でたらめ山暮らし/ブログ版

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カブ号は孝行息子

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 晴れた日のお出かけは、スーパーカブに乗るようにしています。

 私はカブが大好きです。大きいバイクも持ってますが、やっぱこいつに乗ることが多いですね。
 初めてこの山に来たときは、カブにキャンプ道具を満載しての到着でした。(当時はこれしか乗物がなかったんです)

 そういや初めて北海道へキャンプツーリングに出かけたのもカブでしたねぇ。当時はいわゆる「オッさんバイク」でしたから、とても珍しがられたものです。
 今じゃ若者にも定着して、カブに乗る兄ちゃんを見かけるとうれしくなりますね。

 ちなみに現在の私のカブ号は2代目です。いずれはハンターカブ風に改造してやろうとたくらんでいますが、エンジン回りをいじるつもりはありません。
 最大の特徴である燃費と耐久性を犠牲にしたくないですから。

 燃費や売り上げなど、いろんな世界一を記録しているわけですが、私が何といっても素晴らしいと思うのは「人類に一番貢献した二輪車」という事実でしょう。
 このバイクだけでも開発者の本田宗一郎さん、発案者の藤沢武夫さんは偉業を成し遂げた人物として、後世までその名を讃えられてよいと思っています。
 
 天気の悪い日や荷物を運ぶときは車を出しますが、ちょっとした外出や食料の買い付け程度ならカブが一番です。

 燃費はリッター80キロを記録したこともあります。
 昨今は燃料代も高騰していることですし、ガソリン代も税金もバカ安で車検もいらないカブ号は、貧乏生活をする我が家の孝行息子です。


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断水 その3

 またしても水が出なくなりました。

今日はすることがたくさんある日なのに、さらに仕事が増えてしまいましたよ。
 ひとりで怒りながら腰袋に道具を詰め込み、再び崖を降りてゆくことになりました。

 痛んでいたポンプのパッキンは先日換えたのですが、相変わらず呼び水が抜けています。
今回は念のためジョイント部のシールテープも巻き直しました。見たところ、これはきっとパッキン以外に水漏れの原因がありそうに思えますが、そうなるとポンプをはずしてお持ち帰り修理となります。
 今日はそんな時間はないので、とりあえず呼び水を入れて汲み上がる状態にしておきました。

 しかしポンプのスイッチを入れても、モーターが回りません。
どうも今度は電気が行ってないようです。…おい、かんべんしてくれよぉ~!

 とりあえず家から電気の線をたどってみることにしました。中継施設(5月24日記)までは地上に配線がありますので、まずはここをチェックです。これは問題ありませんでした。
 しかしこの先、崖部分の配線は埋めてあるので細かい位置がわかりません(というか憶えてません)から、最悪電気系統を別に引っ張ることも考えました。

 で、中継施設まわりの配線を確認のため、引っ張ったり何だりしていたらポンプが回り始めました。
詳細は不明ですが、この辺に接触不良の箇所があるみたいです。
 もっと原因を追及したいのですが、とりあえず水が上がったので仕舞いにしました。
個人的に明日中にケリを付けたい仕事もあるんで、これ以上構っていられません。
 バケツやペットボトルにも貯め込んで、1週間くらいは水に不自由しない体勢にしておきました。

 これが電気や電話なら、ひと言で専門家が直しに来てくれるのですが、あいにく我が家の水道は自家製ですので自己責任の世界、自分で何とかするしかありません。

 まぁ、こんな調子でいろいろと面倒で頭の痛い事件も多いのですが、自分だけの自分にしかわからない水道施設を持っているというのが、密かな喜びでもあります。…しかし困ったなぁ。



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危機意識のこと

 ジャワ島で大地震がありました。
地震以外にも台風や噴火などの天災が、日本を含め世界的に多発しているようです。
 私みたいに、のんきに山暮らしをしている身でも、これから世の中がどうなってゆくのか不安になってしまいます。


 そういえば北欧の商品を扱う仕事をしてた頃、それらの国の人々の生活や意識について伺う機会がありました。

 彼らにとって家に地下室(シェルター)を造り、1年分の食糧を備蓄しておくなんてことは、ごく普通のことなんだそうです。
 別荘には電気や水道を引かないのもよくある話で、スウェーデンではランプを灯し水をくみに行く方が高級別荘だとか。
 ノルウェーでは住宅を新築する際、暖炉や薪ストーブに使う煙突工事を行うことを、法律で義務づけています。
 フィンランドはサウナの本場ですが、最高級とされるのは祖先が大昔にやっていた、丸太小屋でたき火をする「スモークサウナ」なんだそうです。
 等々、日本人には非常識的に聞こえそうですが、私には違和感もなく感心する話ばかりでした。
 
 
 彼らの歴史には数多くの戦争があり、生命や財産を一瞬で失う体験を重ねてきているので、通貨や石油、電気なんてモノを根本的に信用していない人が多いらしいです。
 ただ、広大な森林資源は、大切に利用することで恒久的な生活を保証してくれます。
 だから森の生活をしてきた祖先を敬っているのでしょう。

 私もそんな国々に生まれていたら、以前やってた「電気を引かず、わき水をくみに行く」生活が、人様から侮蔑されることはなかったかもしれませんねぇ。


 以前、スイス政府が発行する「民間防衛」という本を読んだときに、非常時というものに対する意識の高さに驚いたことがあります。
 確かに「身の安全」とは個人や地域住民みずからが、自己責任で考え行動するものであって、国や企業に全面的に依存するような筋合いのことじゃないんですねぇ。
 …反省させられました。

 私も「自給自足だ!」「核シェルターだ!」などと、理想を言いだせばキリがありませんけど、せめて食料衣料と薪の備蓄くらいはしておこうかなぁ、とは思いました。

 

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雪囲いの話

 「今日は雨だし、何をしようか?」とコーヒー飲みながら、朝からぼんやりしていました。
そのままゴロゴロとしていたら10時頃に電話があり、来客の予定となりました。

 雨も小やみになったことだし、大切なお客様でもあるので、やっと我が家の雪囲いをはずそうかという気になりました。(まだ囲ってるなんて、みっともないですから)
 気温が30度を超える日もあるというのに、今頃ってな話ですけどね…。

 ちなみに家の雪囲いとは、屋根から落ちてきた雪が、落下した勢いで跳ねて窓ガラスを割ってしまうことがあるため、窓に外から板などを打ち付けて、その破損から保護する作業のことです。

