でたらめ山暮らし/ブログ版

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今年の気候について

 ここ数日で急に気温が上がりました。
現在の室内は28度で、部屋で初めての扇風機を回しています。

 例年なら5月の後半に30度を超える真夏日が続いたりしますが、今年の真夏日は今まで2日だけで、25度を超える夏日もほとんどなく、最近まで20度前後の涼しい日が続いていました。
ちなみに気象庁発表の気温ではなく、我が家の玄関に設置してある温度計の話です。
 涼しいおかげで外の作業は楽でしたが、家庭菜園が今年はさっぱりで、収穫までまだまだ日にちがかかりそうです。

 また、この地域はとっくに梅雨入りしていますが、今のところ雨がまともに降りませんね。
 これまた例年なら梅雨入りと同時にしばらく雨降りが続き、少し中休みをしてから大雨が降って梅雨が明けるパターンですけど、ここ数年は当てはまらないようです。

 私は暑いのが苦手ですが、寒いことは苦にならないので、個人的には望ましい気候です。しかしそれは季節の影響を受けずに生きている、都会人的な考えでしょうね。
 1年をワンサイクルとして、きっちり生きている植物は相当に混乱しているような気がします。
普段は同時に咲かない花が同じ時期に観られたりしていますし、例年ならそれでも帳尻を合わせてはくるんで、たぶん大丈夫でしょうけど、とても厳しい年ではあるように思えます。
 昨年の木の実の大豊作も、もしかしたら今年の気候を見越してのことかなぁ?なんて勘ぐってみたりしますね。大雪でだいぶ枝をもがれてしまったし、今年は実りの少ない「裏年」になりそうな感じです。

 しかし雑草たちも、ここにきて一気に伸びました。
例年ならとっくに初回の草刈りを終えているところですが、今年は今までまともに草刈りをしないで済んだのは楽ができましたね。
 
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テーマ:自然の中で - ジャンル:ライフ

クワの木 クワの実

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 ここ数日で実を付けたクワの木です。
 
 この山ではどこにでもある、ありふれた木のひとつでして、放っておくとそこら中から生えてきます。
しかも生命力が強いので、不要と判断したらすぐに抜いておかないと後々面倒なことになります。切ったところから、またすぐに伸びてくるし、成長が早いので数年たてば根を掘り起こすのがやっかいになります。
 田んぼの畦にも生えてくるような木です。たぶん鳥がフンをして運ぶのでしょうけど、草刈りをしながらも、その生命力に感心してしまいます。
 畦道にわざとクワを残して、何本かを生長させている、粋なお百姓さんもいますけどね。(^-^) 

 以前、5㎝くらいの太さで数mに伸びた木を切ったまま数年放置したら、切り株から何本も生えてきて、しかも切ったときより太く群生状態で成長してしまいました。
 そうなるともう絶やすのは大変だし、ちょうど裏鬼門方向だということで、魔除けのおまじないに10㎝くらいに太ったのを1本だけ、剪定して残すこととしました。
 これほどの木ですし、我が国で養蚕が盛んだったというのも、なんかわかる気がします。


 ところでクワの実は、山の幸でもトップクラスの味覚だと思いますよ。
好ましい甘みと酸味があり、トロリとした濃厚な味は最高ですね。
 私だけでなく山の鳥たちも大好物みたいで、クワが実を付けると寄ってたかって食べに来ています。
 写真では赤い実ばかりですが熟すと黒くなり、それが食べ頃です。昨日カラスが長いこと、この木の枝に止まっていましたが、食べ頃の実を全部やられたようです。なるほど、売れ残りのクルミに見向きもしなくなったわけですな。早い者勝ちですから文句は言えませんけどね。
 ま、我が家の敷地でも実を付ける木は何本もありますから、どうでもいい話です。
 
 ちなみに日持ちが悪いというか、実が軟弱な上にすぐに痛んでしまうので、生の果実が店頭に並ぶことはないようです。
 お金を出して買えるのは、個人レベルでつくったジャムくらいではないでしょうか(とても高いけど文句のない値段だと思いますよ)。

 クワは実だけでなく葉も非常に栄養価が高く、薬草としても知られているそうです。根は漢方薬の原料になり、なんか鳥や芋虫(カイコ)にだけ食わせておくのがもったいないですねぇ。

 我が家では完全に雑木扱いなので、「要注意」というか目の敵みたいな面があります。
でも実が美味しくて薬効のある木でもあるから、邪魔にならない場所に鳥と私が食べる分くらいは残すことにしています。
 

テーマ:自然の中で - ジャンル:ライフ

サツマイモの苗

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 サツマイモを切って水を張った皿に置いておくと、このように芽が出てきます。

 冬に実家に行ったとき、テーブルの上で親がやっていたことですが、何本ものツルがきれいに伸びていました。
 これをどうするのか聞いたら、ただの観賞用なんだそうで、伸びすぎたツルを切って捨てていました。
 「もったいない。地面に植えたらイモになるのに」と思ってはみましたが、実家は高層団地ですから植える場所がありませんよね。

 山暮らしの土地では、6月に入るとサツマイモの苗が売り出されます。
今年は景気づけに植えようと思っていたのですが、いろいろと忙しがっているうちに買いそびれてしまいました。

 前にも書きましたが、サツマイモって本当に景気がいいというか気前の良い作物で、肥料はストーブの灰と米ぬかを少量くれたら十分です(無肥料でも大丈夫とのこと)、というか肥料をやりすぎるとツルばかり伸びて良いイモにならないそうです。
 草取りをしなくても雑草の上を元気に伸びてゆくし、そのツルも食べられるという、とても気前が良くて私のような横着者と非常に相性の良い作物ですね。

 というわけで親のマネをして、今年は苗からつくっているわけです。ちなみに種イモはスーパーの処分品を一袋100円で買って、包丁で割ったのを現在4つ栽培しています。

 果たしてこんなのが成長して本当にイモになるのか? 収穫に間に合うのか?
 あまり期待もしていないけど、ちょっとした楽しみのひとつです。

テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用

クルミ割りカラス

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 カラスは朝と夕方に、決まって我が家にやってきます。
定期巡回コースなのか、巣が近いのかは知りませんが、食べ物が無いか我が家周辺を探しに来るのが日課です。

 ところが今年は日に何度もやって来ます。そこらを歩き回り、台所の前に生えているクルミの木の下の切り株の上で、いつも何やらやっているのです。
 たまたま鉢合わせてカラスが逃げたあとを観ると、まっぷたつに割れたクルミの実がありました。芽が生えてきた実は簡単に割ることができるので、どうやらこれを食べに来ているようです。

 カラスが道路にクルミの実を落としたり、道路に置き車に轢かせて割って食べる場面はテレビで観たことがありますが、ここの土地のカラスはもっと賢いですよ。
 バス停の近くに待機していて、停車したバスのタイヤの前にクルミを置いてゆくのだそうです。確かにこれなら一発で確実に割ることができますよねぇ。

 去年の秋は山の木の実が例年にない大豊作でした。
私も泊まりに来た友人と、ちょっと林道に出ただけで大量の栗を収穫したほどです。

 リスといえば、人間ならアク抜きが大変なのであまり食べないドングリを好んで食べるイメージが強いですが、やはりアクが無くて食べるのが楽な木の実を好むようです(ネズミもそのようです)。
 さすがに栗は食べ尽くされていましたが、今年は春になっても大量のクルミが地面に残っていました。
今でもリスやネズミはクルミを食べているようで、春以降に集めて食べられたクルミの残骸が、あちこちに見つかります。
 おかげで手つかずのドングリが大量に地面に転がっていて、たくさん芽を出しています。そんな調子ですからクルミも今年はあちこちで苗が育っていますね。

