でたらめ山暮らし/ブログ版

来客とカラスと私の駆け引きと…

 ところで突然の来客と人様の仕事が2日間重なってしまい、ブログを更新する時間がありませんでした。
 山暮らしのネタはすでに書ききれず、個人的にオーバーフローしてる状態なので、今夜は珍しく3日分の作文をアップしてみました。


 最近はほぼ毎日、カラスの食い扶持を餌台に置いてますが、そのおかげか悪さをあまりしなくなりましたね。
 奴等は人間や他の動物の個体を見分けるそうですが、たぶん間違いないと今回思いましたよ。
 
 長い付き合いの人だったから、家とオートバイの鍵を預けて私は仕事に出てたわけです(旧知のライダー仲間ですが今回はJRでの来訪だったんで)。


 話を聞くと私が留守中のカラス達は、木の上からこちらを伺ってるけど決して寄りつかなかったそうです。
 やっぱ私の顔や行動を憶えてて、見知らぬ人が居るときは極度に警戒してるみたいですね。
 実際、餌台を見ると全く手を付けてませんでしたし…。


 でもこれだけ頭のいい相手なら、人間並みの付き合い方や気持ちも伝わる可能性が高いわけですね。
 いったい人間の感覚がどこまで奴等に通用するのかという好奇心がこちらにも起きます。

 連中を敵に回さぬように、こちらはどう作戦を立てるか?新たな興味が沸いてきましたよ (^-^)

 

テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ

カラスから知る「義理人情」

 たぶん日本人の大半に嫌われてる生き物が「カラス」じゃないでしょうか?

 我が家でも野菜を食われたり他にも悪さをしてくるのですが、なぜか個人的には好きな生き物なんですよ。なかなか撮れませんがカラスの写真をライフワークにしたいと思ってるほどです。

 
 私がお世話になってる北海道のおじさんの家は、奥さんが余った食料とかをカラスにやってるうちに、家族ぐるみで遊びに来るようになったそうです。
 漁師町だから、時期になるとあちこちの家庭でイカや魚類を干してるそうですが、対策をしないと間違いなくカラスにやられるとのこと。が、おじさんのとこだけは無対策で何ともないそうです。
 
 そしてある日、おじさん家に大群のカラスがやって来て、聞いたこともない声で鳴いてたことがあり、それはどうも「家出したネコ」が死んだことを知らせに来てくれたらしい…。
 後になって偶然そのネコを埋葬したという人に出会い聞いた話から「たぶん間違いないよ。後にも先にも、あんなカラスの大群と声は経験ないからな」と話てました。
 

 また、地元知人の年配夫婦は生ゴミを畑に捨ててるから、カラスが毎日食べに来るそうです。畑に悪さをするので嫌われ者のカラスですが、その方の畑だけは決して荒らさないとのことですよ。
 その夫婦から以前、巣から落ちて怪我をした子ガラスの面倒を見たという話を聞いたことがあります。怪我が完治して野に帰ったあとも、すぐ近くによく居るし近所に買い物に行くと一緒にお出かけしてたとか。
 たぶんその夫婦の存在は、地元カラス達の間で有名なんでしょうね。


 「義理人情」なんて概念は一部の非情な人間なんかより、今じゃカラスの方が持ってるのかもしれません…。

 
 さて我が家ですが、最近はカラスの好みそうなものを餌台に置いてます。
 基本的に「お互いが勝手に生きてる」山暮らしだし、食性の違う動物相手の餌付けは好まないのですが(というかお互いのために必要以上の接点を持ちたくない)、カラスは人間と共通の食性があります。
 なので私(人間)には食えなくなったけど、堆肥に積むにはもったいないものを選んで置いとくようにしてます。

