込んだ方が美味しく、保存性も良いようです(マジメな作り方を書いてあるHPは検索すればたくさん出てきます)。…ま、こんなでたらめなやり方でも「紅生姜もどき」は作れるというお話でした。…私もこれを機に来年はマジメにやってみようと思ってますしね f(^-^;
 

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籾殻の使い道

 先日北海道でお世話になった方から「籾殻が欲しいのだが、手に入るなら送って欲しい」と電話がありました。
 ギョウジャニンニクの試験栽培に使ってみたいけど、道東の非米作地域なので手に入らないんだそうです。


 ちなみに籾殻(モミガラ)とは米粒の一番外側の食べられない部分で、農家はこれを落とし(籾摺り)玄米にしてから出荷します。しかし農家にとってはやっかいなシロモノでして、非常に腐りにくく粉砕も大変だから処理に困ってるそうですよ。
 成分的には有用な物質が多く含まれてるから、資源物質として利用の研究もされてるみたいですが難しい問題が多いようです。

 昔は籾殻用の窯で燃料にするとか燻炭を作って苗代や畑の肥料に使ったり、また緩衝材としても利用されたそうですが、最近は厄介者の廃棄物扱いみたいですね。
 去年お手伝いした農家では田んぼに戻してましたが、昔手伝ってた専業農家のYさんは山と積み上げた籾殻に火を付けて焼却処分してました。ゆっくりと燃焼してゆくので、火を付けてから燃え尽きるまで半月近くかかってたと記憶してます。
 

 というわけで籾殻を手に入れるために農家の知人を訪ねてみました。
 稲刈りはすでに終わってる時期ですが、運良く未処分の籾殻が残ってて3袋分けて頂くことができましたよ。

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我が家で一番大きい段ボール箱に詰めて、明日北海道に送る予定です。

 それでも2袋余ってしまったので、我が家での使い道を考え調べてるとこです。
 先日書いた雑草対策の木材チップみたいに、今のところは家庭菜園のマルチ代わりに来年使ってみようと思っています。


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冬毛に生え替わる時期

 最近になって、やっと薪ストーブを焚くようになりました。

 例年ならとっくに室温は15度以下(火を入れ始めるボーダーラインです)になってて、本格的に焚き始めてる頃なんですが、今年は我慢できる微妙な温度が続いてましたからねぇ…。
 でも先日の日曜(休日)は室温が12度まで下がり、外も結構な寒さでしたから今年初めて1日中焚いてみました。

 薪ストーブの魅力は温度計に示される数値より暖かさを感じられることですね。先日はせいぜい18度くらいまでしか暖めませんでしたが、石油その他の暖房より放出される熱の質が柔らかくて体感温度が高い気がします。外仕事から戻ると部屋全体がホンワカした暖かさで心地よく、なんだか眠くなってしまいますよ〜 (^-^;
 
 今の私は動物に例えると「夏毛から冬毛に生え替わる時期」です。だから15度以下になると「寒いっ」と感じて暖房を入れるわけです。
 ところが真冬になって「冬毛に生え替わってしまう(冬の寒さに慣れてしまうってことです)」と15度の室温で十分暖かく思えるんですよねぇ。実際0度以上の室温だと、それなりに着込んでたら私の場合は寒さを感じませんね。…寒さが苦にならない体質ってのもあるでしょうが。

 豪雪のせいだと思いますが、ここは北海道みたいに殺人的な寒さにならない土地ですし、真冬のピークでもせいぜいマイナス5度前後ですから、たとえ暖房が無くともやり過ごせる範囲なんですよ。


 今見たら、外の気温は10度でした。室温は暖房のおかげで19度あります。現時点の感覚では十分に暖かいですね。
 こんな調子で野外と室内の気温体感を調整しながら、冬を過ごせる身体にもってゆくのがこの時期の日課だったりします。

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リスの真似して?クルミ拾い

 今年はリスが集めに来ないから、豊作で有り余ってるクルミの実を拾ってみました。我が家には台所の目の前に毎年実を付ける大きな木があります。

 最近はおさまりましたが、連日屋根を直撃して落下する音を聞いてたので、集まってる場所の見当はつきます。
 道具は鎌を使います。藪になってるから草を刈り取って探した方が楽なんですよ。木の下周辺は特に利用してない場所だから落ち葉が堆積してフカフカの腐葉土になってます。
 鎌の先で落ち葉を退かすと沢山の実が登場しました。