 なのでカラスも今年は芽の出たクルミを狙って、頻繁に来ているのですね。
クルミやドングリ(ナラやクヌギ)もこんな年が繁殖するチャンスなのでしょう。
 
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テーマ:自然の中で - ジャンル:ライフ

情緒と思い出のある物置

 階段、ベランダに続いて、廃材在庫一掃処分の三つ目は物置小屋です。
例によって今回も、解体した廃材小屋の廃材と手持ち資材のみで、1
円もかけずに済ませた作業です。
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 これを土台に使いました。いつどこで頂いてきたのか憶えてませんが、軽トラで運んできてログハウス造りの作業台に使っていましたから、相当昔から我が家にあるものです。
 何年も雨ざらしで放置されていましたが、さすがは鉄骨(アングル)、錆びるだけで腐りはしませんね。
 サンダーで錆を落として、ペンキを塗っておきました。
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 基礎は4畳2間の風呂小屋を建てた時に使用したブロックです。
穴を掘って、砕石を入れてカケヤで鎮圧して、その上に置きました。
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 骨組みを作ります。とりあえず貼り付けたコンパネは、下げ振りを使わず垂直を出すためと、筋交い代わりの意味があります。物置ですからこの程度の精度で十分です。
 また、屋根勾配を出すのに解体小屋の妻壁をそのまま再利用しています。
さらに外装を打ち付けて、建物の基本構造を完成させます。
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 真っ黒ハウスになってしまいました。屋根の下地に張る「アスファルトフェルト」という材料を貼り付けてみたからです。
 結露防止目的というより、雨漏りと虫の侵入を防ぐのが今回の目的ですね。
というか、本当の目的はログの屋根工事で余った材料の、有効的処分です。
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 明日は雨、とか天気予報が言ってるので、とりあえず屋根を張っておきました。
スポンジ付きのステンレス傘釘で止めましたが、雪国では屋根に使わない方がいいそうです。
 職人さん(屋根屋さん)の話では雪で引っ張られて釘が抜けてくるそうで、豪雪地帯の雪を知らない方には信じられないでしょうが、実際に解体した小屋では打ち付けたはずの釘が、かなり飛び出していましたね。
 もちろん本宅のログでは職人さんのアドバイスどおりに、雪で釘も抜けず絶対に雨漏りしないというやり方で施工していますが、この廃材トタン屋根では雨漏りしてしまうので、その方法が使えませんでした。

 さらに小屋の外装材を移植して貼り付けました。
丸ノコで製材して目減りしたので、6畳の小屋分の外装材を、この大きさの小屋でほぼ使い切ってしまいました。当時よりも進化している技術で仕上げたいという、無駄な欲が出てしまってるのです。
 扉は小屋で使っていたものを、そのまま流用しました。
 「ログハウスを造って住みたい」って思ってやっていた、あのころの生活小屋を(物置とはいえ)コンパクトにここで再現したい、って希望がありました。

 たかが物置に、こんな手間をかける必要は全くないのですが、半分趣味でやってることですからいいんですよね。

 外出の日も何日かあったし、毎日1日中作業していたわけではないのですけど、これに10日くらいの期間をつぶしてしまいました。
 3日もバイトに行った給料で、市販の物置を買った方が間違いなく経済的ですね。
でも経済的に正しいことより、「自分に優しくて楽しい」ということが「山暮らし」での正義なんですよ。


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テーマ:ハンドメイド - ジャンル:ライフ

大活躍のインパクトドライバー

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 ログハウス造りで一番活躍した道具はなんだと思いますか?
チェーンソーと言われそうですが、実はこれ、インパクトドライバーなんです。

 我が家はポストビームのログハウスなので、チェーンソーは家の骨組みで活躍したくらいです(それでもすごい仕事量でしたが)。実際丸ノコの方が使用量が多かったですね。
 で、何といっても使用量ナンバーワンの道具はインパクトドライバーでした。

 ちなみに普通のドリルドライバーとの違いと言えば、インパクトドライバーはビスを「ぶっ叩きながら?」ねじ込んでゆくので、強力な締め付けトルクが得られるわけです。節にでも当たらない限りは最後までネジ締めができる優れものです。
 とても楽にビス止めができるので、DIYの超お勧めアイテムですよ。

 この家は一部を除いてほとんど釘を打たずに、ビス止めをしています。理由は釘打ちより楽で効きが良く、簡単にはずしてやり直しができるからです。
 先日解体した小屋は釘打ちで建てたので、解体作業が大変でした。ビス止めなら材料を痛めず楽に解体できるので材料を使い回したり、架設工事をするのにとても便利です。
 チェーンソーは現在は、薪や枝を切ったりするくらいしか使い道がありませんが、インパクトドライバーは今でも大活躍でよく使うから、いつも見える場所に置いてあります。
 先を付け替えればドリルにもなるし、車のタイヤ交換にも使っています。

 買った当時は高い道具でした。程度の良い中古を知り合いから買いましたが3万円くらいしましたね。定価はその倍近くしてました。さんざん使い倒してきたのでバッテリー(充電池)は今のが4本目です(3本目もまだ使っています)。
 しかし最近はバッテリーの寿命が近いせいか、持ちがとても悪くなりました。バッテリーだけで1本1万近い出費になるので考えているところです。予備も買わないと仕事にならないですし、ドライバー本体も、もしかしてそろそろかなって兆候があるような気もしています。

 とても愛着のある道具ですが、最近はホームセンターで予備バッテリー付きのが、1万ちょっとで買えてしまいますからねぇ…。

  

テーマ:家作り日記 - ジャンル:ライフ

クリームシチューと万能スープ

 昨晩買い物に出かけたときに、突然クリームシチューが食べたくなりました。
私は「あれを食べたい」とか思うことがあまりないので珍しいことです。

 実家に帰ったとき、よくある会話ですが、
  母「今晩、何が食べたい?」
  私「特にないなぁ」
  母「そういう返事が一番困るんだよねぇ」
  私「うーん、じゃあ納豆が食いたい」
  母「…」
 ってな調子です。

 料理は好きな方だと思うのですが、食べることにはあまり興味がないんだと思います。

 さて、今日は昼食後から仕込みを始めました。
 最近は近所のスーパーで豚ガラを見かけなくなったので、スペアリブ(骨付き豚バラ)を代わりに使い、ニンニクショウガ等の野菜と煮込んでスープをつくります。
 アクを取ったら、そのままとろ火で夕方近くまで放っておきます(外で作業がありますので)。それから具を入れてさらに煮込みます。

 牛乳や小麦粉も在庫してるのですが、今日は面倒なので市販のルウを使うことにして、ルウを入れる段階になって思いました。
「これって、代わりにカレー粉入れたらカレーになるし、味噌を入れたら豚汁だし、ブイヨン(コンソメ)入れたらポトフ?だなよぁ…」
 というわけで一部を小鍋に移して、とりあえず念願のシチューをつくって夕食としました。
 残った「具入り味無しスープ」は、明日の気分で何にするか決めることにします。

 しかし、今回使ったシチュールウ(有名メーカーのです)って何が入ってるんだろ?
今、食後の酒を飲んでますが、舌に変な味がずーっと残ってて、酒がまずくて困りますねぇ。


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テーマ:食べ物 - ジャンル:ライフ

コンビニと冠婚葬祭

 以前、日本在住のドイツ人の方が書いた本を読んだことがあります。
その本によればドイツ人は世界一ケチで合理主義者なんだとか。
 1円でも安い店を探して買い物するとか、心のこもった贈り物なら新聞紙にくるんで渡しても失礼にならない、とかは常識だそうです。

 日本で生活する際に無駄金を使わないためには「コンビニに入るな」「冠婚葬祭に関わるな」というのがコツだそうです。
 確かに私もコンビニにはめったに行かないですが、たまに行って買い物客のカゴを見ると「弁当」「ペットボトル」「カップ麺」ってのが多いですねぇ。ちなみに私が買わないものばかりです。コンビニは無駄遣いの元凶だと言う意見は、確かに納得できます。
 冠婚葬祭関係も、まぁ年賀状くらいですかね。結婚式には断れない義理で、今まで一度だけ出席したきりですし、葬式も数回行っただけです。
 私の場合、故郷を離れて暮らしているから、その手のお誘いはもう来ません。連絡しようにも電話(電気)も無く郵便も来ない生活を約10年してましたしね。

 ケチで有名な?ドイツ人も、べつに預金残高を見ながらニヤニヤしているわけでなく、長期休暇を取ってバカンスをのんびり楽しんだりしているようですね。
 無駄を徹底的に排除して、その分人生を楽しむ時間をつくれば良いって考えみたいです。その考えには私も大いに賛成です。