 先日解体した小屋に住んでいたときの話ですが「今年は小雪(しょうせつ)」という気象庁の発表を真に受けて、雪囲いをしなかった年がありました。
 結果、素晴らしい大雪の来訪を受け、見事に窓ガラスを割ってしまいました。

 というわけで冬の雪囲いは降る前の必須項目なので、ずぼらな私でも必ずやるのですが、春の囲いはずしは別に必須じゃないので、結構その時期はいい加減ですね。気分次第でやっています。

 去年は囲いをはずすのが面倒だからと、夏になってもそのままで、ついに冬を迎えてしまいました。
我が家の雪囲いは透明な波板を使っていることもあり、部屋が暗くならず気にならないのですね。
 寒くなって囲いをする面倒はないから楽でしたが、だらしない話ではありますよねぇ。

 今回はずしてみたら直に日光が入るので、さらに部屋が明るくなりました。
外の景色も面白いように見えるし、はずしてみただけの効果はありますよ。

 雪の心配がなくなったら、やっぱり雪囲いをはずすのが正解なようです。
 
 

テーマ:スローライフ - ジャンル:ライフ

ウツギの木

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 タニウツギの花が咲き始めました。
 人目を引くような派手さはありませんが、地味ながら存在感のあるピンク色だと思います。
「これから暑くなってくるんだなぁ」と、この花を見かけると思う毎年です。
 
 ただ今年は「ウメとサクラとモクレンが同時に咲いた」という、おかしな年です。
例年なら連休の終わる頃から咲き始めるのですが、今年は豪雪の影響か半月ほど遅れています。
 そして梅雨の花というイメージのガクアジサイも、咲き始めているんですよねぇ。

 今年の山は、季節感があまりはっきりしない年になってゆくように思います。

テーマ:自然の中で - ジャンル:ライフ

アリとゴキブリ退治

 春になると屋内にアリとゴキブリが侵入してきます。

 ゴキブリは都会の生き物、というイメージの方も多いでしょうが、山ではありふれた昆虫です。
物かげや隙間に潜り込んでいるのを、よく目撃します。
 ゴキブリは不愉快なだけですが、アリは丸太土台の柔らかい部分に巣を作ってしまうので、シロアリほどではないけど危険な奴らです。

 そこで毎年春に奴らを見かけたら、ゴキブリ団子とアリの巣コロリを仕掛けていました。
これらを置くと、その年はもう出てこなくなるのです。
 ちなみにゴキブリはここ数年、屋内で姿を見なくなったので団子は仕掛けていません。
 
 問題なのはアリです。
相変わらず毎年出てくるのですが、ここ数年アリの巣コロリが全く効かなくなりました。
 以前は仕掛けてしばらくすると、行列で毒エサを運んでいたのですが今では見向きもしません。
今年は試しに他社の「アリ用コンバット」なる物に換えてみたのですが、やはり同様です。
 どうやら、この手の薬剤を憶えられてしまったようですね。
殺虫剤を吹いたところで、相手は大集団ですから無駄な努力なのは明白です。

 どうしたものかと考えていたら、最近はホームセンターで素人が扱えるシロアリ用の防虫剤が売ってるんですね。
 効果のほどは未知数ですが、今年は土台の補修をするつもりなので、そのついでにこいつを試してみようと考えています。
 

玄関の階段

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 我が家は基礎(コンクリートの土台)を高めにしてあるので、地面から60㎝上に玄関があります。
ちなみに緩やかな傾斜地なので、裏側は1m30㎝ほどの高さです。

 当然、玄関に上がるには階段が必要なのですが、実は今まで無かったのです。
鉄製の橋板を引っかけ、それをスロープにして上り下りしていました。
 階段を造らなきゃと思いつつも特に不便がないから、ずーっとそのままになっていました。
 
 今回廃材が大量に出たので、玄関に上がる階段を造ってみました。
室内の階段みたいに、厚手で幅広の板が数枚あれば仕事が速いのですが、そんなものは無いので、あり合わせの材料をジャングルジムみたいに組み合わせて造りました。

 無計画に思いつきでやった仕事なので、その構造は恥ずかしくてお見せできません。ただ頑丈にはできたと思います。
 できあがってみると、いかにも「廃材なんですよぉ~っ」って感じのみすぼらしさなので、化粧でごまかすことにします。
 
 屋外用で気に入らない色の塗料があるはずなので、今回使おうとしたら見あたりません。(管理がだらしないもんでして…)
 仕方ないので廃材ごときにもったいないのですが、チーク色のオイルステインがあるのでこれを塗ることにしました。

 塗り始めて気が付きましたが、廃材は塗料をよく吸収するので予想以上の消費量です。
「しまった。高いオイルステインじゃなく、百円ショップの塗料にすればよかった」と後悔しても手遅れです。途中で色を変えたら、ますます貧乏臭くなるのでやめるわけにはいきません。

 ところでステインは単なる着色材なので、上塗りをして仕上げる必要があります。
 手すり部分には、ニスを塗りました。瓶をみると「屋内用」と書かれていますが、細かいことは気にしないが一番です。

 次は足で踏んずける部分です。普段は雨ざらしになるような部材には廃油を塗ったくって終わりなのですが、せっかくステインで着色したのに真っ黒な廃油なんか塗ったらぶちこわしです。
 ちょうどオイル交換して、余ったエンジンオイルがありましたので、これを塗りました。

 化粧をしたことで、まずまずの見栄えになりました。これなら一見して廃材とはわからないでしょう


 なお、基礎工事が面倒なので、処分に困っていた薪ストーブ用の炉台(完全ジャンク品)に排水用の穴を開けて置き、その上に階段を組みました。
 つまり玄関ポーチと接合するビスを数本はずすだけで、簡単に土台ごと階段を移動できるという、画期的なシステムです。まぁ、どこかに持って行く予定もないんですけどね…。

 従来の橋板スロープは一輪車(通称ネコ車)で薪などを運ぶのに便利なので、そのまま残しました。
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テーマ:家作り日記 - ジャンル:ライフ

ネコの木登り

 ブログにアップする作文をPCに書いていたところ、玄関のライトが点灯しました。
玄関には自分のために、気配を察知して自動点灯するセンサーライトを付けています。
 我が家の夜に不意の来客はありませんから、夜にこれが点灯する場合はたいていタヌキの訪問か、風が原因です。(センサーライトは風にも反応するようですね)