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 写真ではわかりにくいですが、実の果肉が腐って黒くなり種が露出してるものもあります。この種がいわゆる「クルミの実」なんですね。30cm角くらいの範囲に10個以上ころがってます。
 わずかですが2つに割られて中身を食べられた殻もありました。見ると新しそうなんで一応リスも食べに来てるみたいですね。余談ですが2つ割にするのがリスで、割らずに穴を2カ所空けて食べるのがネズミ流なんだそうです。
 
 結局時間にして30分くらい、2坪ほど草刈りして集めただけですが収穫はこのとおり、ミカン箱くらいの量が収穫できました。…この程度なら山の生き物たちの生活を脅かすことはないでしょう。

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 ちなみに腐った果肉はいらないので取り除く必用がありますが、手作業は面倒なんで土に埋めておくのが一番です。そういや子供の頃に近所の神社で採ったギンナン(イチョウの実)も埋めて腐らせてから種を取ったものでした。
 リスはクルミを埋めて貯蔵することで有名ですが、リスも人間も考えることに大差ないみたいですねぇ。


 毎年春になって雪が消えると、あちこちに食べられたクルミの殻が小山になって現れます。
 でも来年はどうでしょうか。今年はリスやネズミをあまり見かけませんから、ちょっと気がかりです。


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独り暮らしというもの

 来客があるといつも想うことは「自分以外の人間が居るありがたさ」です。

 悪い家主なんで、料理のできる人が来たら食事を作ってもらうことが多いんですが、何もしないのに御飯が出てくるのはありがたいですね(料理が作れない客人の場合は外食となりますが)。
 あと「○○を取ってもらえる?」の口先ひとつで物が向こうからやってくるのも画期的です。ひとりなら自分の足で取りに行かないと何も始まりませんから…。
 もちろん当然のような顔をしてふんぞり返ってはいませんよ。「ありがたいことだ〜」「凄いことだ〜」といつも言ってます。だって本当にそう思いますからねぇ (^-^;


 我が家を建ててる時によく思ったのは「人間が1人増えたら仕事量や効率は3倍以上になるよなぁ」ってことです。
 例えば重いものを運ぶとき、2人以上なら「ヨイショッ」と持ち上げて3分で終わる作業が1人だと何十分(時には何時間)もかかってしまいます。

 そういや我が家の天井(1階部分)の高さは8尺(2m40cm位)ですが、当初は9尺(2m70cm位)にする予定でして、丸太の柱もその寸法に刻んでました。
 ところがその長さだと一番太い柱が私1人の力でどうしても持ち上がらなかったんですよ。…仕方ないから1尺切りつめて何とか立ち上げることができた次第です。
 ま、今になって思えば8尺の高さで十分でしたし、その分材料と工期を節約できて正解だったんですけど、1人じゃなかったら予定通り9尺にしてたでしょうねぇ。


 昔の話ですが、我が家に居候のいたことがあります。仕事から帰ると灯りが点いててストーブには火があり、食事が出来上がってるのが嬉しかったことを思い出しました。
 しかし1人じゃないということは効率がよい反面、話し合いや擦り合わせを行う必用もあり、身勝手な行動が制約される欠点もあるわけです。
 だから家族を持つ友人を見るたびに「うらやましいなぁ」と「大変そうだなぁ」の両方の気持ちを感じますね。

 そして私の場合、やっぱ少々(というか多々)面倒でも「お気楽な独り暮らし」が性に合ってるみたいに思います。


 さて、最近は人様の仕事が忙しく、ほとんど我が家を留守にしてたりします。
 でも明日は休みなので洗濯して1週間分の御飯やおかずをつくったり、部屋や屋外も少しは片づけて、午後からは家の仕事(土台の補修)もしたいものですね。
 どこまでできるのかわかりませんが、気楽にボチボチとやってゆきましょう。

 独りだから文句を言う人もいないことですしね …(^o^;

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リスを待つクルミの木

 そういや今年はリスをあまり見かけませんね。
 
 山の生き物(哺乳類)たちは基本的に争いを好まないらしく、お互いにできるだけ出会わないように警戒してるようです。実は最近の私も山の生き物と同化しつつあるみたいで、車の音なんか聞こえると物陰に隠れて様子を伺ったりしてますから気持ちがわかるんですねぇ f(^-^;