 別に私はカラスと友達になったり味方につける気もありません。
 ただ、敵に回して争わなければいいだけの話なんですよ…。


 …で、それを半月ほど続けた結果、野菜を荒らさなくなりましたね。
 カラスは賢くて器用なんで、防鳥網の隙間からミニトマトを突っついたりしてたのですが、それも最近はしなくなりましたよ。
 ま、私の方も熟しすぎて割れたトマトを餌台に置いたり、網をかけた野菜以外はやられても怒らないことにしてますからねぇ。もちろん「カラスが植えたトマト」はお互い自由に食っていいわけですし (^-^)


 先日野良仕事をしてた時ですが、ふと見ると数メートル近くの地面でカラスが私を見てました。突然のことに驚いたから「うわ〜っ」と声をあげたら、サッと飛んで逃げてゆきましたけどね。
 あと、我が家には(たぶん)3羽が常時来てるのですが、私をあまり警戒しないのは(昔から)その中の1羽みたいです。
 そういや最近カラスが怒ってる声をよく聞きます。最初は私か他の生き物を威嚇してるのかと思いましたが、どうもカラスがカラスに何やら怒ってるみたいです。

 そして今日の夕方は、仕事を終え地べたに座って一服してるとカラスが餌台にやって来ました。
 こちらを警戒しながらですけど、私を見ながらも食べてましたね。
 で、真っ先に手をつけたのは、先日の来客が食べ残した「おせんべい」でした。
 …やっぱ奴等は人間の食い物が好みらしいですねぇ (^-^;


 確かに都会でゴミ集積所を集団であさるカラス達には本格的な対策が必要でしょう。
 だけど個人で処理できるかもしれないレベルの小さなイザコザなら、連中と付き合い方を模索する余地があると思うんだけど、いかがでしょうか?






テーマ:楽しく生きる - ジャンル:ライフ

最後の堆肥を食った奴

 去年積んだ堆肥の中から、カブトムシの幼虫が何匹も出てきた話は書きましたね。


 子供の頃に育てたことはありますが、大人になった私は虫を好かないんで飼う気もないわけです。かといって殺す理由もないから、とりあえず大きめの植木鉢に堆肥と一緒に入れておきました。
 で、そのまま物陰に置いて忘れてたのですが、1か月以上たった頃にふと見たらほとんど空になった植木鉢の中でまるまる太った奴がのたうち回ってましたよ(個人的にあまり見たくない、グロい容姿なんで写真にも撮りませんでした)。

 試しにそこらの腐葉土をひとつかみ入れたら、少ししておとなしくなりました。
 …どうやら腹が減って暴れてたみたいです (^_^;
 
 その頃は堆肥も品切れ寸前だったけど、こうなったら仕方ないです。わずかに残った堆肥を植木鉢に入れてしまいました。
 飼う気もないが殺す理由もないですからねぇ…。


 あれから半月ほど過ぎて例の植木鉢を見る機会があったんですが、当時と堆肥の量があまり変わってない感じです。
 中身を確かめる気もないんで成虫になって出て行ったのか、そのまま死んでしまったのかわかりません。

 別にカブトムシがどうなろうと、私の知ったことじゃありませんしね。


テーマ:田舎暮らし日記 - ジャンル:ライフ

クモの巣にかかった鳥

 我が家の吹き抜け部分の窓外に、数日前から大きなクモが巣を張ってます。

 胴体だけで10円玉くらいある奴でして、巣も立派なもんですよ。
 クモの巣は見慣れてるから、屋内の目立つところに張らない限り取り払う気もありません。
 あの位置や高さなら全く邪魔にならないし、我が家に進入する虫を捕まえてくれることで役に立つから放っておけばいいんです。


 ところで朝に居間でコーヒーを飲んでたら、その窓でガツンと音がしました。
 見ると逆さになった小鳥が羽を広げたまま宙に浮いてますよ〜っ!