 しかし今夜は風もないのに、何度もセンサーライトが点灯しています。
タヌキは賢い奴なので、私が起きてる間はやたらとライトをつけるような野暮なまねはしません。
 変だな、と思って室内から玄関を見ると、玄関ポーチの柱によじ登ってる奴がいますよっ。

 今日玄関に階段を付けたから、珍しがってムササビがやって来たかと思って出てみると、なんとよじ登っていたのはネコでした。白を主体とした三毛猫です。

 目が合った瞬間、もの凄い形相をして飛んで逃げてゆきました。
カメラで写真を撮る間もなかったです。

 以前、この山で拾ったネコの子兄弟と住んでいたこともあるし、私はやさしくて人畜無害な人間のつもりでいますから、そりゃあんまりな反応ですねぇ。
 
 この山は人里に近いせいか、ペットや家畜が捨てられたり、野良になった犬猫が生活範囲にしていたりします。
 捨てられたニワトリやウサギにサル、それに脱走したイノシシなどもいましたね。
 
 でも奴らは一時の話題にはなっても、子孫を残せないのでやがて絶えてしまいます。
私も連中と似たような境遇なので子孫を残すことなく、やがてこの山暮らしも絶えてしまうのでしょうか。





テーマ: - ジャンル:ペット

中継施設

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 小屋を解体した廃材や、ゴミの片づけをしながら造ってみました。
もちろん材料はすべて小屋の廃材です。

 これは水道設備の中継施設です。
もともとはこの小屋に水道の配管を引いていて、その頃は電気が来る以前の話ですから、発電機を回してポンプアップしていました。

 本宅に引っ越して後に電気が来ても、ここからさらに配管と電気ポンプの線を延長した関係で、この小屋が水道の中継地点となっています。
 解体しても蛇口や電気のスイッチ類を、野ざらしにするわけにも行かないので、雨や雪をしのげるように跡地にこんなものを造ってみたわけです。

テーマ:ハンドメイド - ジャンル:ライフ

ネットと電話の不通

 昨日のことですが、昼食時にはインターネットが使えていたのに、3時の一服時にはモデムのランプが点滅して、ネットも電話も使えない状態になっていました。

 そこでケータイでNTTの故障サービスに電話をして、修理に来てもらうことになりました。
 我が家は土地の集落から、かなり離れた飛び地となってるので、住所を調べてたどり着くことはできません。
 ケータイに電話が来たので、目印の場所を説明して、後は電線をたどって来てくださいと伝えました。
 電線の終わるところが、我が家ですので。

 電話のトラブルは、これで確か4回目です。
山の中を長々と引っ張っているので、いろいろとあるのでしょうね。
 今回は午前中に来てもらって、昼飯前にあっさりと復旧しました。

 最近はネットが生活の一部として定着してるので、電話はともかくインターネットができなくなるのは深刻な問題です。
 ネットにつなげなくても、別に困らない生活をしてるんですけどねぇ。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

スズメバチトラップ

 1週間ほど前からスズメバチトラップを仕掛けているのですが、全然掛かりませんねぇ。

 今年はクマバチが異常に多いので、こいつを何とかしたいと思って造ってみました。

 スズメバチの数自体は、例年通りの発生状況だし、我が家の建物自体にはダメージを与えない奴らなので、どうでもいいのですが。
 トラップは小さな虫は少々掛かってるけど、本命のクマバチがさっぱりというか全然です。

 クマバチは丸太に穴をあけて巣を作るので、我が家では迷惑と言うよりか危険な存在なのです。
ある日、こいつらのせいで家が倒壊したら、たまったものではありません。

 ネットで調べたトラップのレシピは、酒と砂糖と酢を混ぜたもので、砂糖は黒砂糖だし酢も高級品?を使っています。酒をケチって合成酒にしたのがいけなかったのでしょうか。
 グレープジュースを買ってきたので、これを混ぜてみて効果がないようなら考え直す必要がありますねぇ。

 そういや思ったのですが、スズメバチトラップって、クマバチは掛からないものなのでしょうか?

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テーマ:害虫駆除 - ジャンル:趣味・実用

よそ者の独り言

 私は出不精なのでほとんど外出しません。

 買い物に出かけるのも週に2日くらですね。明るいうちはいろいろとすることがあるので、出かけるのは、ほとんどが暗くなってからです。

 ついでにひとりでいることが苦にならない性格なので、ほとんど山に「引きこもり」状態です。
 考えてみれば連休が終わってお客さんが帰ってからというもの、数日前に泊まりの方が1名1泊しただけです。それ以外は10日くらいの間、誰とも会話してません。

 さすがに気が滅入ってきました。

 そこで日曜日ですし、用件もあったので昔大変お世話になった方の所へ顔を出しに行きました。
私は話し下手で話題の無い人間ですが、その方は話し上手で話題豊富なので楽しいひとときを過ごせました。

 山に戻る途中で、久しぶりに知り合いの爺ちゃんに会いました。
バイクに乗って山仕事のついでに、時々我が家に寄ってはお茶飲みしてた方です。
病気をしてバイクを引退したので、最近は遠出ができなくなり、近所を歩いているだけとのことでした。

 我が家に戻り、昼食後のコーヒーを飲みながらのんびりとしていたら、水源地の地主さんが訪ねてきました。
我が家の水源は実は人の土地でして、大きな声では言えませんが十数年間、勝手に使っていたんですね。
 とうとう数年前に地主さんに怒鳴り込まれたのですけど、お話ししてみたらとてもよい方で良かったです。これからも水を使わせていただくということで了承してもらいました。
 ま、今回も「最近また顔出しに来ないじゃないか」と怒られてしまったわけですが(^_^;

 私は地域の方の了承も得ず、勝手に「でたらめ山暮らし」をしている身なので、地元の方との付き合いもほとんどありません。
 それでも一部には、こんな私の相手をしてくださる方もいるわけです。

 以前、何度か地元の方とそのことで話す機会があり、私は「地域の一員としての義務を果たす意志がある」ということは一応お伝えしました。
 しかし年間を通して住んでいることがほとんどありませんし、人里からかなり離れた山暮らしで、どこの集落に所属するのかもあいまいな状況ですので、結局その手の話は立ち消えになったまま、今にいたっています。