 私には「貯金する」って概念が無くて(だから甲斐性無しと言われるのですが)、使う当てのないカネを貯めるのに働く位なら、その分「ボケーっとする時間」を持った方が有意義だという考えです。
 生活費を切りつめるのも、別にケチが好きなわけじゃなくて「何もしないですむ、甘ったれた生活」を少しでも長く続けたいから自然にやっているだけなんですね。
 ちなみに趣味(多趣味なんです)や旅行には平気でお金を使ってしまいます。もし、私が無趣味の引きこもりだったなら、今頃たいそうな財産を残していることでしょうねぇ。
 
 おかげで山に定住できず、年の半分近くは出稼ぎに行くはめになっているわけですけど…。
 

テーマ:小さな幸せ - ジャンル:ライフ

衣服の問題とダイエット

 山の生活では、昼間はほとんど作業着を着て過ごしています。
作業着といっても頂き物や着古した服ばかりで、他人が見たら相当にみすぼらしい格好でしょうね。

 たぶん誰でも、まだ着られるのだけど着てない服をたくさん持っていると思います。山暮らしではそんな服が活躍する場があるわけです。
 ちなみに「よそ行き用の作業着」もあります。人様の仕事には、あまり汚らしい身なりで行くのも何ですから、外出専用に少しマシなのを着て行きます。

 よく生きてゆくための必須項目として「衣食住」ということが言われます。
肌着類を除いて、すでに一生着る分を所有していると思うので、私自身は「衣」の問題が解決していると考えています。
 「おしゃれ」というものに興味がない私の被服費は年平均で数千円程度ですし、実際5年10年と着続けている服が多いですね。

 ただ、最近太ってしまったので、ズボン類ではけないものが出てきて困っています。
出稼ぎ中にダイエットで体重を10キロほど落としたのですが、山に帰ってからまた5キロくらい増えてしまいました。
 どうも最近、太りやすい体質になってしまったようです。

 私は子供の頃から親に「とにかく食べない奴だ」と言われたほど小食で、今でも人様の半分しか食べないんですけど、それでも平均身長以上に成長できました。(スーパーカブみたいに燃費が良いってことでしょうか?)
 これでも太るようなら、さらに食事量を減らさないといけないようです。
 まぁ、昔から食べることにはあまり執着がないので(美味しいもんは、たまに食べればOKって感じです)それは構わないのだけど、献立を考えるのが面倒ですねぇ。

 でもこのまま太り続けると、せっかく解決したと思った「衣」の問題がパアになりますから、やはり減量しないとなぁ、と思っています。

テーマ:食べ物 - ジャンル:ライフ

山の哲学者? ホトトギス

 コジュケイを「山の吟遊詩人」と勝手に命名していることは昨日書きましたが、私が「山の哲学者」と呼んでいるのがホトトギスです。

 鳴き声はよく「テッペンカケタカ  ホトトギス」と表記されますが、個人的にはちょっと無理があるような気がします。「トッキョッ、キョカキョク  トホホギス」の方が近いように思いますが、どうでしょう。

 「テッペンカケタカッ」と何度か鋭くテーマをえぐり出してから、「ホトトギス、ホトトギス…(繰り返しながらも鳴き声がだんだん情けなく、あいまいになってくる)」と、あきらめの境地で「諸行無常」や「世のあはれ」を説くような語り口に聞こえます。

 音楽にたとえると、コジュケイがメジャーコードを多用し、日常を謳歌する陽気なキャラに対して、ホトトギスはマイナーコードを得意とする、物憂げで現実逃避的な路線ですね。

 ホトトギスは「託卵」といって、ウグイスなど他の鳥に卵をかえしてもらったうえに、子育てまでしてもらう鳥として知られています。
 もちろん正式にお願いにいっても、断られるのは間違いありませんから、隙を見て他鳥の空き巣を狙い、勝手に卵を産み付けるわけです。
 子作りは好きだけど子育ては大嫌い、というとんでもない奴ですが、その辺に関しては人間たちも偉そうなことは言えませんねぇ。

 さらに「この親にしてこの子あり」という典型で、同じ巣の他の子を皆殺しにして、自分だけが食い扶持を独占してしまいます。
 もし人間がこんなことをしたなら、世間は大騒ぎのワイドショーは大喜びのという、たぐいまれな凶悪犯罪ってもんですね。

 こんな極悪人(鳥)が、なんで哲学者だ?と言われそうですが、私には「働き者の哲学者」や「子育て上手な哲学者」ってイメージが全くないんですねぇ。
 そういや以前テレビで観たことですけど、ホトトギスを発見したウグイスはもの凄い剣幕で攻撃し、追い払っていました。まさに「親のかたき」状態です。
 そりゃそうですよね。まっとうで地道に築こうとする家庭を破壊する「ろくでなし」ですから。(余談ですがウグイスって、その姿や鳴き声に似合わず、かなり凶暴な奴ですよ。機会があれば後日に書きます)
 
 まぁ、これくらいでたらめで破滅的な奴じゃないと哲学なんか語れない、と思っているのは私だけでしょうか?(哲学者の方が読んでたら、すみません)
 そういや昼間の鳥のくせに、夜になってもフクロウと一緒に語っているような、夜更かし者でもあります。

 破滅といえば、被害者のウグイスも泣き寝入りばかりではなく、最近は生み付けられた卵を見分けて捨ててしまうそうで、そのためホトトギスの個体が減っているとか…。
 果たしてクソの役にも立たないことばかり語ってて、何もしない「哲学者」はどうするんでしょう?

 そのうちホトトギスも自分で子育てを始めた、なんて報告があるのでしょうか。
 そうなりゃウグイスたちには一安心の出来事でしょうが、個人的には相変わらずの「甲斐性無し」ぶりを発揮し、「物憂げな」語りを聴かせ続けてもらいたい、とは思っています。

テーマ:子育て・育児 - ジャンル:ライフ

山の吟遊詩人?


 コジュケイという鳥が居ます。鳴き声が「チョットコイ」とか「カアチャンコワイ」などと聞こえる、キジの仲間の帰化鳥です。個人的には「カアチャンコワイ」の方が、表音的に正しいと思いますが(笑)。

 ネットで調べたら温暖な地域に生息してて、環境の厳しい雪国には居ないそうです。
でも、ここって毎冬3m前後の積雪がある地域なんですけど居ますよぉ。少なくとも私が山に来たときからずっと…。

 ちなみに、この山で一番鳴き声が気に入っている鳥です。というかファンですね。
例の「チョットコイ」で鳴くのはほんの一部で(これもいろいろな編曲パターンがありますよ)、他の鳥と違って様々な鳴き声のバリエーションを持っています。落語家や浪曲師みたいに、喜怒哀楽の表現豊かな芸達者です。
 私は近くで鳴き始めると、鑑賞したくて外に出るほどです。
単なる鳴き声というより、歌って語っているように聞こえるから聴いてて飽きません。
 朝早くから暗くなるまで鳴いていて、ホトトギスと(私と)どちらが道楽者か争っているような奴ですねぇ。

 ところでこの鳥、長年のファンだけど実は今まで、一度も姿を見たことがありませんでした。
今回ネットで調べてみて、初めてその姿を知りました。
 魚でいえばイトウやウグイのような、美しい身なりを想像していたのですが…。
まぁ、愛嬌のある姿ですし、そのうちと声と姿が一致するようになるでしょう (^-^;



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釣った魚は美味しいはず…

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 今日はウグイ釣りをしました。この辺ではハヤと呼ばれている川魚です。

 私自身は釣りをせず、今回訪ねた還暦の方が子供の頃からやっていたというスタイルを、後ろで見物させてもらいました。
 竿は自宅に生えていた竹を使い、エサはその辺をほじくり返して見つけたミミズです。 針や糸などはもらい物だそうで、つまりは全くお金のかかっていないシステムなんですね。
 この方は農作業の合間に、晩のおかずか酒の肴にと釣っているわけです。