 そんな中でリスは比較的よく見かける生き物です。たぶんサッと木に登って飛んで逃げられるからだと思います。鳥なんかもそうですが有効な「逃げ」の手段を持ってる生き物は、割と人前に平気で出てくるみたいです。

 リスは見かけないだけでなく、我が家周辺の個体数が減ってるように思います。
 例年なら家の前のクリの実が地面に落ちたら、私とリスとネズミが競争して拾ってました。私が拾わなくても2日もあれば無くなってしまいましたからねぇ。でも今年は未だに手つかずの実が結構ころがってますよ。

 クルミも同様で地面に大量の実が転がったままです。玄関前にも沢山ありますが今年は誰も回収に来ません。

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 カラスも山では割る手段がないらしく、この時期のクルミは食べません(春になって発芽、実が割れると食べてます)。
 今年は異常に暖かく、しかも山は豊作の年なんで食料にそれほど困ってないからかもしれませんけどねぇ。
 

 でも、このままリス(やネズミ)が食べないまま放置されると、来年はそこら中からクルミの苗が出て大変なことになりそうです。
 クルミの木としてもほとんどが食われることを想定して実を付けてるわけですから、それが大量に発芽してしまうと困るんじゃないでしょうか。人間に例えれば2、3人で十分なのに100人の子供ができてしまった家庭みたいです。

 ま、もうしばらく様子を見て本当にリス達が回収しに来ないようなら、私が拾い集めてしまおうと思ってるとこです。
 …当然集めたクルミは炒って食べますよ。でも数をハンマーやペンチで割るのは面倒だから、その時はクルミ割りの道具を買うことにしましょう。


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電報という通信手段

 今日は仕事から帰宅したとたんに電話がかかってきました。

 なんと「電報を配達したいが場所がわからない」とのことです。
 住宅地図を見て探してるそうですが、そこに我が家は載ってませんからねぇ。というかそれ以前に住所の地名(集落)から何キロも離れた「飛び地」なんで住所で追っても探しようがないでしょう…。


 私は我が家を初めて訪ねる客人に「住所じゃ絶対探せないからねっ」といつも言ってます。だから一番近い駅(近くもないですけど)か県道沿いの目立つ商店まで来てもらい、お迎えに行くことにしてます。

 郵便局とクロネコヤマトは我が家の場所を知ってるんで配達していただけるんですが、さすがに電報は山暮らしを始めて2度目のことですから無理でしょうねぇ (^_^;
 いつもなら林道の入り口を教えて「あとは電柱をたどって来てください(笑)」と言うところですが、さすがに夜なんで山をおりたわかりやすい場所まで来てもらい、私の方から取りに出向くことにしました。何の電報か私も気になるので「早く内容が見たい」ってのもありましたしね…。

 ちなみに初めて電報をもらったのは仮小屋住まいの時代で、電気も引いてなかった頃です。
 仲間から火急の用件があったのですが、当時の我が家は手紙以外の通信手段がありませんでしたから電報が来たわけですよ。 
 そういや、その出来事がきっかけで携帯電話の購入に踏み切ったんですよねぇ…。


 最近はケータイや電子メールも普及してるし、電報なんて祝電とかの形式的なことにしか使われないようですね。
 でも郵便よりも速くてPCやケータイ、FAX等の設備を持たなくても、そして我が家のような山ん中でも確実?に届く通信手段として「電報」はまだまだ有効なのかもしれません。

 …でも、電話番号を知ってるのに、なんで「電報」なのでしょうか??
 

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地面を見る生活

 さて、山の我が家に戻ってきました。

 東京の気候は「相変わらず暑いなぁ」という印象でした。室内では半袖で過ごしたくらいですし。でも我が家に帰ったら外の気温は10度ちょっとですから、それなりの上着を着ないと寒いですね。
 この時期、ストーブを焚く目安は室温が15度以下になったときです。温度計を見ると15.5度と微妙なところです。

 実家は一応23区内ですが、今でも野生のタヌキが出没するそうで、区の広報誌に時々その話題を見かけます。
 子供の頃、冬は霜柱を踏んずけながら小学校に通ってましたし、干した洗濯物がバリバリに凍ってたこともありましたね。
 そういや最高気温が氷点下、なんて日もありましたよ(20年くらい前の話です…念のため)。昔は東京の冬も寒かったんですよねぇ。
 夏だって今みたいに40度近くなることはありませんでしたし、クソ暑い日は夕立があるから涼しくなり熱帯夜なんてあまりなかったと記憶してます。
 ちなみに私は暑さが苦手なんで、最近は真夏に帰省するのを避けてます (^-^;