 私は所詮「よそ者」ですから、そのように扱っていただいた方が気楽ではあります。
 それが良いのか悪いのかはわかりませんが、今のところは支障がないのでそのままにしているところです。

 
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テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

廃材での家造りは

 小屋の解体がすべて終わりました。

 しかし予想以上に日数がかかってしまいました。
 重機を借りてきて潰せば仕事は速いのですが、材料の再利用を考えたのと経年変化による傷み具合を今後のために確認したかったので、ていねいにバラしたからです。

 後は片づけて終わりなのですが、これにも数日かかりそうです。
 廃材はともかく、予想外に大量のゴミが出てきたので、その処理に相当な手間が予想されるからです。
すべて私が持ち込んだものなので誰にも文句は言えませんが、この小さい小屋によくもあれだけの品物を持ち込んだものだと、自分でも呆れてしまいました。


 ちなみにこの小屋は、廃材を使って建てたものです。
買ったのは屋根のトタンと釘くらいなので、予算自体は1万円くらいで済みました。
 大きさは6畳(=3坪。1坪は畳2枚分の面積)です。後で前後に6尺ずつ増築したので最後は「ウナギの寝床」みたいに長くなってしまいました。(6尺=1間=約1.8mで畳の縦の長さです)


 廃材を使った家には「安上がり」のイメージがありましたが、そうとも言えない要素がありますね。
6畳の小屋の後で、屋根も含めてすべて廃材を使った4畳の風呂小屋を建てました。
 現在の本宅にも見えない部分で廃材を使ってはいますが、「割に合わない材料」だったと今では思っています。

 廃材を使うまでのフルコースは、
 ・連絡を受け現場に行って、必要な部材を解体。
 ・トラックに積み込んで運搬、家に着いたら降ろして保管。
 ・釘を抜いて、使える部分と使い道の選定。
 ・抜き忘れた釘等に注意しながら、丸ノコで切断したり必要に応じてカンナがけ。
 …うーん、ものすごい手間と時間がかかってますねぇ。

 そんなことなら、その時間に本業やアルバイトをして、そのお金で新品の材料を買った方がはるかに楽だし仕事も速いと思います。当然新品ですから廃材より耐久性も高いわけですし。
 私のような素人が建てるのなら「ツーバイフォー工法」が一番だと思いますし、お勧めですよ。

 知り合いの大工さん達は「廃材使った方が高くつくよ」と、はっきり言ってました。
 素人が、人件費のかからない個人の時間を使うなら確かにおカネ的には安く上がりますけど、職人さんの人件費は馬鹿にならない金額ですからね。
 
 ま、そんなことを書きながらも「廃材の廃材」で再利用をたくらんでいるのですから、セコい性格ですね。
 ついでに本宅では、自分の土地の立木を伐採した丸太材料で、ログハウスなるものを建てたのですから、さらに手間のかかる無駄なことをやってしまったわけです。
 
 「もう懲りた。こんな馬鹿なことは二度としない」とか言いながら性懲りもなく、またもう一度と馬鹿なことを夢想していたりします。

 
 





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働かないアリさん

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 小屋を解体中、窓のアルミサッシをはずした時のことです。

 窓枠の下部分が真っ黒けで、しかも動いています。
よく見ると体長1cm弱のアリの大群です。卵やさなぎどころか羽アリまでいます。
 こんなの初めて見ましたが、サッシの枠の下を巣にしていたのですね。
(写真は結構時間がたってからのものです。はずした瞬間は本当に真っ黒でした)

 当然アリたちは大パニック。
卵やさなぎを運び出そうと必死で働いています。

 その時、以前話題になったニュース記事を思い出しました。
「働きアリといっても、その一部はサボったり、ただウロウロしているだけで全く働いていないことが判明した」という内容です。
 それを思い出して興味がわいたので、アリの働きぶりを観察してみました。

 大半のアリは一生懸命仕事をしているのですが、確かに一見働いてるように見えて実は何もせず、ウロウロしているだけの奴らがいますね。
 そのうちの一匹を追跡調査してみましたが、他の連中が必死に運び出し作業をしているのに、そいつは大事な卵なのに平気で踏んづけたりして、ただ歩き回っているだけです。
 別に管理職的な立場でもなさそうだし、単に働いてるふりをしているだけに見えますね。

 巣の存亡に関わる一大事なのに、見事なまでのダメっぷりです。


 子供の頃にNHKで「働くおじさん」という、様々な職種の仕事ぶりを紹介する教育番組がありました。
 でも、今のご時世には「働かないおじさん」という番組をつくったら面白いかなと思ったりもしました。
 そしたら私の所にも取材が来そうですけどね…(^-^;

 かつてはどの会社にも役に立たないグータラ社員が普通にいたように思います。
現在は、そのような人は次々とリストラされ、生き残った社員には次々と密度やレベルの高い仕事を要求されていると聞きます。

 徹底的にムダを排し、極限までに合理的で高密度な仕事をすることで有名な、誰でも知ってる超一流企業があります。
 でも素晴らしい製品をつくり出す業績のかげで、毎年数十人の自殺者と精神に異常をきたす人たちもつくり出しているそうです。従業員の方から、こっそりと教えてもらいました。

 どうも全員が一丸となって徹底的に働くことは、おじさんにもアリさんにも良くないみたいな気がします。

例のニュース記事でも
「ムダが無いはずの自然界、それも働き者のアリの世界でこのような個体が存在しているということは、種の保存や繁栄のために必要かつ重大な理由があるはずだ。興味深い研究テーマである」
みたいなことが書かれていました。


 話は戻りますが、解体中に不本意ながら潰してしまったアリの死骸がたくさんありました。
「これを見ながら作業するのはイヤだなぁ」と思っていましたが、次の日に来て見ると、きれいさっぱり無くなってます。
 誰が片づけたか知りませんが、山には知らぬ間にいろんな仕事をする生き物がいてくれて助かります。
 


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ヘビ屋敷の解体

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 数日前から小屋の解体をしています。
今の本宅ができるまでの仮住まいとして住んでいたものです。

この小屋は、あくまで仮住まいとして建てたものなので、基礎は切った丸太を地面に置いただけ。
 当初は3年くらい住むだけの予定で、いい加減に建てたのですが予想以上に本宅の工事が長引いたため、結局6年も住むことになってしまいました。
 本宅に引っ越してからは物置にしていましたが、基礎や土台が腐って傾いてしまい、いよいよ物置にも使えない状態になったので、今年の雪でつぶれる前に解体することにしました。