 道具に大金を投じながら、ただ釣ることだけを楽しみとしてリリースする昨今の釣りとは無縁の世界です(さすがに小さい魚は釣れても可哀想だと言って逃がしてましたが)。

 観てると、ほじくったミミズが魚に変化して、人間が食べられるようになるということが素晴らしく思えてきました。
これが釣りの原点であり、正統なスタイルなのかもしれませんね。
 短い時間でしたが4匹釣り上げました。
 姿の美しい魚です。腹にオレンジのラインが入っていて、これは産卵期の印だそうです。

 ウグイは「美味くない魚」と今まで聞かされていたので、今まで釣ったことも食べたこともなかったです。
今回、シンプルな塩焼きでいただきましたが、白身がきれいでクセのない味ですね。


 昔、釣りがプロ級の腕前の(雑誌に記事を書いていたから実際にプロでしょう)友人に、北海道で1週間ほどイトウ釣りを付き合ったことがあります。
 30匹近いイトウを釣り上げた彼の腕前と、調査研究能力に非常に感心したものでしたが、反面釣り上げられる魚の痛々しさがトラウマになってしまい、私自身はそれ以来釣りをしなくなりました。
 今でも竿やルアーは持っていますが、ここ数年は全く使っていませんし、もう旅行にも持って行かないですね。

 今日は「残酷なことしてるよなぁ…ナンマンダブ…」とか言いながらウグイをさばいている姿が印象的に見えました。

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テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用

私とネズミとアオダイショウ

 今日は玄関前で作業をしていました。

 道具を取りにと扉を開けたら、ちょうどアオダイショウが横切るところでした。
「ヤバっ」って様子で相手の動きが止まりました。「このまま前進するのも何だし、どうしようか?」って感じです。
 しばらく睨み合い、というか見つめ合いとなりました。

 私は昨夜、屋内に侵入していたことを知っていたので、特に驚きはしませんでした。
 ただ、この場面を写真に撮りたいのですが、へたに動くと隠れてしまうので、やはり「どうしようか?」って感じです。数歩でカメラを取りに行ける距離なんですけどねぇ。

 とりあえず、ゆっくりとしゃがみながら話しかけました。
「あんたに入ってこられると迷惑なんだけどなぁ…」

 ちなみに私は犬猫や山の生き物にも日本語で話しかけています。
 以前ここで1年半ほどネコと同居していたことがあるのですが、相手がネコ語で話してきても大体のことはわかるし、こちらが日本語で話しても、ある程度は伝わるって経験が元になっています。
 日本語は通じるのに、話が通じない人間も多いですけど…。

 会った瞬間に大騒ぎしたり、殺意を抱くほど嫌いではないのだけど、手足もないのに器用に動く奴は個人的に好きではありません。
 好き同士の相手でもないから、何分も見つめ合っていると退屈になってきました。そのうちチロチロ舌を出しながら、向こうから後ずさりして消えてゆきました。 


 ところで我が家は毎晩、数匹のネズミの訪問を受けています。

  ・私の食べ物を無断でかじらない
  ・トイレを決めて、そこら中にフンをしない

 の約束を守ってもらえるなら、愛嬌もある奴だし来てもらって構わないんですけど、人間以外に理解できないことを何語で話しても通じないでしょうねぇ。

 結局は侵入する隙間を塞ぐしかないので、見つけては塞いできたつもりですが、今でもネズミやヘビだけでなく、スズメバチやチョウチョも入ってきます。
 どこかに見落とした大きな穴があるのでしょうけど、できるなら入ってくる連中から場所を教えてもらいたいものです。

 そういえば今夜はネズミが全く出てきません。昨夜も1匹だけ入ってきて、すぐにいなくなりました。
ネコがいた頃はネズミが入って来なかったので、アオダイショウにもネコ的効果があるのでしょう。
 奴ならネコと違って飯をやったり遊んでやる必要もないから(ヘビと遊びたくありませんが)手間がかかりません。

 迷惑だと言ってはみたものの、考えたら意外といい奴かもしれませんね。
 ただ、顔を合わせるのはイヤです。たぶんお互いにそう思っているのでしょうけど。

テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ

三種のユリ

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 今日も用事があって外出しました。

 出先でユリの苗を見つけたので買ってしまいました。ロイヤルトリンティとロリーポップという品種だそうです。
 これらを選んだ理由は安いから。1ポット100円だったからでして、他のは200円でした。

 野菜や果樹の苗は買いますが、考えてみたら腹の足しにならない、鑑賞用の植物を買ったのは初めてのことです。
 相変わらず何から手を付けて良いかわからないほど、することがたくさんあるのですが、最近は生活自体には不自由がなくなったので、少しは精神的余裕が出てきたのかもしれません。
先日も観葉目的で、自生している樹木の植え替えをしましたしね。

 帰ってから我が家の回りを歩いてみたら、野生のユリも咲いていました。(写真があまりにもひどいので、後日もっとマシなのが撮れたら差し替えますね(^_^; )
 しかし、この花が群生しているのを見たことがありません。
ここでは別に珍しくもない花ですが、ほとんど1本だけでポツンと咲いています。視界の中に何本も咲いている場面はめったにありませんね。
 株別れと種子で繁殖するらしいのですが、それが本当ならずいぶんと不思議なことだよなぁ、と考えてしまいます。
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テーマ:花のある生活 - ジャンル:ライフ

田園風景の生態

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 今日は山ん中でなく、平地で過ごした1日でした。
 
 広々とした田園風景も良いものですね。初夏の気候で天気も良く、バイクに乗るのが快適です。

 でも最近は田んぼや畑や林が、どんどんつぶされて宅地や工業団地になっています。
私がこの土地に来たときからでも、見違えるように開発が進んでいますね。
 ここも以前は林にフクロウが生息していたのに、開発と同時にいなくなったそうです。
でもまぁ、サギ類の鳥は相変わらずですし、山では見かけないツバメやヒバリ、スズメなんかも見られて良い感じです。もちろん山同様にカラスも活躍しています。

 山とは違った草花も新鮮に見えました。

 都会ほどではないけど、車も建物も人もそれなりで、田舎だって活気があります。
…でも私は田舎暮らしをする気はないですね。
 人付き合いは必要最小限でよいと思っているので、やはり私には孤独な山暮らしが合っているようです。

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テーマ:いなかぐらし - ジャンル:ライフ

忘れられていたミョウガ

 ずいぶん前のことですが、土木作業の現場に生えていたミョウガを頂いてきました(もちろん許可をもらって)。
クルミの木の下に植えたまま放っておいたのですが、ササと共存しながら勝手に増えていたようです。施肥や手入れは一度もしたことがありませんでしたね。

 ミョウガは大好きな野菜ですが、今まではスーパーで買っていました。
去年の秋に滞在していた人から教えてもらうまで、自分が植えたやつの存在を忘れていました。
 言われて見ると、食べきれない数のミョウガが生えていました。

 我が家のは、いわゆる「秋ミョウガ」です。
植えた時期によって収穫期が変わるそうですが、詳細はわかりません。

 今年、ミョウガの生えてきた一帯は草刈り機を使わずに、手作業で除草しました。もちろんミョウガだけを残すためです。
 
 醤油をかけて食べるのが私の定番ですが、味噌も美味しいと教わって試してみたら、これもまたいけました。
 去年は食べ切れませんでしたが、今年は大量に収穫できたら冷凍保存してやろうと、たくらんでいるとことです。

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テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用

紫式部とエセ庭師

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 我が家の玄関脇に「ムラサキシキブ」という木が生えています。
秋になると小粒で紫色の実を付ける低木です。
 庭木として植えられることもあると、地元の方に教えてもらいました。
ちなみに、あの紫式部さんとは何のゆかりも関係もないそうです。

 玄関脇に小さな物置を建てようと考えているのですが、こいつが場所的に邪魔でして、でも切ってしまうのは忍びないので植え替えることにしました。
 屋根からの雪が落下直撃する場所に生えているので、毎年つぶされて可哀想だな、とも思っていましたから良い機会なのかもしれません。
 ムラサキシキブと一緒に、これも庭木に植わっていそうな木(名前がわかりません)もありましたから、こいつも一緒に植え替えることにしました。
 玄関の階段の両側に植え替えれば、今の場所より雪の心配もなく、見栄えも良いだろうと考えました。