 日本、というか世界的に温暖化してるそうですが、話に聞く東京の暑さは異常かもしれません。いろいろと理由はあるのでしょうが、アスファルトやコンクリートに覆われて露出した地面が無くなったことも原因の一つじゃないかと考えてます。
 我が家の地域も夏の暑さは半端じゃないんですけど、夜になるとスーッと気温が下がるんで熱帯夜にはなりませんよ。東京は暑いからエアコンを使用して、その熱が地面のない街にこもって…と悪循環を起こしてる気がします。

 ま、我が家も今時ストーブを焚いてないとは異常事態であります。この山も目に見えて動植物の生態に変化が起きてますし、世界的に気候の転換期なのかもしれません。
 
 それでも地面の見える生活には安心感がありますよ。…草刈りは面倒ですけどね。

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大都会と趣味や生活の話

 用事ができたので昨夜から2泊の予定で東京の実家に帰ってます。前回は3月の帰省でしたから、約7ヶ月ぶりとなりますね。


 用事を済ませてから、近いので新宿の街をブラブラしてみました。
 
 しかしまあものすごい建物と人の数で、人々がぶつからずに歩いてるのに感心したくらいです。山暮らしじゃ歩いてぶつかるのは木の枝くらいですからねぇ。 (^-^;
 東口のロータリーで一服しながら、道行く人たちを眺めてましたが結構おもしろかったです。さまざまなファッションや表情の老若男女が足早に過ぎてゆくのが。
 ただ、楽しそうにしてるのは日本人より海外から来た人(特に西洋人)の方が多く、特にその子供たちが無邪気で良い顔をしてるように思えてしまいました。

 余談ですが私は東京都で生まれ育ったからか、この街に来ても特に感慨というものはありません。実は札幌に行ったときの方が都会的な憧れやトキメキを感じてしまいますし、もし都市生活をするなら東京より札幌に住みたいと思ってるくらいです。


 新宿では趣味関係の店を回ってきました。
 都会は日常生活に困ることがないから、来ると趣味のことばかり考えてしまいますね。一方山暮らしは何かと不便だから生活一般に相当なエネルギーを食われてしまい、趣味は二の次になってしまいます。
 でも、その生活がおもしろくて充実してるから、やっぱ都会暮らしはしたくありませんねぇ。


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佃煮という保存食

 最近は行きつけのスーパーに生のアオノリ(青海苔)がないのが寂しかったです。
 でも今日、久しぶりに訪れた店で見つけましたよ (^o^)

 アオノリは我が家で佃煮の材料になります。「江戸むらさき」や「ごはんですよ」の商品名でおなじみのあれですね。1パック百円と相変わらず安いです。煮詰めるとちょうど市販の瓶詰め位の量になります。
 

 佃煮は素材を醤油と砂糖で絡め、水分を飛ばしながら煮詰めたものです。
 私は酒やみりん等も好みで加えてますが、「料理酒」「みりん風調味料」といったモンは使いません。そのまま飲んで不味いものは使わない主義です(実は酒が切れたとき、替わりに飲むことがあるもんで…)
 
 電気や冷蔵庫のない生活をしてた頃、佃煮は我が家の定番食料でしたねぇ。
 寒くなると薫製なんかもやりましたが、手間がかかるし(楽しいですが)ハエのいる時期はウジが湧いてしまうので、やっぱ佃煮にしておくのが手軽なんです。
 アオノリだけでなく、小魚や肉類も佃煮にして保存してましたね。

 当然、保存食ですから味付けは濃いめに仕上げます(我が家の漬け物も同様です)。昨今流行な「健康志向の減塩」なんてクソ食らえです。
 塩分糖分が濃いから保存性が高いわけで、姑息に減塩なんかするから添加物を加えて日持ちをよくする必用が出てくるんですよ…。


 さて、アオノリの佃煮ですが、20分もあれば完成する手頃なもんです。
 焦げ付かないようにかき混ぜるのが少し面倒なんで、退屈しないように一杯やりながらの作業です。箸にこびりついたのを肴に舐めながら味付けの加減をしていきます。
 私はグルメじゃないから出来にこだわる気もないし、子供の頃に好きだった「江戸むらさき」の味や食感を基準に仕上げて終了です。冷めたら余った瓶に詰めて保存します。