 久々に中に入ってみると、やはりというかひどい状態です。
住んでいないと、家なんてあっけなく痛んでしまうものですね。室内にはツル植物が生い茂り、あちこちヘビ(アオダイショウ)の抜け殻だらけです。建物が歪んで窓ガラスが割れた箇所もあります。

 当時からヘビに気に入られて同居はしていましたが、私が去った後は完全に奴らの専用ハウスと化していました。
 今じゃ私自身、あの小屋を「ヘビ屋敷」と呼んでたくらいですし。

 これを壊したら連中のひんしゅくを買いそうな気もしますけど、もともと自分で建てた小屋ですし、奴らと賃貸契約を結んだ憶えもないから、恨まれる筋合いはありませんよね。

 解体を始めたら何匹も出てきました。目が合うとチロチロ舌を出しながら去ってゆきます。
作業中に、でっかいミミズが出てきたと思ったらヘビの子供だったり、置き去りのバッグがあったので、開けようとしたら、中から勢いよく飛び出してきた奴もいました。

 私は奴らを好きじゃないし、連中も人間が嫌いみたいなので、出逢えば向こうから去っていきます。
 でも嫌いな相手にケンカを吹っかけるような野暮な奴はいないから、もしかしたら人間より平和主義者なのかもしれません。

 屋根のトタンをはがしていたら、棟からアオダイショウのミイラが出てきました。
死ぬならここで、とでも思ったのでしょうか?
 私だってこの小屋に、当時の思い出や希望がたくさん詰まっていますよ。
解体するのは残念ですが、仕方ないですね。

(ミイラの写真を撮ってアップしようかとも思いましたが、グロ画像サイトと思われたら困るのでやめときました…)


 





 




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天気予報とスズメバチ

 このあたりの天気は気まぐれなのか、年間を通して天気予報があまり当たりませんね。

 本日の予報は、「晴れ」で降水確率0パーセント。
でも外は雨が降っていますよ。
 
 昼食してたらスズメバチも降ってきました。
3日くらい前、屋内に迷い込んで元気に飛んでいた奴ですが、下手に関わると刺されて病院行きです。
そのうち死ぬだろうと放っておいたら、案の定力尽きたみたいで落ちてきました。

 スズメバチは人間のご都合分類では「益虫」なんだそうです。
でも、ともかく個人的にはとても迷惑な奴なんで、できるだけ関わらないことにしています。
 ちなみに凶暴なわりに殺虫剤にはとても弱く、一吹きでイチコロですが必要に迫られたとき以外は、この必殺技を使わないことにしています。

 普段は恐れ多くて近づけないけど、見るとすでに危篤状態なので撮影させてもらうことにしました。
掃除機で吸い込んでしまうのも何ですから、後は外で自然に帰ってもらうことにしましょう。

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断水 その2

 で、昨日の続きです。

 崖を降りて水場の近くに行くと、幹の直径40㎝くらいの巨木が寝ていました。
見るとたぶんナラの木で、立ち枯れていたものが何かの原因で根こそぎ崖に転落したようです。
そういえば前の日に聞き慣れない音がしてましたね。

 見れば立木に引っかかって崖の途中で止まっているように見えます。
 その倒木の下あたりに、水道の配管とポンプの配線が埋まっているのです。
これが原因ならやっかいなことになります。

 ところで倒木を観察していたとき、片足が穴に落ちました。
よく見たら地すべりが起きかけていて、その地割れに落ちたのだとわかりました。

 チェーンソーがあるので、倒木をぶった切って崖下に落としてしまうことも考えましたが、ひとりでは危険すぎてやる気になりません。
しばし呆然としてしまいましたが、見ているだけでは解決しませんね。

 とりあえずポンプは回っているのだからと、断裂して水の漏れている場所を探してみました。
かなりの水圧がかかっているので、吹き出している箇所があればわかるはずなのですが、探しても見あたりません。

 試しにポンプを作動させてみたら、モーターは回れど水を送っていないではありませんか。
このポンプは「呼び水」といって、あらかじめポンプ内に水を入れておかないと送ってくれない仕組みになっています。
 もしやと思い、呼び水を入れるふたを開けてみると空になっていました。
試しに水を入れてスイッチを入れたら、水を送り始めました。

 原因がわかってみれば、あっけないものです。
見ると、汲み上げる側のホースパッキンが劣化しているらしく、水が漏れています。
これが原因で呼び水が抜けてしまったようです。
呼び水のふたのパッキンもボロボロでした。今度町に出たときに買って交換しなければいけません。

 とりあえず水は出るようになりましたが、完璧な解決ではありません。
倒木が動けば問題を起こす可能性大ですし、地割れ部分や他あちこちで配管が露出しています。
 全面的に再工事が必要な状況ですが、現状では危険ですし他にすることもたくさんあるので、せめて今年いっぱいは、このままでいてもらいたいと思っているところです。




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ライフラインの断水

 今日は夜明けの鳥の声に起こされました。
起床時の室温13度、外は8度。かなり寒かったです。


 山暮らしは電気がなくても、生きてゆくことはできます。
10年近く「ノー電気・脳天気」な生活をして、実証済みですから間違いありません。

 だけど水がなければ生きてゆけません。
水を安定して楽に供給できるようになってから、やっと生活に余裕がでてきた次第です。だから水はとても大切なライフラインだと実感しています。
 後に電気を引いてからは、さらに楽になりましたけどね。


 午前の作業を終えた昼食時に、飲料水が切れました。

 ちなみに我が家の水道は、裏の崖を20mほど下った場所を水源にしています。
 水がわいている崖の途中に横井戸を掘り、ホースで引いていったん水槽にためてからポンプで上げています。
屋根を掛けてあるので雨水の入ることはありません(たぶん)。

 飲料水は屋根裏の水槽にためてからの自然落下式で、原理はビルやマンションの給水と同じですね。
風呂や洗濯の水は逆に床下にためてから、井戸ポンプで上げています。
なんで経路を分けてあるのかと言えば、台所の水を使うのにいちいち発電機を回していられないのと、井戸ポンプで全自動洗濯機を使いたいからです。
 これは電気が来ていない頃に考えた生活の知恵です。
水回りの詳しいことは機会があれば後日書きます。