 しかし考えてみたら、造園屋さんのアルバイト経験ってのがありませんでしたね。
要は掘り起こして移動させればいいんだろう、といい加減な気持ちで始めたのですが、掘り起こすのにひと苦労でした。
 長年生きてきただけあって、がっちりと根が張っています。そのうえ20m近い大木が近くにあって、その根も太く張り巡らされていました。
 スコップやクワじゃまるで歯が立たないので、ツルハシを持ち出して攻撃を加え、ノコギリを地面に突っ込んで根を切りまくりました。ノコ刃が痛みますが、そんなこと言ってられません。
 ま、庭師というより土方仕事ですね(こちらは経験がありますよ)。

 植え替えてはみましたが、葉っぱが萎れかかって元気がありませんねぇ。一緒に植え替えた別の種類の方は大丈夫そうなんですけど。
 後で調べてみたら事前に根切りをしておき、しばらく期間を置いてから冬に植え替えるものなんだそうです。(先に調べろって話もありますが、行動してから考える性分なもんでして…)

 例によって、また「でたらめ」なことをしてしまいました。
とりあえず私にできることは水をやり、「頑張れ、ガンバレ~」と声援を送るだけです。
 関わった庭師が悪すぎましたねぇ。でも長い付き合いだし、枯れなければいいのですが。

 

 一日の終わりに、今日仕事をした道具達の記念撮影をしてみました。
庭仕事?に関係ないものが多いですが、植え替え仕事は午前10時の一服時には終わっていました。それ以降は別の作業をしていたからです。

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ナタという道具

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 そういえば我が山暮らしで、使いそうで使わない道具のひとつにナタ(鉈)があります。
 
 我が家では最も古くから持っている道具のひとつですが、現在薪割りには斧を使うし、枝打ちにはノコギリかチェーンソーを使っています。
 せめてとのことで、旅行の時くらいは持参していましたが、キャンプでも全く出番がないまま忘れ去られていました。
 
 最近見かけないな、と思っていたら先日解体した小屋から発見されました。真っ赤に錆びていたのでサンダーでざっと磨いてあげました。
 買った当時だけはメチャクチャに酷使してて柄が折れてしまったので、伐採した木の枝で柄を作りました。へたくそですが結構気に入っています。

 全く使わないくせに、斧やチェーンソーよりも好きな道具ですね。
 なんかナタをぶら下げていると、「山仕事の玄人」みたいなイメージがあるんですよ。ま、実際に持ち歩くことはありませんけど。

 今まで出番のないナタでしたが、これからはストーブの焚きつけ用に、屋内で細かい薪を作るのに使おうと思っています。
 
 

テーマ:いなかぐらし - ジャンル:ライフ

梅雨の花

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 天気予報では梅雨入りが話題となっていましたが、我が家の敷地にも「梅雨時の花」であるガクアジサイが咲き始めました。

 以前、ウツギの花(5月27日記)の時にもガクアジサイが咲いたと書きましたが、山を降りた平地に近い場所の話でした。
 たいした標高差ではないのですが、我が家周辺と平地では10日前後の季節差があるようです。というわけで、この辺でもいよいよガクアジサイが咲き始めたわけです。

 ウツギのように見渡せばあっちにもこっちにも咲いているわけでなく、限られて決まった場所でのみ、地味な群生をしている感じです。
 青やピンクの花もときどき見かけます。土壌の質によって色が変わるようですが、庭木のアジサイと違って、うっすらと控えめな発色ですね。

 ところで「ガクアジサイ」と書いてはいますが、ネットで調べてみたら「ヤマアジサイ」やら「エゾアジサイ」等、いろいろと品種があるようです。
 ま、正確な名前を知らなくても、私の生活や思考に差し障ることはないし、細かいことにはあまり興味がなかったりします。普段はただ「アジサイ」と呼んでます。

 隣地との境界近くに生えていて少し距離があるので、「家の近くに植え替えたら?」という意見も聞きます。
 でも今のところは、勝手に生えているのを遠巻きに観ている方が、手間もかからず趣もあるような気がしています。

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草刈り始動

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 我が家には草刈り機(刈払機)が4台もあります。しかし使えるものは1台もありません(^^;

 一番左側のは唯一新品で買いました。ホームセンターの安売り品でしたので、造りはそれなりで笹や細い木を刈るには力不足です。でも燃費だけは良かったですね。壊れた部品を取り寄せることができれば直ると思うのですが…。

 他の3台は頂き物です(まともなのは1台もありませんでしたが)。左から2番目はヰセキ製で、泊まりに来てた友人が修理してくれました(空き缶を加工した部品を使って!)。
 さすがは一流農機具メーカーの品だけあって、燃費はともかくパワーも使い勝手も申し分ありませんでした(漏電するのか、よくビリビリとくるのが弱点でしたが)。しかしリコイルが壊れてしまい、そのままになっています。

 左から3番目はポール部が折れていたのを補強して、燃料系統の詰まりを直したら使えるようになりました。造りが良い上に軽くて扱いやすく、優れた燃費でパワーも必要十分にあったのでお気に入りでした。
去年まで使用していましたが、とうとう駆動のシャフトごと折れてしまいました。

 右端のは5年くらい前に近所のYさんが持ってきました。
「これ、使えるの?」と聞いたら「昔もらったやつなんだけど、オレも使ったことないんでねぇ」とのこと。
 とりあえず予備にと持っておくことにしましたが、ここにきて役に立つことになりました。

 そろそろ雑草も伸びてきたし、今日は雨降りで外仕事もしたくないから、これを修理してみることにしました。
 単純な2サイクルエンジンですし、バイクをレストアした時よりは、きっと楽でしょう。
 
 刈刃とリコイルが動くこと、プラグが点火していることを確認し、エアクリーナーをはずしました。
そしてキャブレターにクリーナーをたっぷり注入してしばらく待ちました。

 チェーンソーの時みたいに、これで始動すれば儲けものなんですが、今回はそううまくはいきませんでしたね。
 燃料が送られないので、タンク回りを分解。あれこれやって燃料が行くようになりましたが、全く始動する気配がありません。
 キャブから変な音がするので原因を探したら、なんとマフラーが詰まっています。排気ができず、キャブから逆流してるんですよ。

 ハチの一種だと思いますが、山には穴を見つけると泥を固めて塞ぎ、巣を作る虫がいるんですよねぇ…。

 途中まで分解したところで簡単にマフラーが外せない構造とわかったから、仕方なく釘で穴をほじくりました。
 とりあえず吸排気ができるようになって、やっとエンジンが始動しました。
 半日かかりましたが、エンジンを降ろしたりキャブの分解までやると1日で終わらなくなるので、まぁ楽な方でしたね。
 燃料漏れもひどかったのですが、手持ち部品をあれこれ工夫してなんとかしました。
エアクリーナーエレメントは腐って無くなりかけてたから、代わりに適当な布を詰めて完了です。

 雨もやんだことだし、とりあえず20坪ほど草刈りをしてみました。パワーはまあまあですが、燃費が悪いですね。頂き物だから文句は言えませんが。
 まだまだ本調子ではないけど、エンジン機器は使っていると調子良くなることも多いから、しばらくこのままで様子見とします。

 手間の時間と安心を考えたら、中古の良品を買った方が、こんなジャンクを直すより合理的でしょう。
ただ、趣味も実用品もこんなもんばかり使っているので、ここに「退屈」という言葉はありません。
 お金には困っても、時間には不自由しない山暮らしですからね。
  

テーマ:エコロジーライフ - ジャンル:ライフ

キツネの子

 今夜、外出先からの帰りにキツネの子を見かけました。しっぽを含めて体長が40㎝くらいでしたね。

犬の子のようなあどけない動きで、道ばたの笹やぶに隠れました。葉の陰からこちらをうかがっているようでしたが、待っていても出てこないので、そのまま通り過ぎました。

 キツネやタヌキは賢い生き物なので、大人になるとめったなことでは人前に姿を見せません。
私もせいぜい年に数回、出会い頭で見かけるだけです。
 どうもキツネは人や車の気配で事前に隠れてしまうし、タヌキはこちらの生活パターンを読んで顔を合わせないように行動しているって感じですね。
 でも両者とも子供のうちはまだ知恵がついていないから、驚きながらも対処の仕方がわからない様子で、慌てている場面に出くわします。たぶん近くで、親がやきもきしながら観ているんじゃないでしょうか。