 私は食品メーカーで働いた経験があるので、こんな生活をしてる割には添加物の使用に関して寛容な方だと思います。
 使わないと市場に流通させられないのが現実ですし、万一「食中毒」なんか出したら従業員の生活が壊れてしまう事情もありますしね。

 添加物や農薬に文句を言う前に、まず自分でつくってみることをお勧めします。
 気持ちがあるなら、そこから世の中を学ぶことが沢山あると思いますから…。


 …ま、私がここで言えることは、こんなでたらめ保存食でも食べきるまでの保存性はあるということですね。

 

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カルチャーストーンという素材

 知らない人が見たら天然石だと思ってしまう「カルチャーストーン」という資材があります。飲食店や観光地の施設などで目にする機会が多いですね。

 一見すると自然の石を積み上げたり埋め込んでるように見えるのですが、実はタイルのように貼り付けてあるだけだったりします。いわゆる「ニセ物」「まがい物」の一種ですが、成分的に天然石と近い素材を使ってるそうでなかなかリアルですよ。
 最近は一般住宅でもアクセント的に使われるようになってますし、暖炉や薪ストーブの炉台(ステージ)にも使われることがあります。

 姉妹品に「カルチャーブリック」ってのもあり、こちらはレンガ調のタイルです。
 朽ち果てそうな古レンガなんて本物は入手困難ですから、そのような雰囲気を希望する施主さんにはこれしか選択肢がないと思います。形も厚みも不揃いな数百種類のパターンが入った状態で出荷されるから、上手に施工すればとても良い趣に仕上がります。…なんて業者の宣伝文句みたいなことを書いてしまいましたねぇ f(^-^;


 ところで我が家の薪ストーブの炉台は、炉を解体したときに出てきた本物の耐火レンガを譲り受けて使用してます。…運とタイミングが良かったです。
 入手してからもさらにボロく(汚く)するために、でたらめいい加減に積み上げて数年雨ざらし放置してましたね。
 赤い薪ストーブに白っぽい耐火レンガは良い組み合わせだと勝手に思ってますが、相変わらず未完成のままだったりしてます。

 で、レンガは数に限りがあるのでストーブ背面に積んだ上の壁面部をどう処理するか、ずーっと考えてました。
 かなり以前、施工後に余ったカルチャーストーンを譲り受けて保管してたのですが、使おうにも半端モンばかりで数が足りないしで、他のアイデアを考えながらも塩漬け状態で放置してました。

 ところが先日、思わぬチャンス到来です!
 建て替えで解体する直前の家に見つけましたよ。我が家で保管してあるのと同種類のカルチャーストーンです。積んだブロックに貼り付けてありますね。

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 しかし建物他は重機でぶっ潰す直前でしたので、ていねいに分解してるヒマなんかありません。とにかく運び出せる大きさまでタガネやハンマーでぶち壊して、なんとか救出してきました …(^o^;
 
 もちろん使い道はストーブ回りの装飾に使いますよ。

 でも今年中には無理ですね。
 残念ですが本業?が忙しいし、そろそろ冬の出稼ぎ先を決めなければいけない時期ですからねぇ…。

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そろそろ旬な薪ストーブの話

 そろそろ薪ストーブの季節です。
 我が家では例年なら9月下旬頃からボチボチと焚き始めるのですが、今年は記録的とも言える暖かさなので、今のところ使わなくて大丈夫だったりしてます。


 機種はバーモント社の「レゾリュートアクレイム」です。このメーカーはデザインが優秀だと思いますし、とても気に入ってます。

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 操作や温度管理が少々面倒ですが、煤や煙を2次燃焼させるシステムがあるので薪を節約できます。カタログデータでは燃焼時間が最大9時間以上だそうですが、良い薪をいっぱいに入れて弱火にしておくと本当にそれくらい燃え続けてますよ〜。

 個人的に不満な点は、大きさの割に炉が小さいのと底面が斜めになってるから少量の薪を焚くときに不便なことです(反面その構造が長時間燃焼の秘訣なんだそうですが)。あと、吹き抜けになってる我が家の居間を暖めるには少々力不足ですね。
 ま、我が家もまだ未完成状態です。一昨年天井を貼ったら随分と部屋が暖まるようになりましたし、さらに隙間をふさいで玄関やキッチンを仕上げたら、たぶんこれ一台で暖房をまかなえるようになると考えています。