 驚いて外に出てよく見ると、クモの巣にかかってるんですね。鳥は透明なガラスを認識できないらしく、時々衝突してくる奴がいるんですよ。
 たぶん窓ガラスに激突して跳ね返った時に、クモの巣にかかったんでしょう。



 数分観察してみましたが、だらしなく羽を開き口を開けたままピクリとも動かないので「即死したみたいだなぁ」と思いました。
 ちなみに家主のクモですが、予想外の大物にぶったまげて逃亡した模様で、すでに行方不明でした。

 で、クモの巣や捕獲された虫は見慣れてますが、さすがに鳥は見たくないので片づけることにしましたよ。
 木の棒で巣を絡め、鳥をぶら下げたままそっと降ろすのですが、ベランダの屋根に着地する寸前に突然暴れ出しました。…即死じゃなくて激突のショックで脳しんとうを起こしてたみたいですね (^o^)
 しかし後で考えてみるに、あのまま激突して数メートル下に落下したら本当に死んでたかもしれません。鳥も人間も「何が幸いするかわからない」世の中ですよねぇ…。


 だけど相変わらず口を開けたまま呆然とした顔をしてます。



 こんな至近距離で野鳥を撮影する機会もないんで、こちらはカメラを近づけてシャッターを切ってましたが、あちらは「それどころじゃない!」って感じで逃げる気配もありませんでした。
 私も捕まえたり危害を加える気はないんで「しばらく静養してろや」って感じです。
 そのうち飛んでったから、たぶん大丈夫だったと思います。


 というわけで、何という鳥だったのか気になって少し調べたけどわかりませんでした。
 もともと私は人間も含めて「名前」というもんにあまり興味がなかったりするし、面倒くさそうだから調べるのをやめてしまったわけです。
 名前を知ったところで「その人」を知ったことになりませんからね…。


 でも成鳥でなく雛だった感じで、ツグミの仲間みたいな気もします。
 哺乳類もそうですが、だいたい間抜けなことをして人前に姿をさらす奴は子供なんですよねぇ …(^-^;

 ま、ともかく災難な鳥のおかげで、私の方は楽しい時間を過ごせましたよ (^-^)
 
 

テーマ:楽しく生きる - ジャンル:ライフ

ムクドリに教わった薬草

 我が家はもちろん、全国の山野に自生してる「ウコギ」という低木があります。


 毎年ムクドリがこれの実を好んで食べてまして、ギャーギャーと夫婦(つがい)で騒ぎながら、日に何度もやって来てはついばんでます。…余程の好物なんでしょうね。
 こいつらはクワの実も好きですが、それが終わる頃にウコギの実が熟してきます。



 クワの実は私(人間)も好物ですが、ウコギの実は人から聞いたことがありません。でもムクドリはこれも同じ乗りで食べてるわけです。
 前から気になってたので「鳥が喜んで食ってるんだから人間が食べても死なないだろ〜」と試食してみましたよ。
 食感はクワ同様にトロっとしてて、まずくはないけど甘味はありません。ジャムや果実酒にすればイケるかもしれませんが。…ま、人間が好んで生食するもんではなさそうです。


 でもまぁ、ムクドリがあれほど喜んで食べてるから栄養もあるんだろうと思い、軽く調べてみました。
 そしたらなんとこれが「五加皮」という漢方薬なんだそうですねぇ! 
 強壮強精剤で有名とかで、「血行を良くし、筋肉を伸ばしリウマチなどの痛みを取る」効果もあるそうですよ〜。

 五加皮はウコギの根を利用するのですが葉は煎じて薬草茶となり、似たような効果があるそうです。そういや私も過去に飲んだ経験がありましたねぇ。
 ウコギ茶は苦いけど味に深みがあり、たぶんビール好きの人なら大丈夫だと記憶してます。
 だから実も同様なんじゃないか?という気がしてます。…日本語が通じるならムクドリに聞いてみたいもんですけどね (^-^;


 というわけで、今回はムクドリから薬草を教わった話です。

 ちなみにムクドリのつがいってのは「とにかく騒がしい」連中でして、人間に例えれば「いつも賑やかに会話してる夫婦」って感じですねぇ… (^o^)

 

テーマ:ナチュラルスタイル - ジャンル:ライフ