 少しだけ気になったのは、例年ならキツネは我が家から1㎞ほど離れた場所を縄張りにしていたのですが、今回は500mくらいの場所で見かけました。
 我が家周辺はタヌキ(ウサギも居ます)の縄張りなので、「争いにならないかなぁ?」と思いました。
 タヌキは個人主義で行動しながらも集団的な縄張りを持っている、ちょっと変わった生き物らしいので少し心配です。(タヌキのことは機会があれば後日に書いてみます)
 
 ま、私はこの山の新参者ですので、土着の民に口や手を出す気はありません。
私も勝手にやっていますので、他の生き物たちも勝手にやってもらって結構だと思っています。

 ともかくキツネは今年も無事に繁殖しているようでして、その子孫が誕生したってのは良いことですねぇ (^-^)
 
 

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たき火の日

 今日は一日たき火をして過ごしました。
今の時期は日が長いのでマイペースとはいえ、つい真っ暗になるまで作業をしてしまいます。
 部屋に戻ると夜の8時ですので、炊事も面倒でつい食事がいい加減になります。
酒量が多いせいもあるのでしょうが、最近体調がよくないですね。

 私は外食は週に1度出るかどうかで、コンビニ弁当も食べません。
週に一度くらいはきっちりと休みの日をつくって、美味しくて栄養のあるものをたっぷりと食べればいいのでしょうが、つい毎日ダラダラと作業をしてしまいます。

 昨日は風邪を引きかけましたが、朝起きると治っていました。
 山で独り暮らしをしている緊張感からだと思いますが、ここに居るときは風邪はもちろん、めったに病気をしません。たぶんこれが実家だったら今日は寝込んでいたことでしょう。

 というわけで、さすがにイヤになってきたし、やる気も起きないので今日は作業をしないことにしました。
 寝てるのもつまらないので、朝からたき火をすることにしました。
材料にも薪にもならないような廃材がたくさんありますから、燃やすものには困りません。
 しゃがんで火を見るだけの一日もいいもんです。友人の子供を呼んだら喜ぶだろうなぁ、と思いました。

 今日は明るいうちに風呂に入り、食事も済ませました。

 梅雨入りまでに小屋を解体し、屋根付きのベランダをつくるという目標はとりあえず達成できました。
これからは休みの日もつくって、夕方も6時前には作業を終わらせるようにしようと考えました。
 好きでやっているとはいえ、出稼ぎ時期より長い労働時間じゃ、何のための山暮らしかわかりませんからね。

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トカゲとの時間

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 廃材の山から使えそうなのを漁っていたら、トカゲが出てきました。

 山でもありふれた生き物ですが、普段こいつらはゴキブリのようにすばしっこく逃げ隠れしてしまうので、なかなか写真に納めることができません。
 ちなみに山のゴキブリは都会の連中と違って、結構のんびりしていますよ。人間と一緒で都会に住むとせわしなくなるのでしょうね。ここではトカゲの方がすばしっこいと思います。

 今回のトカゲは珍しく動作のとても鈍いやつです。昔、ウルトラマンに出てきた怪獣にこんなのがいたなぁ、とか思いました。
 腹がふくれているので満腹で動けないのか、それとも病気なのかわかりませんが、こりゃチャンスだと思って家にカメラを取りに行きました。
 現場に戻ると、まだ同じ場所でじーっとしています。レンズを目と鼻の先まで近づけても気にする様子もなく、目をつぶって気持ちよさそうな顔をしている有り様です。
 トカゲもよく見れば結構愛嬌のあるやつです。レンズを見ながら適当にポーズを取ってくれるので、こちらもじっくりと撮影させてもらいました。

 人からお金をもらう仕事じゃないから、こんな調子でサボりまくりの毎日です。

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過去の経緯について

 現在の状況をざっと書いてみましたが、ここに至るまでの経緯も簡単に述べてみます。


 競売物件を購入して山暮らしを始めようと思いましたが、土地には家もライフラインも車もありません。
 仕事を辞めたので時間だけはあるのですが、お金も含めてそれ以外のものが無いのです。
 あるのは通勤用に使っていた原付バイク(初代スーパーカブ)とキャンプ道具だけです。なのでカブにキャンプ道具を満載して「自分の山」に向かい出発しました。

 ま、過去にカブで信州や北海道へキャンプツーリングに出かけていますし、そこらのノウハウはあるから、とりあえず大丈夫だろう、ってな安易な発想でした。
 無い物ねだりをしていても始まりませんから、まずはできることからやってみるというのも、ひとつの方法ではありますけどね。


 というわけで最初の2年ほどはテント生活をしていました。
初めの年は30坪ほどを開墾して終わりました。道具は鍬、鎌、スコップ、ノコギリという手道具のみです。荒れ放題の土地だったので、大変だったけど楽しい経験でしたね。
 初めて自分の土地でたき火をしたときの快感は、今でも貴重な思い出です。

 2年目にふとしたことで、地元のYさんと知り合いました。(実名や個人情報をネットで明かすのはどうかと思うので、仮名にしておきます)
 元々は職人さんでしたが、当時は専業農家をしていて、農閑期には職人仕事も副業でやっていました。
 この方と知り合ったことで私の運が開けたのだと思います。間違いなく私の「山暮らし」最大の恩人ですね。土木建築と農業の初歩を教えていただきました。

 Yさんは貧乏な私を心配して、建設関係のアルバイトを紹介してくれました。
 テント生活じゃ不便だからと、廃材を分けてくれて6畳一間の小屋の作り方を指導してもらい、材料や道具の使い方の基本を教えてもらいました。先日、役目を終えて解体した小屋です。
 おかげ様で山暮らし2年目の晩秋に、テント生活を卒業できました。

 ところで当初この土地では、最終的に12畳くらいの家を建てて、別荘として使えるようになったら、この暮らしを終了させるつもりでいました。(建築の技術や知識も無いくせにです)
 そんな時Yさんがここの木を使い、一緒にログハウスを建ててみないかと提案してきました。
建て方は教えてやるし道具も貸してやる、農閑期なら週に3、4日は山に来られるから二人でやってみないか?というお話でした。
 それなら何も知らない私でも何とかなるかもしれないと思い(今思えば浅はかでしたが)、それじゃあ農繁期は私が農業を手伝いに行き、農閑期にログハウス造りを一緒にすると言うことで話がまとまりました。

 3年目からログハウス造りを始めました。
 予定地の木を伐採して遣り方を出したまでは良かったのですが、その頃からYさんは現在の奥さんとおつきあいを始め、また副業も忙しくなってきてしまったこともあり、ほとんど山に来られなくなってしまいました。
 なので時間があるときに来てもらい、作業の指導を受けたり手本を見せてもらって、あとは私がほとんどひとりで作業をする格好になりましたね。

 何とか基礎工事が終わり、以降に土台を組み終わる頃になると、Yさんは結婚も決まって家庭を持つことになり、また副業の方もさらに多忙となって、私の所には全く来られない状態になってしまいました。(ちなみに農業の手伝いには、その後何年も行っていました)

 さて困りました。元々Yさんを頼りに始めたログハウス造りですが、ここに来て全くの独りになってしまいましたよ。
 今までもほとんど独り作業ではありましたが、もう専属で教えてくれる人がいません。

 ただ、Yさんから建築の初歩的なことは教わっていましたし、アルバイトは大工、土木、左官、設備、資材屋さん等いろいろやっていたので相談相手はいます。 大いに未熟ながら、このまま続けてみようと決心をしました。
 当時は景気が良くて人手不足だったから、私みたいに何も知らない「よそ者」でもアルバイトは引っ張りだこだったんですねぇ。
良い時代でしたし、来たタイミングというか運が良かったんだと思います。
 それに、これのために山で殺生と自然破壊をさんざんやってきたわけですから、もう途中で投げ出すわけにはいきませんしね。
 