 ちなみにカタログを見ると私のような貧乏人がとても買える値段じゃありませんが、実は某ペンションでストーブを入れ替えたときに格安で譲り受けたものなんですね。
 外見はボロボロですけど正規の代理店業者から購入してる品なんで、部品の調達も問題ありませんし。


 そして考えてみたらこのストーブ、電気のない生活をしてた仮小屋時代から使ってましたよ。
 …うーん、我が家では一番長い付き合いの調度品だったんですねぇ。


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風邪引きの山暮らし

 めずらしく風邪を引いてしまいましたよ (^_^;

 昨日は仕事に出たのですが、夕方になると症状が悪化してしまいました。一緒に働く相棒も1週間以上風邪引きで辛そうにしてましたから、今日は2人そろって休みをいただきました。


 私の症状は咳と鼻水で熱も少しありますね。
 仕事の時は風邪薬を飲んで症状を抑えてましたが今日は飲んでません。基本的に嫌いだから薬物を使う習慣がないのです。
 そういや昔、薬剤師の友人が言ってましたね。「…薬は効くけど直らないよ」

 風邪の主な原因はウイルス感染だそうですが、個人的には「疲労や不摂生による免疫低下」が引き起こすものだと勝手に考えています。抵抗力が落ちてるから普段は問題にしないウイルス達に負けてしまうんだと思うわけです。
 想えば旅に出て以来睡眠不足気味で、気の済むまで寝たことがほとんどありませんでした。そして偏った食事ばかりで、酒量も多かったですねぇ。…疲れが溜まってるな、とは感じてました。

 で、私の治し方といえば「ひたすら寝る」のみです。また体力(抵抗力)をつけるために「無理してでも食べろ」とか言われますが、食欲のない時は全く食べませんね。身体が要求しないことはやらないのが正解だと思ってます。
 ちなみに人間以外の生き物は、体調の悪いときはじっとして動かず寝てばかりいますね。たぶんあれが一番理にかなってる気がするのですが…。

 ところで民間療法としてネギやショウガが効果あるみたいですね。
 そのまま食べるのも何だから、豆腐にぶっかけながら今食べてます。で、食べ終わったらまた寝ます。
 

 今日は天気も良く、我が家の仕事が出来ないのが残念でした。でも寝てばかりじゃ暇なんで少し屋外を歩いてみました。
 その時に「山の景色や空気、それに季節を感じることは健康に良いんだな」ってことがわかりました。健康を害して初めて実感したことです。
 

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来客から学ぶ料理

 先週とは違うメンバーですが、今回の土日も北海道で出会った旅仲間の2人が帰りしなに訪ねてきました。

 1人は以前一緒に北海道を出て、我が家に1週間ほど滞在していった人ですが、もう1人は初めての来訪です。
 その方は昔、中華料理屋で働いてた経験があるそうでして、滞在中は料理を作ってもらってました(いつも書いてますが、私は来客をもてなさず料理までつくらせる悪い家主なもんで…)。

 私の方は家庭菜園の野菜や、先日頂いた中山間地の棚田で収穫された新米等を提供して、足りない材料は買い出しに行ってもらうってパターンですね。
 
 で、夕食につくってもらった料理がこの写真です。

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 真ん中の大皿がメインディッシュで、鶏肉を香味野菜で蒸したものをサラダの上に盛ってます。その上のどんぶりは「醤油」「酒」「酢」を合わせたものにネギやニンニク、ショウガ等の香味野菜をつけ込んだタレです。それをこいつにかけて食べるのですが、野菜のドレッシングにもなるし他の料理にも使える万能のタレですね。…しっかりレシピを聞いておきました(^o^)

 その左はピータン(アヒルの卵を熟成させたもの)を刻んで豆腐や香味野菜とあえたものです。
 ピータンは初めて食べましたが、酒好きの私にはクセになりそうな素材ですねぇ。

 その上はポテトサラダ(中華じゃないけど)で、そのまた上は薬味用に刻んだ我が家のミョウガです(これがまた料理に合うんだな)。右端の皿は自家製のナス漬けとカブ、キュウリの糠漬けです。

 そんなわけで久しぶりにまともな料理を食べさせてもらったし、我が家で余ってた野菜類もかなり片づきました。
 そして今朝は家庭菜園のゴーヤでチャンプル(炒め物)を作ってもらいました。