 というわけで昼食ついでだし水を上げておくか、とポンプのスイッチを入れたのですが、今日はいつまでたっても水が上がってきません。

 蒼くなりました。

 我が家の水道工事はすべて自分で考えて、独りで工事をしていますから、当然その仕組みは頭に入っています。
ついでに言えば過去に何度も断水を経験してるんで、構造上のの弱点もわかっているつもりです。

 崖上まではポンプに行く電源が通じていることを確認。水源のポンプが作動していることも音で確認しました。
崖上での配管は(雪の影響を受けないため)安定しているので、水源から崖上までの間に配管が断裂した箇所があると判断をしました。
 一服しながら断水の原因を想像して、復旧まで最善で半日、最悪で3日と結論しました。

「この忙しいときに、何てこった」と怒ってみても始まりません。
山暮らしでは、不測のトラブルなんて日常茶飯事で慣れっこになっています。それに自己責任の生活ですしね。
…さて、今回はどうなることやらと、あきらめの境地でとりかかることにします。

 今日は珍しく、朝6時からさっき(11時)まで作業をしていたので、さすがに疲れました。
 時計を見たら夜の11時半。今朝は4時に目が覚めて5時起床でしたので、もう目が開かなくなってきました。

 続きはまた明日書くことにします。たぶんですが。
でもこれじゃ明日は、早起きできないでしょうねぇ…
 他にも書きたいネタはたくさんあるのですが、やることが多すぎてパソコンに向かう時間がありません。

 そうそう、今は晴れてる間に終わらせたい仕事をしているのですが、予報ではあさってから降るとか言ってるし、困ったなぁ。どうしましょうか…

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危険な生き物たち

 先日のクマ騒動は、結局カモシカだったということで一応決着しました。

この山の哺乳類といえば他に、タヌキ、キツネ、ウサギ、ムササビ、リス、ネズミ等が住んでいます。
 ま、本気でケンカすれば勝てる相手ばかりですね。もっとも向こうからは近づいてきませんから、トラブルはありません。

 ところが他に危険な生き物がいます。筆頭はなんと言ってもスズメバチでしょう。
細かい種類は知りませんが、おおざっぱに分けると大中小の三種類がいます。

 大スズメバチは胴体の大きさが私の親指大もあります。低空飛行をすると落ち葉や土煙が舞うほどの迫力です。離れていても重低音の羽音が聞こえるから、すぐにわかります。
 ちなみに私の手は大きい方でして、気をつけるよう来客に親指を見せながら説明するのですが、半数の人は大げさな話と受け取って信じてくれません。
 でもこの時期なら、しばらく外にいると確実に遭遇する奴ですので、そのうち「本当に親指大だったよっ」と血相を変えて言ってきます。…だから人の話を信用しろって!

 刺されたら一大事でしょうけど、大スズメバチは人に興味がないようなので、こちらから脅したり出会い頭以外は心配ないです。

 問題児は中小のスズメバチです。
 奴らは好奇心旺盛らしく、呼びもしないのにやって来ては人にまとわりつきます。
しかも下手に追っ払おうとすると、勝手に怒って刺してきますから迷惑千万です。
 そういや人間界にも、その手の方がいますよねぇ。
 一撃で殺れる自信があるなら、一発勝負もいいでしょうが私は自信がないので、ゆっくりと(ゆっくりが重要です)顔を隠しながらじっーとしてるか、静かに何気に逃げるようにしています。
 
 また、こいつらはエンジンの音(もしくはオイルの臭い)が好きみたいで、草刈り機やチェーンソーを使っていると、まとわりつかれてよく仕事を中断させられます。

 他にはクマバチとマムシがいますが、クマバチも人間に興味がない奴なので基本的に心配ありません。マムシも人を見ると自分から去ってゆくし、我が家周辺はアオダイショウの縄張りなので、滅多に見かけません。マムシは弱いヘビなので(だから毒を持っている)強いアオダイショウのいる場所には、あまり出てこないそうです。

 上記の連中には幸いなことに、今まで刺されたり噛まれたりしたことはないのですが、ハエくらいの大きさのハチには草刈りや開墾中、毎年刺されています。
 小さいくせに、これがまた強烈に痛いんですよ。
でもまぁ、30分くらいで痛みが消えてしまうから「痛みをともなう開墾」ということで、我慢しましょう。


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クマ騒動

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 我が家のお隣さん(といっても3キロくらい離れているが)から先日、「近くでクマらしき動物の目撃情報あり、現在役場で調べているところ。注意するように」との電話がありました。

 今日、そのお隣さんが我が家に訪ねてきたので、お茶飲みしながらその後のクマ情報をたずねてみました。
 私自身は北海道で2度クマに出くわしたことがありますが、目撃者は本物のクマを見たことがなく「黒っぽくてずんぐりした生き物」としかわからなかったようです。

 で、役場の人がその手の動物の写真を何枚か持って行き、本人に見てもらったところ、どうやらカモシカだったらしい、ということで決着したとのこと。
 お隣さんもカモシカなら何度か見たことがあるそうですし「たぶんそれじゃないかなぁ」と言っていました。

 この山はクマの生息域と地形的につながっているので、全く可能性がなくはありませんが、一応否定されたので、とりあえずひと安心といったところです。

 でも山の動物の生態なんてわからないものです。
地元の人がとっくに絶滅したと言っているキツネを、私は数年前から目撃し、繁殖していることも確認しています。(北海道でキタキツネを見慣れているから、キツネかどうかの区別くらいはつきます)
 一方、話には聞いているけどカモシカやイタチ、テンなどの動物は山暮らしをしてる私でも、いまだにお目にかかったことはありません。

 ま、ここにクマが出たところで、不思議ではありませんね。
一応注意するに越したことはないようです。



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ライフラインと基本料金

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 山に戻ってきた今月初旬の話ですが…。

 林道の途中に、雪で折れた樹木が電線にのしかかっている場所がありました。
見ると手でつかめる高さまで電線が来ています。
 さっそく電力会社に電話して、折れた木を撤去してもらいました。
積雪で作業車が入れないため応援者を呼び、5人がかりの人力で片づけていきました。

 電線が切れて地べたを這っている場所もあり、電力会社の方に言ったら「あれは電話線なのでNTTに連絡してくれ」とのこと。
 翌日は電話局が来て切れた線をなおしてくれました。