 その頃、基礎工事と平行してバイト先でもらってきた廃材を使い(釘以外は屋根も含めてすべて廃材でしたね)、全く独りの考えと作業で風呂小屋も建てていました。
 小さな小屋くらいなら自力で建てられるくらいには、成長していましたし、「要するにこれの十倍ほど、大きいやつを造ればいいんだろっ」という自信も少し芽生えていましたね。
 パソコンなんかでもそうですが、始めた頃は何を調べたら、聞いたらいいのかもわからないくらい無知な状態ですよね。そんな頃には知っている人に教えてもらうのが一番の近道です。
 おかげ様で家造りの方も、「何を自分で調べて、人に質問したらいいのか」くらいのことはわかるレベルになっていましたので、きっと大丈夫だろうと考えていました。

 今思えば根拠のない自信であり、考えも甘すぎましたね。
 ただ、何も知らなかったからやり続けて、とりあえず結果を出すことができたんだなぁ、とは思っています。
 あんな酷い目に遭うと知っていたら、きっとあの時点で投げ出していたことでしょう…。(^_^;


 当初は2、3年で終わらせるはずだった「山暮らし」でしたが、そのまま今に至っています。
結局は、ここの生活が一番性に合っているとわかってしまったので、やめられなくなってしまいました。
 今の時代、人目を気にせず好き勝手に生活できる場所なんて、無人島か山ん中くらいしか無いですからねぇ…。


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現在の住まい(設備関係)

 設備関係についてです。
現在はほとんど普通の家と変わらない状態になっていますので、過去のことも一緒に書いてみます。


 一般家庭と一番違うのは水の供給です。
以前にも書いたので重複しますが、我が家の裏は崖になっており20mほど下った途中に水が湧いています。
 湧いている箇所に横穴を掘りホースで引き、ステンレスの浴槽を水溜にしてポンプで上げています。
落ち葉や雨が入らないように、ふたをして屋根をかけています。
 台所の飲料水は屋根裏に上げて自然落下させています。万一電気が止まっても常時水を使えるようにするためです。タンクが40リットルしかないのですが、その分常に新鮮な水が飲めるわけです。ひと月以上置いても腐るような水ではありませんけどね。
 風呂場は逆に床下に溜めて、井戸ポンプをつないでいます。こちらのタンクは浴槽を利用しているので十分な水量があり、風呂や洗濯に便利です。
 
 余談ですが、以前訪ねてきた方が水質検査の機械を持っているというので、試しにみてもらいました。
結果は飲用として全く問題なし、とのことで安心しました。
 お客さんの中には気味悪がって水を飲まないひともいます。私は水道の水の方が気味が悪いと思っているのですけど…。
 そのまま飲んでも、お茶や水割りもおいしいですが、個人的には野菜のおひたしで都会の水道水とは決定的な差が出ると思っています。

 山暮らしを始めた頃はポリタンクを持ち、崖を降りて汲みに行ってました。当時は風呂に入るのが半日仕事でしたねぇ。
 水槽を設置してエンジンポンプで汲み上げるようになったのは、4年目くらいだったと思います。
 電気ポンプに換えて、冬に凍らないよう配管を埋めたのはその数年後です。これでやっと水を汲み上げるのに崖を降りてゆく必要がなくなりました。


 電気は今は電力会社から引いています。山暮らし10年目の冬に開通しました。
 それまでは電動工具や洗濯機を使うときに発電機を回し、その間に車用のバッテリーを充電します。
バッテリーで豆電球や小さな蛍光灯、ラジカセ、テレビ(車載用)なんかを使っていました。
 メインの明かりはキャンプ用の、灯油やガソリンのランタンを使っていました。灯油ランタンはカタログデータでは電球270ワット相当とのことで、相当に明るいものでしたね。発熱もすごかったですが。


 ガスは最初はキャンプ用の灯油とガソリンのコンロ、後にカセットコンロ、現在はプロパンガスを使用しています。
 そういやこれまたキャンプ用の「ガス冷蔵庫」なんてのも使っていました。(もう家で使ってませんが今でも旅行用に持っています)


 風呂はユニットバスです。灯油の釜で沸かしています。
取り壊す家から解体して持ってきたものです。
 小屋に住んでた頃はドラム缶風呂に始まり、最後は風呂小屋を建て、薪で沸かす釜を使っていました。現在薪の釜を使っていないのには重大な意味があるのですが、長くなるので機会があれば後日に書くことにします。


 トイレは簡易水洗です。我が家で唯一の新品既製品を購入しました。工事は自分でしましたけどね。
知り合いの大工さんから原価で分けていただきました。「おまえ相手に儲けてもしょうがないよ」とありがたい言葉をいただきました。(^-^)
 当時は電気を引いていなかったので浄化槽が必要な水洗はダメでした。
個人的には最も糞尿を有効利用できる「くみ取り式」にしたかったのですが、来客のことも考えて簡易水洗としました。
 ちなみに自分で工事すれば、予算的に水洗も簡易水洗も変わらないんですねぇ。
 
 山暮らしを始めて5年くらいは、我が家にトイレというものがありませんでした。
スコップと紙を持って、お出かけをしてました。
 当時友人が嫁さんを連れて来ることになったので、急遽トイレ小屋を作りました。便器も含めてすべて手持ちの廃材を使い、一日で建てましたねぇ。


 電話は電気を引いた翌年に引きました。電話自体はケータイがあるのでどうでもよく、インターネットが目的です。
 電気を引く前からケータイは持っていました。知人からの緊急連絡で電報をもらったことがきっかけとなって購入しました。当時は車用の充電器を購入してバッテリーで充電してましたね。
 ここはエリア地図をみると圏外なのですが、山で見晴らしがよいから電波が届くようです。


 郵便や宅配便は配達に来てくれます。こんな遠くまでありがたいことです。
新聞の配達は来ませんが、ニュースはネットがあるから問題ありませんね。


 家財道具のほとんどは頂き物でして、ちょうどログハウスに屋根をかけ、とりあえす小屋からログの屋根裏に引っ越した頃のことです。
 友人宅が家を新築して親と同居することになりました。
引っ越しをするのに私の軽トラックを使いたい、と頼まれたので当時の愛車に乗って手伝いに行きました。
 親と同居するということは、2世帯が1世帯になるということです。電気製品も含めて(電気を引く前でしたが)1世帯分の家財道具をその時に頂きました。
 手伝いの日当も払うと言われたのですが遠慮しました。家財道具一式を頂いたら、こちらの方が払わないといけないくらいですからね。
 「それじゃあ悪いからなぁ」と言って、爺ちゃんが米を一袋(30キロ)くれました。

 山暮らしを始めてから、本当に運が良くて人に恵まれたと思う出来事のひとつでした。

 

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現在の住まい(ログハウス)について

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 ブログというものを書き始めて1ヶ月が過ぎました。
日々の出来事を中心に思いつくまま書いてきたので、私のことを知らない方が読まれても「山暮らし」の概要がさっぱりわからないのではないかと考えました。
 というわけで、現在の生活環境やそれまでの経緯を何日かかけて、大まかに書いてみることにします。


 土地は裁判所の競売物件です。登記上の面積は700坪くらいです。安い中古車並の価格で落札できました。
 地目は「山林」で「用途無指定区域」となっています。
どういうことかと言えば、「確認申請(建築許可)は不要だし、自由に使っていい土地だよ」ってことです。なので好き勝手に使っています。


 現在住んでいる家はログハウスと呼ばれるもので、総床面積は約30坪です。
丸太を2段組んだ上に柱を立てた、「ポストアンドビーム」と呼ばれる、丸太で骨組みを作る工法です。正面だけは壁に丸太を使った「ピーセンピース」工法です。
 丸太はすべて自分の土地に生えていた、カラマツやスギを倒して使用しています。
 また建物の一部を2階建てにしてあり、その部分はツーバイフォー方式で作りました。

 かなりでたらめなやり方ですが、その理由は最初は壁面をすべて丸太を組んだフルログにする予定でしたが、木を倒して加工するのがイヤになったので、材料を節約し有効利用できるピーセンピースに途中で変更しました。
 けど丸太の壁も正面部分を作ったら面倒になったので、普通の壁のポストビームに切り替えました。
 さらに2階部分は筋交いを入れるのが面倒になったので、間柱を合板で挟んで強度を出すツーバイフォーもどきで済ませてしまいました。