 
 2人は我が家を今日旅立ちましたが、昨日は夜中まで飲んで(飲み過ぎた…)旅の話を楽しめましたし、中華系の料理を教えてもらったのが大きな収穫でした。

 …やっぱ旅はやめられませんね。


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木の実の季節

 昨日の仕事は車で1時間ちょっとの、そこそこ名の知れた別荘地で樹木の剪定などをしました。
 熟して地面に落ちたのも多いですが、枝にはたくさんのドングリが青いまま付いてました。そういや我が家も木の実の季節ですね。


 この時期は我が家の屋根を直撃して転がってゆく物体が多々あります。先日泊まった来客が驚いて、やかましい音の正体を聞いてきました。キッチンの前に生えてるクルミの実のことです。
 去年は裏年であまり実を付けなかったんですが、今年はクルミもクリも豊作ですねぇ(一昨年ほどではありませんが)。たぶんドングリの木(ナラやクヌギ)もそうでしょうが、自分が食べないものはあまり関心がないからリスにでも聞いてくださいって感じです (^-^;

 ところでクルミはイチョウ(銀杏)みたいにアクが強くて屋根が傷むんですよ。なので屋根に伸びてる枝だけは切りたいと毎年思ってるんですが、樹が大きく高くなりすぎてこれがまた大変です。
 冬の積雪時なら3mも積もるし雪がクッションになるから仕事が楽なんですけど、最近は出稼ぎに出て冬は居ませんから先延ばしになったままですねぇ…。


 そういや去年は我が家周辺にも熊が出没して騒ぎになりましたが、今年は大丈夫でしょうか。
 普通に考えたら今年は豊作なので心配なさそうですが、ここから20kmくらい離れた山間地ではすでに目撃情報があるそうです。

 個人的にはクマの出没って、単に木の実の出来ばかりが原因でないような気がします。
 このブログでも時々書いてますが、ここ数年は動植物を含めて山の生態系に大きな変化が起きてると思うのですが…。

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山暮らしと雑草対策

 昨日の作文ついでに我が家のことも書いてみます。

 生活上、最も面倒でやっかいな問題のひとつが「雑草対策」です。それなりの敷地面積で田舎暮らしされてる方ならわかる話だと思いますが、とにかく「草刈り」の作業がなければどれだけ生活に余裕ができるものかと思いますよ。
 ここは山林だから放っておけば雑草が背丈より高く伸びて、「お化け屋敷」みたいになってしまい生活にも支障が出ますし、諸事情で2年放置したときは樹木(雑木)が根付いてしまって後が大変でした。

 春から秋にかけて最低3回、できれば5回の草刈りをしないと「人間の暮らす場所」に見えなくなります。で、他に良いアイデアも無いんで、とりあえず暇を見て最低限の「草刈り」をしています。
 ちなみに我が家の敷地は登記上で約700坪(実測では千坪近く)ありますが、半分くらいは未だ開墾せずにカラマツ林のままで放置してます。下手に手入れをするより、山林原野のままにしといた方が手間いらずですから。

 以前は林以外の敷地は刈ってたのですが、今じゃ家や林道から入る私道周辺、それに家庭菜園以外は草刈りしなくなりました。生活に利用しない場所を草刈りしても無意味ですし、そんな余裕もありませんからね。
 去年解体した仮小屋跡も今年は元の笹藪に戻ってしまいました。今のところ利用する予定もないから、自然に帰したまま放置してます。

 それでも草刈りは面倒な作業です。旅から戻って最初にした仕事が草刈りですしね。
 …来年はもう少し楽ができるように、良い方法を模索してみようと考えてます。
 

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雑草対策の木材チップ

 先日の三連休以外は相変わらず人様の仕事に出かけてますが、昨日今日は面白い仕事をさせてもらいました。


 旅に出る直前に草刈や芝草植えをした家なのですが、そこのご主人が雑草対策としてこんなモノを仕入れてきました。

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 これ、丸太を切削破砕した「木材チップ」です。通常は紙の原料などに使われるのですが、マルチや敷き草替わりに雑草対策に使おうというアイデアです。
 チップの大きさは大体3cm角前後でしょうか。

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 これをネコ車(一輪車)などで運んでは庭木の根元に敷き詰めてゆくわけです。ま、庭といっても我が家の敷地より広大ですから(千坪以上あるでしょう)1日じゃ終わりませんけどね (^-^;
 …などと書くと都会の人は、もの凄い大金持ちのお屋敷と思うかもしれませんが、地道な商売をしながら堅実質素な暮らしをされてる方ですよ。
 田舎ですから数百坪の屋敷(宅地)なんて当たり前ですし、田畑を潰して雑種地にした部分も多いから「ご近所よりは広いよなぁ」って程度です。