 この辺は豪雪地帯なので、電線修理は毎春恒例のようになっています。
電気電話代をたいして払っていないのに、ありがたいことですね。


 ちなみに前にも書きましたが、水は天然水をポンプアップする自家製の水道です。

 ガスはプロパンのボンベを使用しています。
ひとり暮らしだし1年中住んでる年がほとんどないから、年に一、二回ガスの充填をするだけで済みます。空容器を充填すると3千円くらいかかりますので、それが年間のガス代ですね。

 電話はネット(ADSL)目的で引いているので、家を空ける時期には基本料がかからないよう止めてしまいます。
連絡はケータイに来るから問題ありません。

 あと、郵便と宅配便はここまで配達に来てくれてます。これもまたありがたいことですね。

 結局年間を通して契約しているのは電気だけです。(冷凍庫があるので、これだけは止められません)
ま、基本料金が1200円ほどですから、たとえ住んでいなくとも毎月1200円で家を維持できるわけです。

 もちろん家賃や住宅ローンはありませんし、固定資産税も山林地目ですから腰を抜かすほど安いです。
 もし東京23区内に、我が家のように700坪の敷地と総床面積30坪の住宅があったら、いくらの税金がかかるのでしょう?
 でもそんな地域格差のおかげで、私のような貧乏人でも土地や家が持てるのですけどね。



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ワラビとゼンマイ

 今年の春は半月くらい遅れています。

 話によると今年はウメとサクラとモクレンの花が、ほぼ同時に咲いたそうです。

 山菜も同様で、いつもならこの時期はワラビが旬の時期なのですが見あたりません。
まだタラの芽やコシアブラが採れてますし、ゼンマイもまだこれからです。

 なんて思っていたら、日なたで頭を持ち上げたワラビを発見しました。
やっと出てきたか、って感じです。そう思ってあたりを見ると、いつの間にかゼンマイもぼちぼち旬の時期になっていました。

 例年なら、ゼンマイが終わる頃にワラビが出ているのですが、今年はほぼ同時ですよ。
気温が30度を超す日もあるのに、日かげにはまだ雪が残っていて、フキノトウを採ることもできます。
そのあたりはまだ春先なわけで、雪解けが遅くて冬が長かった分、春の時期が圧縮されている感じですね。

 確かに積雪や春の気候は、その年によってばらつきがあります。
しかし今年は特別に異常と言っていいでしょう。
 まさかこの時期に雪を見られるとは思ってもいませんでしたし、地元の年配者も同じことを言っていました。

 「生き急いでいたかもしれない」と言った有名人がいましたが、今年の山の植物は特に「生き急ぐ」必要があるでしょうね。






ワラビ

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また独り

 大型連休は3日から入れ替わりで、お客さんが来ていました。
「今年は雪が多くて大変だからね」と言っていたにもかかわらず8人の方が泊まりに来ました。

 ちなみに私は泊まりの客人が来ても、一切おもてなしはしません。
せいぜい薪ストーブに火をともすとか、たき火のセッティングをする程度です。
 ここは我が家であって宿ではないし、自分から呼んだこともなければ、知らない人を泊める気もありません。

 承知している知人だけが、好きに来ればよい、という考えです。
あとは「他人の家だと思って勝手にやってくれ」と言って終わりです。

 布団も2組ほどしかないので、寝袋持参を原則にしてもらっています。
「たまには親子でキャンプしたくて」とテント持参で来た家族もいました。

 今年は、前半に山菜好きで料理好きな主婦が(もちろんご主人同伴で)、後半はアウトドアの達人で料理の得意な方がいてくれたおかげで食事は豪勢でした。
 普段は食べられない料理が、何もしないのに出てくるのですから、独り暮らしの身にはとてもありがたいことです。

 そして本日最後の一人が帰宅して、また独りになりました。
明日からはまた、ゼニにならない自分の仕事を、ぼちぼちとやる毎日です。

 





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廃油の利用法

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 泊まっている友人が何か手伝ってくれると言うので、バイクのオイル交換をしてもらいました。
まさかいきなり電動工具を持たせてハシゴを登らせるわけにもいきませんから、バイク乗りの彼にできる仕事をお願いしたわけです。

 出てきた廃油をどうするかと聞かれたので、ハケを渡して玄関ポーチのデッキを塗ってもらうことにしました。

 木材の腐敗を防ぎ雨水をはじくから、風雨にさらされる部分にはうってつけです。
しかもお金のかからない塗料ですしね。

 一般に廃油は単なる廃棄物ですが、我が家では貴重な資源です。

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家庭菜園みたいなもの

 我が家でも一応「家庭菜園」みたいなことはやっています。
土地の面積だけはあるので、昔は種を買ってきて畑のマネごとなんかをしてました。

 けど、手入れが面倒なんですねぇ。
雑草を取るとか追肥や土寄せをするとかの、基本的なことをあまりしないので「怪しげな自然農法」、というよりか藪の中に野菜もあるみたい、な状態になってしまいます。
元々の農家じゃありませんから、やってることは適当、でたらめですけどね。

 なので最近は手広くやることはやめにしました。
今年は、種を買ったのはコマツナとラディッシュ(二十日大根)のみで、あとは苗を少しだけ買って植えただけです。
 ナスが2本、それにミニトマト、カボチャ、キュウリ、ピーマン、パセリが1本ずつです。

 ひとり暮らしだから、実際これだけで十分なんですね。
 地元の友人がこの辺では珍しく無農薬有機栽培の畑をやっていて、お裾分けをいただけるってのもあるのですけど。

 ナスは好物なので念のため2本買っておきました。
 トマトは脇芽を摘んで地面に刺すと、根が生えてどんどん苗が増やせますから、1本買っとけば十分です。
 けどミニトマトなら支柱を立てずに地這いにすれば、地面に付いた場所からまた根が生えて、どんどん増殖していきます。
 カボチャは年に3個も食べませんし、キュウリは時期になると食べきれないほどの実を付けます。
ピーマンは元肥をしっかりやっておけば、雪が降るまで勝手に実を付けています。赤く熟したやつは生食でも美味です。
 あと、地の相性がよいのか我が家の土地のパセリは、あのクセが無いうえに香りがよく、サラダで食べるのが最高ですね。必要なだけ葉をちぎって食べるから、いつでも新鮮なのが手に入ります。