 結果的に作業の手間や時間が短くなって正解だったと思っています。
正直、素人がひとりで30坪のフルログを建てるのは事実上無理だと思います。初心貫徹していたなら、今でも住める状態になかったでしょう。それ以前に投げ出していたでしょうけどね。
 それでも基礎工事を始めてから、何とか住める状態になるまで6年以上かかりました。

 基礎は中古のヒューム管を使った独立基礎です。 
 当時、住宅の基礎を作るアルバイトに行っていたこともあり、作り方自体は正攻法の鉄筋コンクリートです。
 スコップで穴を掘り、廃車寸前の軽トラック(初めての車です。それまではバイクに乗ってました)を手に入れて資材を運び、コンクリートはミキサーを借りてきて自分で練りました。
 安くは上がったけど、結局基礎工事だけで1シーズンが終わっていましたねぇ。
 重機を借りてきて穴を掘り、生コン車を頼んだ方が効率が良かったと後で思いましたが、良い経験をしたとは思っています。

 まだまだ未完成な家ですが、とりあえず生活には不自由しない状態になったので、あとは気の向いたところからボチボチと作業をしています。
 気になる費用ですが、材料費自体はたぶん今のところ100万円以内に収まっていると思います。
骨組みはこの土地の樹木なので、手間だけで(その手間がものすごいんですけど)材料費自体はタダですし、見えない部分には頂き物の廃材を多用してます。

 でも道具代には100万以上使ってますね。私は工具マニアではないので必要最小限の安い道具ばかりですけど。
 電動工具類はひととおり揃っていますが、貧乏だから困って必要に迫られるまでは、事前に買い揃えないようにしていました。
 もう処分してしまいましたけど、ボロボロのユンボ(作動油漏れまくりで、すぐにキャタピラがはずれる)やユニック(一応吊れますが旋回できません。旋回させると止まらなくなり暴走するので…)も以前はありました。

 すべて手道具、手作業なんてドラマの中だけの理想世界だと思いますね。
 丸太を吊るのにチェーンブロックなども使ってはみました。
使えなくはないけど、こんなんじゃ手間と時間がかかりすぎて仕事になりません。
 ひとりの作業には、やはり重機や電動工具の手助けが必要です。

 ちなみに電気と電話の引き込み以外に業者の手は入っていません。それ以外はすべて素人がぶっつけ本番でやった仕事です。
 私は大工などの職人ではありません。建築に何の知識も技術もなかった、都会で生まれ育ったモヤシっ子(死語かな?)だったのです。
 そんな私でも何とかなったのは、この土地に来て以来様々な方(特に職人さんたち)に良くしていただいたおかげだと思っています。(ちなみに親戚や知り合いはひとりもいない土地でした)
 確かに作業自体はひとりで95%以上をしていますが、それらの親切がなければ今の生活は間違いなく無かったです。…運が良くて人に恵まれたんですねぇ。


 以上、専門用語が結構出てきてしまいましたが、解説するのが面倒なので興味のある方はご自分で調べてくださいね。
 風呂やトイレなどの設備関係や収入の手だて、この土地に来て我が家を建てるまでの経緯については、また後日に書いてみることにします。気が向いたときにですが。

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廃材で作るベランダ

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 日曜日から玄関ポーチの隣にベランダを作っています。
毎日フルに作業をしているわけではありませんが、やっと完成が近づいてきました。
 屋根の柱は仮設で(どう支えるかを考え中)、床板はまだ打ち付けないで置いてあるだけですが。

 材料は小屋を解体した廃材と、保管してあった材も使いました。新たに購入したものはありません。
木材に限らず、あまりにも使っていない材料がたまりすぎたので、今年は原則新しいものを買い込まずに在庫一掃処分と、半端物やガラクタ類の整理を目標にしています。
 特に廃材は野ざらしにすればすぐに腐るから、整理保管する時間があるなら最優先で使ってゆくことにしようと考えました。

 屋根をもう半分架けたら、一応完成です。
床には廃油(エンジンオイル)を塗り、手すりはオイルステインで着色してから、手に触れる部分はニス(屋内用)を、それ以外はオイルを塗りました。
玄関の階段(5月25日記)と、ほぼ同じ要領です。

 屋根は雪囲いで使っているポリカ製の波板、端材を流用しました。
変な組み合わせ方をしていますが、これはバラせばそのまま雪囲い材に使えるようにしたためです。
そのままにしておけば冬の豪雪で潰れてしまいますから、どっちみち雪の降る前に屋根は撤去する必要があるのです。
 床には桁材を丸ノコで4分割製材したものを張っています。数年前に手に入れた廃材です。
土台と手すりは小屋を解体した廃材と、ログハウスを建てたときに出た丸太の端材も使いました。

 しかし廃材は面倒です。
使えそうな材を選別して(これに一番時間がかかる)釘を抜き、サンダーやカンナがけをして、やっと使える状態になります。新品の材を買ってきて使うのに比べて、何倍も手間がかかります。
 屋根に使う波板も半端物ばかりなので、無駄のない組み合わせを考えるのに一苦労です。
廃材をプロが使わないのは当然だし(人件費で足が出る)、私も人には勧めない材料です。手間の時間を考えたら割に合いませんから。

 でも私のようにカネはないけど時間がある人には、良い材料です。
ログの我が家でも、見えない部分にはたくさん廃材を利用していますよ。

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ガスストップ

 昨晩、炊事中にガスが切れました。
ま、プロパンガスですから、ボンベを持って行き充填してもらえば済む話です。
我が家の水道と違い、止まったところで騒ぐ内容ではありませんし。

 ところがです…

 お店に行って驚いたのですが、本日6月1日から改正法が施行され、ボンベだけ持って行っても充填してもらえなくなっていたのです。
 消費設備(要するに調整器、ガス管、ガス台の一式)を持参して検査を受けてパスしなければ、ガスを入れてもらえないとのこと。
 しまったぁ、おととい切れてりゃ良かったのになぁ… 一日差の手遅れでした (^^;

 私はほとんどテレビも見ないし、新聞も配達してくれない(以前、申し込んで断られました)山ん中に住んでいますから、そんな世間様の話は全く知りませんでした。
 きっと未検査が原因で一般家庭に重大事故が多発し、多数の死者や負傷者が続出したのでしょう。遺族の悲しみは想像に絶えません。
 それが社会問題になって世論が盛り上がり、国民の生命と財産を守る目的で改正された法律なのでしょうね。

 ま、なんだかんだのすったもんだで充填はしてもらいました。
で、これまた法律で義務づけられたとかで氏名と連絡先を書かされ、サイン(または押印)して書面を渡されました。
 家に帰って、その書面とやらを読んでみましたが、消費設備はあくまで客の持ち物だから、客側に管理責任があるという当たり前のことが書かれています。なので消費設備の検査料は客の負担になるという、これまた当たり前のことですね。
 要は、私のように持ち込み充填者はそのたびにガス設備一式を持ち込んで、検査を受けることが義務化された、ということが改正事項なわけです。もちろん検査費はこちらの負担です。

 なんだか車検制度みたいになってきましたね。
ちなみに我が家のガスボンベに限って言えば、公道を暴走して電柱を折ったり、人をひき殺したりするような凶暴性は全くなく、引きこもりだけど、とてもおとなしい奴なんですよ。
 車と違って調整器とホースしかない単純構造ですし、ガス台の異常なんて使ってみりゃわかるし、心配なガス漏れも数千円で売ってる報知器を付ければ済みます。ちなみに使わないときは元栓を閉めてますしね。

 ところで今日からは、一般家庭でも火災報知器の設置が義務化されたそうです。
我が家にもガス台と薪ストーブがありますし、ついでに喫煙者ですから火災の原因となる危険なものだらけです。こりゃ更なる法改正が必要ですよ!
 そのうち薪ストーブにも車検のような制度ができ、喫煙は免許制になるかもしれませんね。

 便利だからと導入したプロパンガスですが、こんな調子で面倒になってゆくなら、昔みたいに灯油コンロや七輪たき火生活に戻ろうかなぁ…と考えてしまいました。






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