 敷き詰めるとこんな感じで見栄えも悪くないですね。

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 考えるに木材チップなら敷き草(藁)と比べて腐りにくくて何年も持ちますし、腐った後には肥料になります。ビニールマルチに比べて通気性も良いでしょうから樹木への悪影響も少ないんじゃないでしょうか。

 ただ、私の山暮らしの経験から「頭の中では素晴らしいアイデア」も実際に行動してみると予想外の不具合や面倒が発生して、思いどおりにならないことが多々起こるんで、ちょっと心配してしまうこともあります。

 でもご主人のアイデアが実になるのか来年が楽しみですし、上手くいったら私も真似させてもらおうと考えているところです (^-^)

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幻の街「キラク」

 北海道の東に糸くずのように付着する「野付半島」という場所があります。

 海に運ばれた砂が堆積してつくられた地ですが、地盤沈下や潮流の影響を受け、刻一刻と地形変化をしてるそうです。
 話では先端が40年で60mも延びたとかですし、国土地理院の地図も陸地のはずが水面だったりとあまり当てにならない土地なんですよ。

 噴火や地震などの突発を除き、目に見える地形の変化なんて数千数万年単位のことですが、ここでは数百年の史実、というか個人の生きてるスパンではっきりした変化を見ることができる貴重な土地です。
 大好きな知床半島は「世界遺産」とかでやかましくなってるし、最近はこの野付半島に興味がシフトしてますね。


 私は十年以上前に半島の先端まで歩いたことがあるのですが、去年久しぶりに行ったら随分とイメージが変わってた気がします(記憶違いでなければですが)。
 ここの名所として海水の浸食を受け原生林が立ち枯れた「ナラワラ」「トドワラ」が有名ですが、特にトドワラは前回とは明らかに違う「朽ち果てた風景」に変貌してましたよ。


 現在は漁師さんの番屋加工場が点在するだけで定住者も居ないようですが、江戸時代後期には豊富な漁場として、また北方の島に渡る交通の要衝として栄え、人口も多かったそうです(国後島まで16kmの近さ!)。
 

 で、正式な記録は無いようですが伝説があるんです。
 …当時は漁師だけでなく、交易のための商家や北方警備の武家屋敷が建ち並び大いに栄え、遊郭まで存在する大歓楽街があった。

 その街は「キラク」と呼ばれたそうです。

豊かで気楽な街というのが語源らしいのですが、文字は「喜楽」その他の表記をするみたいです。


 というわけで今年は「キラク」跡を見に行くことに決めてました(正式には「野付通行屋跡遺跡」付近の地帯みたいですが)。
 地図では外海沿いの道から「キラク」に入る道が分かれてるはずなんですが、さっぱり入り口がわかりませんよ。迷いながら探してやっと見つけたのですが、草が生い茂りよくよく見ないと道だとわかりませんでした。
 四輪駆動車なら行けそうですが、見た感じは徒歩も含めて最近通った人はないように思える荒れ方です。

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 一時間半くらい歩いた行き止まりに碑があり、その脇にはすり減って墓碑銘の読めない墓石が並んでます。
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 台地はまだ続いてますがもう道は無く、ただ原野が広がってるだけです…。

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 ここが幻の歓楽街「キラク」のなれの果てなんでしょうか?
 確かに見渡せば街を創れるほどの広大な土地ですし、近年の地盤沈下以前はもっと広かったとか(海中から生活用品が多数見つかるそうですよ)。

 地に立てば更なる興味が湧き起こりましたがすでに日は傾き、(単独行動を好む私には珍しく)連れも居たんでその先の探索はあきらめました。
 …あとは来年の課題ですかね?


 もし、「キラク」という街が本当にあったとしたら、そこで生まれ育った子供達もいたでしょう。
 街の未来永劫の繁栄を信じて「安定した暮らし」や「豊かな老後」を模索した人が居たかもしれませんね。
 だけど百年後には海中に没したり、このような原野に戻ってしまうとは当時ほとんどの人は考えてもなかったんじゃないでしょうか?

 私だって、この原野湿原に幻と消えた歓楽街があったとは信じられませんでしたしね…。

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