 肥料食い(トウキビやジャガイモ等)、連作障害の出やすいもの(ジャガイモ等)、山の生き物たちに食われやすいもの(ダイズ、でかトマト等)、それに作ってもあまり意味のないもの(ヘチマ等)、それに手間の掛かるものは植えなくなりましたね。


 あとはアサツキ、ミョウガ、シソ、アイヌネギ、ミツバ等の香味野菜は一度植えたら、毎年勝手に出てきてくれるので手間いらずです。


 ちなみに個人的なお勧め野菜はサツマイモです。
ツルが伸びる植物なので、草取りをしなくてもほとんど収穫に影響がありません。
 そのうえサツマイモはツルも食べられます(イモの香りがして美味しいですよ)。

 そして地元の爺ちゃんから教わった、美味しいイモを作るコツは、
 ・連作しろ
 ・肥料をやるな
 ・マルチなんかするなっ、イモがまずくなる
 だそうです。他の野菜では非常識極まりない話ですけど、要するに余計なことをするなっ、てことですよね(^_^;

 実際に薪ストーブの灰と米ぬかを少量施しただけで、あとは手入れも何んにもしなかった地で、丸々と肥えたイモを収穫できたのには驚きました。
 とにかくお勧めです。毎年植える野菜で、これより簡単に作れるのをものを私は他に知りません。

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3年ぶりのチェーンソー

チェーンソー


 使いっぱなしで、放ったらかしにしていたチェーンソーを、3年ぶりに動かしてみました。

 正直言って、もうまともに動くとは思ってはいませんでした。
しかし、本体を掃除してキャブクリーナを注入し、リコイルを引いたら、あっさり始動してしまいました。
別段不具合もないようです。

 まともに使えるまで、かなりの手間か高額な修理費を予想していたので、何ともあっけないもんです。

 今年は雪の被害がひどくて、環境整備とかにチェーンソーの出番は必須でした。

 何とか使えるようにしなくては、と思っていたところでしたので、手間やお金が掛からず助かりました。




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今年の煙突

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 屋根を見上げたら、煙突が潰れていることを発見しました。

 今年の春はまだまだ寒いので、毎晩の火は欠かせません。
幸い潰れても換気はしているので、ストーブは問題なく使えています。

 前回は19年ぶりの豪雪だったそうですが(出稼ぎに行っていたので見ていませんが)煙突は無事でした。
しかし今回の雪はそれをさらに上回るものだったのだなと、煙突を見て思いました。

 ヒマを見て直さなければいけませんが、問題がない程度のトラブルは後回しにするのが、ここでの生活です。

 たぶん、もっと潰れて排気しなくなるまでは、このままでしょうね。

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雪の上の亀

 日々の除雪作業も進み(あれから毎日してました)開通まで残り30m位になった昨日。
この土地に住む友人が家族連れで泊まりに来ました。

 ところで私の車は四輪駆動車で、山が減ってはいるけどスタッドレスタイヤを履いています。
これ以上除雪作業をしなくても、2日前に我が家まで通行可能になっていました。
乗用車では無理なので、相変わらず雪かきしてるのですが。

 地元の彼も私と同じ四駆のワンボックス車ですので、自分の車でも行けると判断し、雪道に突進して行きました。
 私も行けるだろうと思ったのですが、夏タイヤを履いていたのが敗因でした。
雪に乗り上げると滑って動かなくなり、タイヤが雪をかいて車の腹が雪に乗り上げてしまいました。

 こうなるとお手上げです。皆で押してもダメだし、私の車で牽引しても動きません。
腹の下の雪を掘るしか脱出の方法がありません。私も冬に何度も経験して泣きそうな思いをしています。


 ちなみに、このような状態を地元では「亀になった」と言います。


 ところでこの時期は劇的に雪が解けてゆきますので、この亀車は翌日に押したら難なく脱出することができました。
 そしてその後、親の仇のように雪を掘る彼の姿がありました。
おかげ様で我が家までの道は開通し、やっと乗用車でも行き来ができるようになりました。

 開通した5分後に、連休最後の宿泊客が到着しました。
2駆で夏タイヤの、その車は何の苦もなく我が家に到着したわけです。



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杏と柿の木

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 2年前に苗を買ってきて、果樹を植えてあります。

 順調に生育していました。
雪で潰れたら困るので今回も雪囲いをして出稼ぎに行ったのですが、今年は例年にない豪雪にやられました。
 春になって来てみたら囲いは傾いていて、せっかく成長した枝は幹からポッキリ折れていました。

 写真では手前がカキで奥がアンズの木です。

 幸い死んではいないようで、幹から新しい芽が出ています。
しかしまた一から成長し直しです。

 雪の被害というのは積もっているときより、春になってからが重大です。
雪を知らない人には説明が難しいのですが、積雪が下がってゆくときに雪の重さがのしかかり、樹木や建物を折ったり潰してしまうのです。

 今までは竹の囲いで十分でしたが、今度の冬は丸太か角材で囲ってやろうと考えています。


 

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雪かきと山菜の天ぷら

 昨日の夕方、泊まりの来客が到着しました。
夫婦一組に独身者が一名です。

 今日は雪かきをしたいと提案されました。
個人的にはあと10日もすれば、雪は自然に消えて通行できるようになるんだし、無駄な汗をかきたくないのが本音ではあります。

 しかし雪で屋根が潰れたままの私のボロ車と違い、彼らのは都会生活できれいな乗用車です。(一応外車だし)
林道の途中に停めておくのが心配な気持ちはわかりますので、作業に付き合うことにしました。
 私がいなければ、雪かきのやり方やコツもわからないでしょうしね。

 土木作業で使うツルハシと鉄スコップを用意したら、不思議そうな顔をしていましたが、作業を始めて納得のようです。
氷のように硬く締まった雪に、アルミスコップじゃ歯が立ちませんからね。
 私以外の人間がここで雪かきをするのを初めて見ました。なんか面白いので写真に撮っておきました。


 男連中は除雪作業で、奥さんは山菜採りに出かけました。
今晩は山菜の天ぷらをつくってくれるそうでして、これは雪かきよりも重要な任務ですね。

 せっかくの天気だからと、外でたき火をしながら夕食にしました。
奥さんがせっせと天ぷらを揚げてくれたので、男どもは食って飲んでるだけです。
 …やはり山菜は天ぷらが美味しいですねぇ。
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