で、3週間くらい前に書くつもりで忘れていたネタをひとつ。
我が家の家庭菜園ではなぜかタマネギがまともに出来ないことは書きましたが、ニンニクもそうでしたよ。
「植えた時より少しは大きくなったかなぁ」という程度で、銀行の金利みたいに月日を掛けた割に合わない結果でした。
個人的には土壌が酸性に傾いてるのとカルシウム不足が原因か?と考えまして、昨年は有機石灰(貝殻粉)をたっぷり鋤き込んでみました。
そして発芽からしばらくして肥料食いのトウモロコシみたいに地表に堆肥を敷き詰めてみたわけです(昨年から堆肥は鋤き込まず敷くだけにしている)。
その効果があってか株の背丈だけは1mを越えるほど生長した個体もありましたよ。
薹立ちして初めて知ったのですが、いわゆる「ニンニクの芽」として売られてるのは蕾の下の茎だったんですねぇ…。
そして前に読者の方からニラの蕾が食べられることを教わってたので、これも切り取って一緒に食べてみたがなかなかの美味でしたよ (^o^)
ま、植物にとって花を咲かせるのは人間でいえば結婚式みたいな「晴れ舞台」かとも思ったんで、一部は刈り取らずに残してみました。
ちなみに今回は2種類のニンニクを植えてありまして、これは株が大きい方の品種で花の大きさは野球ボールより一回り大きいです。
小さい方はこんな感じで、花を咲かせないかわりに薹の先端や途中に小さなニンニクが出来てますね。
たぶんこれを植えたら種球根になるんじゃないかと思います。
というわけですが、地上部はどーでもいいわけで収穫の目的である地下を掘ってみましたよ。
…うーん、今までと比べたらマシになったが地上部に比べ小さすぎますねぇ。
これは小さい方の品種だったんで、さらに大きな株のを掘ってみたところ、
「こりゃ大きいじゃん!」…うん、これなら試行錯誤して作った甲斐があるってもんですよ~っ。
とにかくよくわかんないけど、とりあえず品種によってはニンニクを栽培するメリットはあるという結果でした。
ニンニクやトウガラシって使う絶対量は少ないけど、我が家の食生活になくてはならない存在であります。
そんな食材を一応自給できそうになった事実はとても嬉しいもんがありますよぉ…。
あとは我が家のネギ類で「連戦連敗」のタマネギを何とかしなきゃですっ。
…私の山暮らしは「思い通りにことが進む」事例なんてわずかしかなく、結果が出ない試行錯誤の連続ですよ。
だけど人様の仕事とかと違い、結果に対して悲観したり文句を言う必用もなく、すべてを受けとめて楽しめるのが気に入ってる生活でありますね。